
まとめによると、「伏見稲荷エリア」では外国人客が前年同期比46%増となった一方、日本人客は23%減少。「北野天満宮エリア」も外国人客が42%増に対し、日本人客は42%減だった。ほかに「錦市場エリア」などで外国人客が大幅な増加傾向だったのに対し、日本人客は減少傾向となった。
一方、市は周辺観光地で進めた「分散観光」の現状も検証。日本人客のデータしか得られていないが、市北西部の「京北エリア」では前年同期比59%増えた。「伏見」「山科」「西京」の各周辺エリアでも2割以上の増加となり、日本人客の増加が目立つ結果となった。
市観光MICE推進室の担当者は「あくまでも位置情報で、詳細な統計ではない」としながらも、観光客の傾向として「日本人客が中心部で減り、周辺で増えていることは認められる」と説明。日本人客のリピーターが定番のスポットではなく、周辺の「隠れスポット」を訪れるようになった可能性を指摘し、今後も分散化の取り組みを進めるとした。
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