日経平均急落 3万1000円台割れ 下げ幅一時2800円超

週明け7日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が急落して始まった。前週末終値からの下げ幅は一時2800円を超え、節目の3万1000円台を割り込んだ。

 トランプ米政権の大幅な関税引き上げに対し、中国が報復を表明するなど貿易戦争の懸念が拡大。4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均の下げ幅が史上3番目となる2231ドルで終えるなど世界同時株安の様相となった。週明けもこの流れが続くのか、東京市場の動きが注目されていた。【福富智】