藤井聡太棋聖が防衛に成功し史上最年少での九段昇段決定

将棋の藤井聡太 二冠が、「棋聖戦」の五番勝負で挑戦者の渡辺明 三冠を相手に3連勝し、
自身初となるタイトル防衛を果たすとともに、史上最年少の18歳11か月で「九段」に昇段しました。

藤井聡太 二冠(18)は、去年、八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を立て続けに獲得して史上最年少で「二冠」を達成し、
このうち初めての防衛戦となる「棋聖戦」の五番勝負では、渡辺明 三冠(37)を相手にここまで2連勝しています。

静岡県沼津市で午前9時に始まった第3局は、お互いが1手に1時間を消費する長考をはさみ、
最終盤には両者ともに秒読みで指し続ける熱戦となりましたが、午後7時14分、100手までで後手の藤井二冠が
渡辺三冠を投了に追い込み、3連勝で棋聖のタイトルを防衛しました。

藤井二冠は「18歳11か月」で自身初となるタイトル防衛を果たし、これまでのタイトル防衛の最年少記録、「19歳0か月」をわずかに更新しました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210703/k1001311846…