金貸しと王族との戦い

サウジアラビアの米国離れというんだが、アメリカは「同盟国ガー、同盟国ガー」と盛んに言うが、どこの誰が同盟国なのか、イチの子分の日本ですら、戦争参加はもちろん、ロシア制裁にすら及び腰だと言うのにw 中東ではこの戦争の前からアメリカの存在感が日々薄れていって、ロシアや中国が着々と存在感を高めているというのにw

主要産油国のサウジアラビアに対し、米英両国は原油を増産し、ロシアを孤立させる取り組みに加わるよう働き掛けを強めている。しかし、サウジにはこうした要請になびく様子がほとんど見られない。それどころか、対中原油輸出をドル建てから人民元建てに移行させる可能性を再びちらつかせている。
実権を握るサウジのムハンマド皇太子は、2018年のサウジ人ジャーナリスト殺害事件、国内の人権問題、イエメンの親イラン勢力との武力紛争を巡って欧米からの強い批判にさらされている。バイデン米大統領はこれまでムハンマド皇太子との直接的な交渉を拒否している。
米国とサウジの関係が冷え込む中で、ムハンマド皇太子が進めているのはロシアや中国との関係強化だ。ただ、それでもサウジは安全保障の面では依然として米国と緊密な関係にある。

すべては。何百年も続く、「金貸しと王族の戦い」という話があって、ユダ菌と地域の土着勢力の諍いの中にあるわけです。イギリス・アメリカは、ユダ金に乗っかりゃ世界の覇権を握れると思って、まぁ、今まではそれでうまく行っていたんだが、21世紀に入って、その構図が崩れてきた。既にサウジアラビアはポスト・アメリカ覇権の世界を見ている。