自分で署名しておきながら、よく読まなかったから内容は知らないという、苦し紛れの言い分。

衆議院予算委員会で、盛山文部科学相は、2021年の衆議院選挙の際、旧統一教会の友好団体の推薦確認書に署名をしていたとの新たな報道について、「内容をよく読まずサインしたかもしれない」と述べ、否定しなかった。 立憲民主党・西村代表代行: 盛山大臣が旧統一協会の関連団体から選挙の応援を受けていたのではないか。記憶が少しはよみがえってきたでしょうか。 盛山文科相: 薄々思い出してきたということです。 立憲民主党・西村代表代行: 推薦確認書を締結をしていたのではないか。盛山氏がその場で署名し、その後、推薦状を渡したと。 盛山文科相: 十分に内容をよく読むことなく、サインをしたのかもしれません。軽率にサインをしたということについては、おっしゃる通りかと思います。 立憲民主党・西村代表代行: 政策協定にサインした大臣が解散請求の政府側の責任者だなんて、どこの世界の笑い話ですか。 野党は、盛山文科相の更迭を要求したが、岸田首相は「現在は関係を一切有していない前提で任命している」と述べ、更迭しない考えを改めて示した。 委員会を傍聴した旧統一教会の元二世信者: 盛山大臣のままでは、統一教会と戦っていくことはできないなと思います。 一方、国民民主党は、価格高騰時にガソリン税を軽減する「トリガー条項」について、自民・公明両党との3党協議から離脱することを決定した。 国民民主党・玉木代表: (トリガー協議を)進めることができなくなってしまったことは、極めて残念ですし、われわれ自身も悔しい思いです。 国民民主党は、与党との協議を打ち切る理由について、6日の予算委員会で玉木代表が岸田首相に対し、5月からのトリガー条項実施を求めたが、岸田首相の対応に「全く誠意がなく、協議を続ける価値がない」と説明した。