第三波でワクチンを接種した人の60~70%が死亡するか入院 英委員会が予測

2021/04/29(木) 11:53:01 ID:AUJsXLb986 英国のCOVID-19対策を担う非常時科学諮問委員会(SAGE)の下位委員会の1つ
「Scientific Pandemic Influenza Group on Modelling, Operational(SPI-M-O)」は、パンデミックのモデリング作業を行い、ワクチン接種が入院、感染、死亡に与える影響を調査した。
その結果、第3波の発生は避けられず、患者数の増加規模は、ワクチンの効果、規制緩和のスピード、新たな変異株が与える影響に依存することが示唆されたという。

恐ろしいことに、イギリスでCOVID-19第3波が発生した場合、入院患者数と死亡者数の増加は、ワクチンを2回接種した人が中心になって起こると予想されたそうだ。

「入院者数と死亡者数の増加は、2回のワクチン接種を受けた人に集中しており、それぞれ約60%と70%を占めている。
予防接種を受けていない人に比べて、高い年齢層(未接種により深刻な病気を引き起こすリスクが最も高い)の接種率の高さに起因すると考えられる」

また、同研究では、夏に向けて英国内での規制を緩和していく中で、予想されるさまざまな可能性について考察されたが、
基本的な対策の遵守率が低下し、その結果として感染者が増加することで、今年1月に見られたものに近い規模のピークが発生する可能性があるという。

しかし、このモデルが公開されるやいなや、ファクトチェッカーたちは、この予測を否定し、軽視しようとしたそうだ。
ファクトチェックサイト「Full Fact」のGrace Rahman氏はこう話している。

「モデリングによると、第3波が発生した場合、入院や死亡はほとんどがワクチンを接種した人たちになると考えられています。
これは、それまでに多くの弱者がワクチンを接種しているからであり、ワクチンが彼らに害を与えるからではありません」

いずれにしろ、高齢者などの高リスク群ではワクチンを接種したからといって、安心できるわけではないことは確かだろう。
また、日本でも猛威を振るい始めた二重変異株や、インドで発生した三重変異株に対する有効性も疑問視されていることから、
ワクチンを受けてもコロナを防げない状況が近い将来起こるかもしれない。