
半導体や造船など80兆円の対米投資、米側が合意概要を公表…コメは輸入枠内で75%増

半導体や造船など80兆円の対米投資、米側が合意概要を公表…コメは輸入枠内で75%増
80兆円の対米融資について、当初は累計のストックだと思ったが、トランプの差配で自由に投資先を選んで振り分けられるフローだという。日本は金を出すだけで、何に使うかは全てアメリカが決定し、さらに利益の9割をアメリカが持っていくという。こんな惨めな投資をどう支援するのか筒井会長?
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80兆円アメリカに融資して、 日本がもらえるの10%だけ。 こんな交渉して良かったって言って、経団連に媚びまくる自公政権を続けさせる必要ある? ホンマに売国グローバル政党に投票したらアカンって。 ホンマに日本滅ぶわ。

【ワシントン=田中宏幸】米国のトランプ政権は23日、日米関税交渉の合意内容の概要を公表した。半導体やエネルギーインフラ、医薬品、造船など戦略分野への5500億ドル(約80兆円)の対米投資に加え、日本が米国産コメの輸入を75%増やすことや、防衛装備品を毎年数十億ドル分追加購入することなどを明記した。米ホワイトハウスで演説するトランプ米大統領(22日)=ロイター
米ホワイトハウスは公表した文書で「協定は、日米同盟がインド太平洋地域の平和の礎であるだけでなく、世界的な成長とイノベーション(技術革新)の原動力でもあることを強く示すものだ」と強調した。一方、ベッセント米財務長官は23日、米FOXニュースのインタビューで日米関税合意について、トランプ米大統領が日本の履行に不満があれば、相互関税と輸入自動車への追加関税はいずれも25%に逆戻りすると述べた。
合意内容の概要によると、5500億ドルの対米投資では、トランプ米大統領の意向に沿って半導体や医薬品の製造、重要鉱物の精製、造船など経済安全保障に重要な分野の産業基盤を強化するために資金が充てられるとし、投資利益の90%を米国が得ると明記した。出資や融資の枠組みに関する詳細は明らかにしなかった。
農産物については、日本が「ミニマムアクセス(MA)」と呼ばれる無関税の輸入枠のうち米国への割り当てを大幅に拡大し、輸入量を即時に75%増やすとした。トウモロコシや大豆など80億ドル(約1兆円)相当の米国の農産品も購入する。
製造・航空宇宙分野では、日本が毎年数十億ドル分の米国製防衛装備品を追加購入するほか、米ボーイング社製の航空機100機を購入することを確認した。
米アラスカ州の液化天然ガス(LNG)開発に関する新たな日米協定を検討していることも明らかにした。
日米は22日、関税交渉で合意し、日本に8月1日から適用される「相互関税」の税率は25%から15%へ下がった。輸入自動車への追加関税も25%から12・5%に半減し、乗用車の関税率は基本関税の2・5%と合わせて計15%となる。トランプ政権は自動車関税については、公表した合意内容の概要では触れていない。