王位戦第4局

【第62期 #王位戦 第四局2日目】

[▲#豊島将之二冠 vs△#藤井聡太王位 ] 140手まで藤井王位の勝ち。 お疲れ様でした。

[藤井3(七番勝負)1豊島] #将棋#ABEMA#ShogiLive

(防衛まであと1勝とした藤井聡太王位)

【藤井聡太王位インタビュー】
--相中住まいの戦いで▲2二角成(25手目)から先手の積極的な攻めがありました。そのあと△4四角(28手目)と打つ形は想定していたのでしょうか。
「▲2二角成△同銀に▲8八銀と歩を受けずに進められるのが見えていない手順で、△4四角と打つようでは角が負担になる展開が多いと思っていました」

--△3三歩(42手目)と受けたあたりはどう見ていましたか。
「1歩損なので少し苦しい形になったと思っていました」

--封じ手△6二金(58手目)は、ゆっくり指していこうという考えでしょうか。
「常に歩損が残ってしまうので、そのあたりも少し苦しいと思っていました」

--今日の2日目午前中の展開はどのように見ていましたか。
「桂馬が使えて(72手目△3三桂)少し主張が出てきましたが、堅さにかなり差があるので少し自信がないのかなと思っていました」

--昼食休憩明けの△5四銀打(78手目)のあたりはどう考えていましたか。
「△5四銀打に代わる手がないので仕方がないと思ってやっていました」

--▲4八飛(79手目)に対して△7五歩からどんどん歩を突き捨てて△5六歩(92手目)に至るまでの手順が緻密だと言われていましたが、このあたりから手ごたえがありましたか。
「△5六歩と突いたあたりは玉の広さが生きる展開になっているのかなと思っていました」

--終盤の形勢はどのように見ていましたか。
「飛車を取ることができて(98手目△3五同歩)少し指しやすくなったと思ったのですが、そのあと明快な手がなかなかわからなくて、本譜ではあまりうまくいっていないなと思って進めていました」

--本局全体を振り返ってください。
「序盤で△4四角(28手目)と打ったのですが、その角が負担になって苦しい局面が長かったです。△7五歩(80手目)から仕掛けていって、そのあたりから難しくなっていたのかなと思います」

--次局に向けてひとことお願いいたします。
「来週すぐあるので、しっかりいい状態で臨めればと思います」