武田邦彦氏&百田尚樹氏が参政党〝分断工作〟を否定「作戦とかない」

中部大学客員教授の武田邦彦氏が28日、ユーチューブ番組「ニュースあさ8時!」に生出演し、作家の百田尚樹氏と参政党内紛騒動に言及した。

【写真】退任した参政党の「アカレンジャー」  この日、武田氏はあさ8に初出演。MCの有本香氏と百田氏は冒頭、武田氏とこの数年、連絡が取れなかったことで、嫌われたんじゃないかと疑っていたという。  

武田氏は参政党の立ち上げに奔走し、昨年の参院選では国政政党に押し上げた立役者の一人とあって、百田氏は「ものすごいスケジュールで動いていた。某政党の…」と言いかけたところで、有本氏から「余計なことは言わない」とクギを刺された。  

この日は同時接続者数で7万人を超える反響ぶりに百田氏は「人気が凄い。1年前に終わった『虎ノ門ニュース』も武田先生の曜日が一番良かった。降板されてからずっと数字が下がった。朝8のレギュラーに決定しました」と今後も出演を依頼し、武田氏も快諾した。

   武田氏は参政党の神谷宗幣代表から離党勧告を突き付けられ、ゴレンジャーといわれた党の顔が次々と離れる事態になっている。参政党の話題を避けていた百田氏だが、最後に神谷氏がユーチューブで武田氏らに党の分断工作を仕掛けられたとの趣旨の主張に反論した。

「あんまり参政党の悪口を言いたくないけど、神谷さんはまるで6月か7月くらいから私と武田先生が裏で工作をしていたかのようなほのめかしをしていたが、全くありません。(音信不通が続き)武田先生と電話で話したのは10月に初めて電話で、『久々ですね』と。全く事前に怪しげな、連絡さえとっていませんから」と濡れ衣だと主張。武田氏も「僕はそういうことをやらない人間ですから。作戦とかない」と潔白だとした。

東スポWEB