自民安倍派の裏金事件をめぐる同党の処分で“格差”がつきました

民安倍派の裏金事件をめぐる同党の処分で“格差”がつきましたが、政倫審にも出席せず逃げ回っていた萩生田前政調会長は総スカンをくらっています。ベテランから中堅若手まで「フザケルナ」の大合唱なのはそれはもうごもっとも。 https://nikkan-gendai.com/articles/view/news/338675?utm_source=x&utm_medium=sns…

先週決定した派閥パーティー裏金事件をめぐる自民党の処分。7人の幹部間に“格差”がついた安倍派内で、萩生田前政調会長が総スカンだという。

 処分は、キックバックの復活謀議に参加していた塩谷元文科相と世耕前参院幹事長が「離党勧告」、下村元文科相と西村前経産相は「党員資格停止1年」。直近の事務総長だった高木前国対委員長が「党員資格停止6カ月」となった。

 離党すればもちろんのこと、党員資格停止中に選挙があれば無所属での出馬を余儀なくされ、党からの資金も受け取れない。

 一方、集団指導体制で「5人衆」の一角を占めた、松野前官房長官と萩生田氏は「党役職停止1年」。すでに2人とも昨年12月に官房長官と政調会長の職を辞任し無役となっているので、実害ゼロだ。

そんな中で、安倍派内の怒りが萩生田氏に集中するのは、「裏金が党内3位の2728万円という高額」「政治倫理審査会にも出席せず逃げ回っていた」という理由に加え、ズルい立ち回りにあるという