今夏の甲子園開会式は夕方から 開幕試合はナイターに 暑さ対策で

 日本高校野球連盟と朝日新聞社は7日、今夏の第107回全国高校野球選手権大会について、暑さ対策のために大会期間を1日増やして18日間とする日程を発表した。開会式は夕方に行い、その後の開幕試合は午後5時半開始のナイター開催とする。昨年に導入した開始時間を午前と夕方に分けて開催する2部制は、4試合日の一部日程で取り入れる。

大阪市内で行われた大会の第1回運営委員会で決まった。開幕日は8月5日で、例年、午前中に実施していた開会式の開始時間を比較的涼しい午後4時に遅らせる。開会式後の午後5時半から1試合のみを行う。

気温が上がりやすい昼間の時間帯を避けるため、昨年は3試合日で実施していた2部制は、大会第2、3、5、6日の4試合日でも初めて導入する。開始時間は午前の部が午前8時と10時半で、中断を挟んで、午後4時15分、6時45分で夕方の部を行う。第4日は午前の部の2試合のみを実施する。午前の部で午後1時45分までに試合が終了しなかった場合は、継続試合とする。

 例年は午前9時(昨夏は午前8時半)からの開会式の後に3試合を実施してきたが、第2試合以降の出場校の待ち時間が長くなるなど課題となっていた。

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 大会は8月5日から18日間(休養日3日間を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる。組み合わせ抽選会は8月3日に大阪市内である。【長宗拓弥】