1200万円超の政治資金が、折田氏が取締役を務める影も形も無い会社に還流する構図

小渕優子がドリル秘書“不動産会社”に政治資金1200万円を還流させている!

法人登記簿に記された住所を元に現地を訪ねてみたところ、冒頭のように単なる倉庫だった。すなわち、1200万円超の政治資金が、折田氏が取締役を務める影も形も無い会社に還流する構図になっているのだ。

 小誌記者は法人登記簿に記された住所を手に、目的の場所に向かった。

 榛名山(はるなさん)の麓、群馬県のJR高崎駅から北西に車で15分。そこには、不動産会社が事務所を構えているはずだった。

 ところが、該当の番地に存在していたのは、ただの倉庫。受付もなければ、郵便受けもない。一体、どうなっているのか。

 近隣住民に尋ねたところ、

「10年ぐらい前はその不動産屋さんはあったけど、その後はずっと倉庫だよ」

 この10年の間で、影も形も無くなっているという。記者が訪ねようとしたのは、高崎市に本店を置いているはずの「市川不動産」。同社の取締役に名を連ねるのが、折田謙一郎氏だ。女性閣僚の辞任に繋がったあの事件で、有罪判決を受けた“ドリル秘書”である。

 実は、この奇怪な折田氏の不動産会社に……。