どうやらもうすぐロシアで中央銀行デジタル通貨が導入される可能性が非常に高くなっています。

どうやらもうすぐロシアで中央銀行デジタル通貨が導入される可能性が非常に高くなっています。
ロシアに対する経済制裁を回避するという口実があるようですが、実際はWEFのアジェンダの一環であり、全国民の資金や資金の流れを完全に管理、監視し、政府の政策に反対するような国民に対してはデジタル通貨が全く使えなくなるようなシステムができます。
西側諸国でも中央銀行デジタル通貨の導入のための準備をしていますがどうやらロシアは西側よりも先にデジタル通貨を導入するのかもしれません。中国では既に社会信用評価システム下で全人民が監視されていますが、ロシアもそうなるのでしょう。西側諸国もロシアに引き続きデジタル通貨と社会信用評価システムを導入するようになるのでしょうか。WEFと密接な関係がある極左の独裁者のリーダーがいるカナダとニュージーランドではWEFが望む独裁体制を特に加速させているようですが、それが成功する前に、独裁体制に慣れていない国民の反発で2人のリーダーは政界を去るのではないでしょうか。
ロシアや中国を含む昔から独裁体制を敷いてきた共産主義(ファシズム)全体主義国ではWEFのアジェンダは進めやすいと思いますが、欧米諸国の国民や良識ある政治家がだんだん目覚め、彼らに反発するようになると個人的には感じています。人々はデジタル通貨やコオロギ食やLGBT法案や再エネやEVや他の共産主義の政策にずっと我慢して従い続けるとは思えません。

“But the digital ruble is different” – Edward Slavsquat (substack.com)
(概要)
3月29日付け

「いや、しかしデジタル・ルーブルは違うよ!」
「君のお母さんはCBDC中央銀行デジタル通貨を避けるようにと君に言わなかったのか?」

ロシアの中央銀行はステーブルコインのテストを許可し、警戒しています...

By Edward Slavsquat

追跡可能なものを好きな人がいます。

デジタル・ルーブルはあなたがずっと待ち望んでいたCBDCですか。
そうならいいですね、なぜならそれがもうすぐロシアに本格導入されますから。

全てが計画通りに進めば、ロシア中央銀行のデジタル・ルーブルの法的枠組みがこれから4週間以内に承認されます。

ロシアの13の銀行が関与する実験計画が完了後に追跡可能でありプログラム可能であり非常に中央集権化されたデジタル通貨が野に放たれることになります。

「(西側の)CBDCはろくでもないものだが、ロシアが発行するCBDCは良いものだ。」とロシアの国営メディアは素早く報じました。ロシア通信社のRIAノーボスチは3月27日に、国家通貨の第三形態であるデジタル通貨の長所をほめそやす記事を掲載しました。
 

では、デジタル・ルーブルについて要約しましょう。

 ・これは分散型の暗号通貨ですか。これはロシア中央銀行が独占的に発行しコントロールする通貨です。 

・これは便利な支払いツールですか。これは非常に安全で安心な通貨ですか。ロシア中央銀行は、国民の資金を守り規制機関は疑わしい取引を直ちにブロックします。

・透明性がありますか。デジタル・ウォレット(電子マネーなどを所有、管理、使用するための財布の役割をするもの。スマホ、パソコン上のアプリで電子取引の決済に利用)は、操作の履歴だけでなく全てのルーブルの流れを追跡します。

・これはプログラム可能ですか。スマート・コンタクトを使うと特定の条件下でウォレットから別のウォレットへデジタル通貨を送金することができます。

・これは非常に便利であり、インターネットを使う必要がありません。

・これは全ての商品やサービスの支払いに利用できます。 

・これは相互貿易を簡素化します。

ロシアのデジタル通貨は便利だと言いましたね。

非常に説得力があります。

純粋に科学的な目的で、ロシア政府に買収されていない人々がこのようなフレンドリーなデジタル通貨について何を言っているのかを見てみましょう。

Katyusha.org (親プーチン、親SMO, 愛国保守のオルターナティブ・メディア)が3月22日にこのように報じました:

・・・デジタル・ルーブルは、世界銀行やWEF世界経済フォーラムの世界的プロジェクトであるCBDC中央銀行デジタル通貨として導入されます。ロシア中央銀行が現金をデジタル・ルーブルに置き換えるのかという質問に対しては、財務省及びロシア銀行の幹部らは、現金のルーブルは全てデジタル・ルーブルに置き換えられると答えました。

「デジタル・ルーブルは最終的には現金に取って代わることになるが、長い移行期間を経た後になるだろう。」とロシア中央銀行のセルゲイ・シュベツォフ第一副会長がサンクトペテルブルグで開催された国際経済フォーラムにて述べました。


商業銀行のマネージメントに長年携わった金融アナリストのアレクサンダー・レザバ氏は、「デジタル・ルーブルが我々全員にとって危険な通貨である理由は、既存の現金や非現金システムとは異なり、デジタル・ルーブルはプログラム可能であり、中央銀行は我々一人ひとりの全ての財務情報を把握することがでるようになるからだ。」と警告しました。

