【愛知のトクリュウ 将来考え解散届】

速報】「大阪府警に逮捕されたことでメンバーの将来を考え、解散することにした」愛知のトクリュウグループ「ブラックアウト」が解散届提出 大阪のトクリュウグループとの抗争でこれまでに11人逮捕

大阪のトクリュウグループと抗争になり、これまでに11人の逮捕者を出していた愛知のトクリュウグループ「ブラックアウト」が、解散届を提出していたことが分かりました。

愛知県内を中心に活動していた匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる“トクリュウ”の「ブラックアウト」は、去年9月に結成され、末端メンバーを含めると構成員は100人規模だったとみられています。 しかし、グループの首魁でフィリピン国籍のタキワキ・マサキ・ラサイ容疑者(21)ら男4人が、今年4月に東大阪市のマンションに特殊警棒のような物を準備して集まり、侵入したとして逮捕されていました。 4人が侵入したとされるマンションの一室には、大阪府内を中心に活動する別のトクリュウグループの関係者がいて、両グループは何らかの金銭トラブルをきっかけに抗争になっていたとみられています。「ブラックアウト」側はこれまでに11人のメンバーが逮捕されていました。

大阪府警本部

こうした状況の中、首魁のタキワキ容疑者は、今月10日付けで大阪府警と愛知県警に解散届を提出したということです。 解散届は公的なものではありませんが、「これまでさまざまな違法行為を繰り返してきた。今回、大阪府警本部捜査第四課に逮捕されたことで、メンバーの将来を考えると、本日付で解散することとした」などと書かれていたということです。 大阪府警は「今後もブラックアウトの動向を注視していくとともに、徹底して捜査を進めていく」としています。