アトキンソン氏「日本の賃金が上がらないのは労働者が従順すぎ」

長年日本経済を分析してきた、実業家で元ゴールドマンサックスのアナリスト、デービッド・アトキンソン氏は…

実業家 デービッド・アトキンソン氏:
1つは、国がそのリーダーシップを発揮してない。口は出すけどお金を出さないということで、これでは誰も乗ってこないですよね

特に、政府が”新たな価値を生み出す産業”を主導してこなかったことが問題だというアトキンソン氏。
そしてもうひとつの問題は…

実業家 デービッド・アトキンソン氏:
最低賃金のところになりますけども、要するに日本人みたいによく教育されている・真面目に仕事をする、
そういう国民なんですけど。最低賃金があんまりにも安すぎることによって、経営者としては、倫理感が強くて真面目に真面目に働く人たちを、
あまりにも安い賃金で雇うことができる。そういうことをベースにしてですね、
もう努力する必要がない・経営者としてそこに乗っかってるだけで工夫する必要はありません。ですから、動き出すインセンティブがないんです

そう、日本人があまりに従順すぎて、どんなに給料が安かろうが文句ひとつ言わないため、経営者はなんの努力もしなくなるという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d90537072ea37ead4e2b…