https://sankei.com/article/20240803-MEKSA7XA4ZMV3P4HYBF2PWV72I/…
「懸ける思いは段違いだった。やることは誰よりもやってきたという自信があった。こういう結果になって日本に帰れない気持ちでいっぱいだ」
ダルなしに涙 一問一答
柔道男子100キロ超級でメダルなしに終わった斉藤立は涙を流し、悔しさを語った。
ーー今の心境は
「本当に情けない気持ちでいっぱいだ」
ーー3位決定戦は気持ちを切り替えられたか
「鈴木監督から『メダルを取ることに意味があるんだ』と言われ、頑張る気持ちが出てきたが、情けない結果だった」
ーー準決勝の敗因は
「もっと自分の間合いに引き込んだ方が良かったのかな。冷静になれていなくて、正直まだ分からない」
ーー初の五輪を終えて
「懸ける思いは段違いだった。やることは誰よりもやってきたという自信があった。こういう結果になって日本に帰れない気持ちでいっぱいだ」
ーー父への思いは
「お父さんと約束したのが五輪優勝だった。本当に勝ちたかった。4年後のロサンゼルス五輪で何が何でもやり返さないといけない」
ーー今回の結果で父は何と言うと思うか
「自分が本気で柔道を始めたのは、お父さんが亡くなったのがきっかけ。本気で柔道を熱く語ったことがないので、本当に分からない」(共同)