
福井県議会の最大会派・自民党福井県議会の斉藤 新緑 県議(65)が、県議会委員会でウクライナ避難民について「監視すべきだ」
などと発言した問題で、同会派は1日、仲倉典克会長が斉藤県議を口頭で厳重注意した。今後、発言の一部を議事録から削除する方針を決めた。
斉藤県議は6月28日の委員会で、避難民の受け入れについて「テロ組織が国内に入っているかもしれない。常に監視すべきだ」などと発言していた。
県議会は3月、ロシアによるウクライナ侵略を非難する決議を可決。県内にはこれまでにウクライナから10人が避難しており、別の県議らから
「発言内容には根拠がなく不適切だ」との声が上がっていた。