梅毒患者が増えている。
梅毒が増えている、というんだが。原因が風俗だとかパパ活だとか、色んな意見もあるようだが、「コロナワクチンが免疫力を弱めるので、それが原因だ」という陰謀論もあって、知らんわw ところで梅毒が怖いのは、放置すると脳に回って脳梅毒になったり、オンナの場合は子供に感染って先天性の梅毒になったりする。兄が小説家で長生きして、弟が役者で早死に、というのあがったけど、弟の方はそれで、だから身体が弱かったんだ、という話を聞いた事がある。まぁ、都市伝説ですw

 梅毒の感染者数は今年10月下旬に1万人を突破し、過去最大となっている。爆発的感染の要因として、まっさきにやり玉にあげられるのは性風俗産業の従事者だ。だが『売る男、買う女』(新潮社)などの著書があり、自身も夜の世界の仕事で働いた経験のあるノンフィクション作家の酒井あゆみ氏の取材からは、また別の要因も見えてくる。
 梅毒患者の増加が注目されている。NHKが先日配信したウェブの特集記事では、性風俗店で増加するNS(ノースキン、「避妊具無し」の意)が一因だと取り上げられていた。コロナで経営が苦しくなった店側が過剰なサービスを女性に強いているという主旨で、表現をふくめ、”公共放送”にしてはなかなか踏み込んだなという印象を受けた(NHK首都圏ナビWEBレポート「梅毒の感染者急増 なぜ? 症状は? 女性は特に注意 妊娠に影響も」11月4日掲載)。それだけ世の関心が高いということなのだろう。

もちろん性風俗店が原因のひとつではあるんだが、風俗店が性病を出すと客がクレーム入れるので、それだけに気を使って検査もしている。それより怖いのは、モグリの娼婦だ。彼女たちはその日暮らしで、保険証すら持ってないので、性病に罹っても放置。これだけ大量に素人のモグリ娼婦が蔓延っては、手がつけられない。そもそも個人で立ちん坊やアプリで客を探している娼婦なんか取り締まりようがないw 個人売春は犯罪ですらないのだ。