兵庫県斎藤知事、県庁舎の耐震補強せず「金がかかる」

兵庫県斎藤知事、県庁舎の耐震補強せず「金がかかる」/一方、全国最大規模の朝鮮学校への補助金は継続し、年約5千万円も支出/ネット「県民には金かけられんのか!」

「耐震補強はしない。一定のコストかかる」 兵庫県庁舎を解体へ

兵庫県の斎藤元彦知事は29日、知事会見を開き、県庁舎で実施していた詳細な耐震診断の結果を公表し、2026年度に県庁舎1、2号館などの解体を始める方針を表明した。職員は2025年度中に近隣の県施設に移り、跡地は緑地化して広場やイベント会場として活用する方針。県は解体準備を進める一方で、テレワークで職員の出勤率を4割にするなど働き方改革に取り組み、新庁舎建設の必要性を見極めるという。会見での主なやりとりは次の通り。

耐震補強はしない。一定のコストがかかる。結果的に解体することになるので、コストをかけて耐震補強するのではなく、棚や什器を固定する措置をすることで対応したい