「バイデンはウクライナをプーチンに渡す」米露の“密約”をジェームズ斉藤が暴露! 危機は出来レースだった!?

【連載:某国諜報機関関係者で一切の情報が国家機密扱いのジェームズ斉藤(@JamesSaito33)が斬る! 国際ニュース裏情報】「ウクライナ侵攻」の真実 第1回

【ジェームズ斉藤が明かす「ウクライナ侵攻」の真実】
第1回:本記事
第2回:真の黒幕はバチカンか!? 裏世界の縮図を暴露
第3回:ロシアの目的はウクライナの「隠し核兵器」か!?
第4回:侵攻直前にロシアが流した“謎の映像”の意味

■バイデン凋落の背景

──日本ではあまり報道されていませんが、アメリカではトランプの人気が上がっているって本当ですか?

ジェームズ斉藤(以下、ジェームズ)  本当です。簡単な話、トランプの人気は上がることはあっても下がることはないですから。なにしろ、去年、落ちるところまで落ちてますので(笑)。一方、バイデン政権はバイデンが大統領に就任した時から落ちっぱなしです。バイデン政権になってからのアメリカは異常なインフレ状態になっています。日本同様にガソリンの値段が高騰していて、2020年と比べると3倍ぐらいになっています。私も少し前にアメリカでSUVに乗っていたんですが、満タンで50ドル、日本円だと5800円ぐらいなんですね。

──ん? でも、それって日本よりも安くないですか? 日本も40リットル満タンで6800円ぐらいだったと思います。

ジェームズ  アメリカのガソリン代はもともと日本の半分ですから。それが日本と変わらないということはアメリカ人の感覚だと異常事態です。一般国民が怒るのも当然です。また、本来、バイデンを支えていたエリートの間でもバイデンには幻滅しています。はっきり言ってしまうと老人ボケがひどいんです。

──いまさらですか(苦笑)。認知症疑惑は2020年の選挙の時からあったじゃないですか。

ジェームズ  だから、ここまでひどかったのかってことでしょうね(笑)。去年6月にイギリスでG7があったじゃないですが、それに出席していたことを忘れてしまっているんですよ。

──そんな報道ありましたけど、本当だったんですね。

ジェームズ  本当です。かなり認知症は進んでいますね。あと、決定的だったのはアフガンからの撤退です。私は撤退そのものは悪い判断ではなかったと思っていますが、撤退の仕方が最悪でした。現地のアフガン人の協力者を置き去りにしたじゃないですか。

──あれは確かにひどかったですね。空港から飛び立とうとする米軍の飛行機に何十人もアフガン人が飛びついて、次々と滑走路に落下してましたね。

ジェームズ  あれで何人も死にました。ただし、実際はアメリカ人で置き去りにされた人もいましたし、アメリカ永住権保持者や特別移民ビザ保持者の多くも置き去りにしました。彼らはみんなアメリカ人ですから、それを見殺しにする政権が保つわけないんです。ワシントンのエスタブリッシュメントはバイデン政権はもうダメだと匙を投げています。ただし、バイデンがダメだからと言ってトランプにはいかないので、エスタブリッシュメントたちは選択肢が今ない状況です。

──副大臣のカマラ・ハリスは推さないんですか?

ジェームズ  外交経験がない彼女では、現在の事態を収めることはできません。特に今はウクライナ問題がありますし。結局、ワシントンのエスタブリッシュメントたちは既に金持ちなので自国の経済に関してはもうどうでもよくて、気になるのは外交だけなんです。なのにアフガンの撤退の仕方は最悪だったということです。彼らはトランプを退場させて、まだマシな大統領を誕生させたつもりだったようですが、アフガンで裏切られて、ウクライナでも裏切られています。バイデン政権はもう保ちません。

──では、今年11月の中間選挙で民主党が勝てないという話も本当なんですね。

ジェームズ  はい。間違いなく勝てないでしょう。バイデン政権はウクライナ問題への対応でも失態を繰り広げていますから(取材は2月20日)。実を言いますと、昨年バイデン政権が樹立して以来、常時ウクライナ情勢に忙殺されている状態です。この問題は日本のマスコミが考えている以上に深刻です。なぜならば、バイデンはいまウクライナをロシアに渡そうとしています。