マイナンバーをめぐる相次ぐトラブルを受け、政府の個人情報保護委員会が、デジタル庁に近く立ち入り検査を実施する方針であることがわかった。

マイナンバーをめぐる相次ぐトラブルを受け、政府の個人情報保護委員会が、デジタル庁に近く立ち入り検査を実施する方針であることがわかった。

マイナンバーをめぐっては、給付金を受け取るための公金受取口座に別の人の口座がひも付けられるなど、トラブルが相次いでいる。

これを受け、政府の第三者機関である個人情報保護委員会は、デジタル庁のリスク管理や対策が不十分だったと見て、状況を把握するための立ち入り検査を行う方針。

検査は早ければ月内に実施し、内容次第では行政指導を行うことも視野に対応を進めている。

一方、河野デジタル相は、7日午前10時過ぎ、会見で「個人情報保護委員会から対応状況の公表がありました。立ち入り検査を検討していると記載されていると承知をしております」、「デジタル庁としては、個人情報保護委員会の求めに応じて適切に対応してまいります」と述べた。
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