N党の討伐隊、2日連続の不発

 参政党は2日、4月の統一地方選に立候補する候補者たちと神谷宗幣議員による講演会を大田区民プラザで行ったが、ここにNHK党の黒川敦彦をはじめ、菊竹進、丸吉孝文、片岡将志らが「討伐隊」などと称し、神谷宗幣議員に質問をする動画撮影を試みて、党からもらえる1万円の懸賞金を狙った。
 前日の「北とぴあ」と異なり、今回は黒川敦彦が参加したため、会場の「大田区民プラザ」の建物内に侵入。出てきた神谷宗幣議員に質問しようとして走り回ったが、待機していた私服警官や参政党のスタッフらに阻まれ、ただ暴れただけで質問できずに終わった。その後、神谷宗幣議員が乗る車を直撃するため、駐車場の出口で待機。黒川敦彦が参政党のスタッフに「こんなことをしていて人生が惨めではないのか」「田舎のご両親が見たらどう思うのか」などと問い詰める場面もあった。しかし、その黒川敦彦がうるさかったため、コワモテの近隣住民から怒られると、黒川敦彦は「すみません!」などと何度も謝りながらペコペコと頭を下げていた。これには参政党のスタッフも苦笑い。結局、神谷宗幣議員にも巻かれてしまい、質問することができず、最後は集まったN国信者たちで近所のデニーズに向かっていた。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党に詳しい選挙ウォッチャーちだいは、「こんなことをしていて人生が惨めなのは、参政党ではなくNHK党だ」とコメント。「前日と違って、フォーメーションを組んだものの、結局、能力が低すぎて巻かれてしまうので、NHK党はどこまでもアホでマヌケな迷惑集団だ」と評した。