子宮頸がんワクチン接種 積極勧奨再開へ 厚生労働省専門家部会

8年前の2013年に積極的な接種の呼びかけを中止していた子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省の専門家部会は呼びかけを再開することを決めました。子宮頸がんワクチンは、2013年4月に定期接種に追加されましたが体の痛みなどを訴える女性が相次ぎ、厚生労働省は2か月後に積極的な接種の呼びかけを中止しました。12日に開かれた厚生労働省の専門家部会は、安全性や有効性を示すデータが国内や海外で集まっているなどとして呼びかけを再開することで一致しました。これを受けて厚生労働省は、近く、積極的な呼びかけの再開を正式に決めたうえで、再開の時期や接種できていない人への対応などについて検討することにしています。