(ロシア政府に買収されていない)専門家らは、デジタル・ルーブルの導入によって国家が国民を完全に管理・支配できるようになってしまうと考えています。
各ルーブルは独自のコードを持るようになります。これは紙幣に印刷された数字のアナログと同じです。各ルーブルに印がつけられているなら、全てのロシア国民の金融取引が100%追跡されてしまいます。
当局は国民がどこでお金を受け取り、誰に送金し、誰に支払い、何を買ったかを全て把握します。 

全体的に人々の生活がデジタルで監視されるようになるとエコノミストが言っています。そしてプライベートな生活という概念が消滅します。また、政府は簡単に国民を罰したり、行動を制限したり禁止することができるようになります。政府にとって好ましくない国民は簡単にデジタル・ウォレットから切り離されてしまいます。その結果、政府にとって好ましくない国民は食物を買うことも家賃を払うこともできなくなってしまいます。
 

エコノミストによると、デジタル・ルーブルが一般的に利用されるようになると、国民は1ペニーも隠すことができなくなります。例えば、現在、貧しい家族は自分達の所得の全てを申告せずに国から給付金を受け取り非課税の賃貸アパートで暮らしていくことが可能な状態です。
ロシアの非公式経済の市場占有率は30%以上であり、約2000万人が現金で給料を受け取っています。


また専門家は、「デジタル・ルーブルの出現により、ロシア国民用のデジタル強制収容所が開設される。実際、これは当局がパンデミック時に導入しようとしたQRコードと同じである。そして当局はパンデミック時に導入しようとしていたQRコードを今回は導入するだろう。」と警告しています。

別の地元メディアが3月24日にこのように報じていました。

・・・・世界の金融エリートは、デジタル通貨を流通させようとしている。有名なロシアのエコノミストのバレンティン・カタソノフ氏は、ロシアのメディア(DEITA.RU)に対し、「黄金の十億の最良のものが通常の不換紙幣に取って代わるまさに世紀の悪徳商法である。」と語りました。
また、専門家が指摘した通り、この悪徳商法の最も重要な点は、国民が自由に(政府に知られずに)お金を使うことができなくなるということ。なぜならデジタル通貨の出現により、全ての人々の金融取引が新しいシステムのオペレーターに完全に管理されるからである。

情報源:Deita.ru

ロシア大統領令により創設された「家族の価値観ウォッチドッグ」がデジタル・ルーブルに関してこのように伝えています。

・中央銀行デジタル通貨は、IMFとG7のグローバリスト・プロジェクト。

・デジタル・ルーブルを導入することで制裁を回避したいという希望は幻想。

・外的要素の基盤であるため、デジタル・ルーブルのインフラ全体が国外のスパイやハッカーの攻撃に脆弱。
・デジタル・ルーブルの導入によりロシア中央銀行は支払いとユーザーに関する機密データを史上最大規模で蓄積することが可能。このデータを使えば、国民の私的な取引を偵察し、個人や組織に関する機密情報を盗み取り、彼らを支配することが可能。

・このデータがリークするリスクはある。ボタンを押すだけで、気に入らない国民からデジタル通貨をブロックすることが可能。

・時間の経過とともに、デジタル・ルーブルは完全に現金に取って代わるようになる。そして、国民の自由と権利が奪われることになる。デジタル強制収容所にはデジタル通貨が必要。なぜなら国民を簡単に追跡できて気に入らない国民からいつでもデジタル通貨をブロックすることができるからだ。国民の支配を強化するためにデジタル・ルーブルを人間の生体認証機能と繋げることも可能。

ロシアの専門家のトーマス・ルーパー(?)氏は、ロシアのデジタル・ルーブルはCBDCとは異なり、現金に取って代わることはできないと主張しています。
「デジタル・ルーブルは違います。これは非常にフレンドリーで良性な通貨であり、ロシアに対する経済制裁を回避させロシアを守ります。」と言っています。

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追加記事:
Russia’s Great Reset: Facing reality – Edward Slavsquat (substack.com)
(一部)
2022年8月29日付け

ロシアのグレートリセット:現実に直面しています。

最近、ある読者が、反シュピーゲル(シュピーゲルとは、左よりの政治批判雑誌?)の専門家であるトーマス・ルーパー(?)氏が掲載した興味深い記事が私の目に留まりした。記事の中でルーパー氏は、グレート・リセットのペテンに関して、「権威ある意見を発しているエルンスト・ヴォルフ氏が、Covidが引き起こしたニューノーマルの積極的な参加者としてロシアをリストするのは間違っている。」と主張していると伝えています。

中略

ルーパー氏はヴォルフ氏が指摘している以下の情報に異論を唱えています。
プーチンと世界経済フォーラムの関係について、ヴォルフ氏は、プーチンも西側の世界的構造の一部であり、WEFのヤング・グローバル・リーダー・プログラムを終了したと言っています。そして2019年のビデオでは、トニー・ブレア・アンゲラ・メルケルとプーチンはヤング・グローバル・リーダー・クラブの同窓生であると伝えています。しかしプーチンは当時年齢的にもこのプログラムに参加することはできなかったはずです。
しかしたとえプーチンがヤング・グローバル・リーダーの一員でないとしても、プーチンとクラウス・シュワブの関係はヤング・グローバル・リーダー・プログラムが開始される前から続いています。
2021年1月29日のダボス・アジェンダのオンライン・フォーラムでは、プーチン大統領は、WEFのシュワブ会長との何十年にもわたるつき合いについて思い出しながら親しみをこめて語っていました。