石丸伸二さんのように

石丸伸二さんのように、相手をわざと不快にしたり、怒らせたり、戸惑わせることで状況を有利にコントロールするタイプの人を臨床心理学ではmanipulator( 操り屋)と言います。日本人はこういう感情が荒れる議論に全く経験値がないので、マスコミの皆さんもイチコロでしたね。

よく見てください。石丸伸二さんは相手を怒らせたり挑発したりするだけでなく、けっこうクスリと笑わせたり、自分でも笑ったりします。ジョークもいいます。相手はそれに振り回される。このへんの感情操作がマニピュレーターの真骨頂です。

橋下徹氏がそうです。 彼が府知事選に勝って初めてNHK関西ローカルに出た時、アナウンサー(彼の北野高の同級生)が彼の番組遅刻を話題にした時に激怒したり、市長時代の記者会見で『君が代口パクチェック』について質問したMBSの斉加記者を面罵したりしました。斉加記者は“教育と愛国”を撮った人です。