所ノ関親方「千秋楽なので申し訳ない」 : 読売新聞オンライン
福岡国際センターで開催中の大相撲九州場所で、千秋楽の23日、3敗で優勝争いの首位に並んでいた横綱大の里が日本相撲協会に休場を届け出た。
◇3敗で優勝争いの首位に並びつつ、休場を届け出た横綱大の里。22日の取り組み後には、顔をしかめていた(22日)=東直哉撮影
3敗で首位に並んでいた大の里が千秋楽を休場。「左 肩鎖 関節脱臼で1か月間の安静加療が必要」との診断書を日本相撲協会に提出した。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)によると、13日目の安青錦戦で痛めたという。大の里の休場は初土俵以来初めて。
[PR]琴桜に寄りきりで破れ、土俵下で首をかしげる大の里(22日、福岡国際センターで)
師匠は「朝に稽古場で体を動かしてみたが、本人とも話して、無理はさせず休ませることにした。千秋楽の休場なので申し訳ない」と説明し、今月末から始まる冬巡業は「休場の方向です」と語った。大の里は琴桜に敗れた14日目の取組後、左肩を気にするしぐさを見せていた。
大の里は今年、横綱昇進を果たし、優勝3度。秋場所で確定していた年間最多勝は71勝での獲得となった。






