「財源」確保のための予算の歳出見直しについて一つの問題提起

「財源」確保のための予算の歳出見直しについて一つの問題提起 あまり目立たない予算項目に国債費というものがあります。 元本の償還費と利払費で構成されています。 この利払費、財務省は、内閣府の出す想定金利より、必ず、0.8%〜0.9%上乗せして予算計上しています。 例えば、2025年度における内閣府の想定する名目長期金利1.2%であるのに対し、財務省の想定金利は2.1%。 額にして年間8兆円〜9兆円分、利払費は上乗せ計上されています。 運用部ショックのような金利の急騰に備えるものですが、毎年、使い残しています。 その分、国債の発行も取りやめるのですが、手取りが増えて実質賃金が安定的にプラスになるまでは、「利払費の追加上乗せ分」の計上を取りやめ、その分を103万円→178万円への引上げ「財源」として活用すればいかがでしょうか。 結局、減収分に赤字国債をあてるだけでPBが悪化するとの反論が来そうですが、国債発行額は変わりません。 政府・与党でも御検討ください。何を優先するかです。国民民主党はPB黒字化よりも、国民の手取りが増えることを優先します。