
公明党、緊急の常任役員会…創価学会内で高市自民総裁への懸念


公明党は7日午前、緊急の常任役員会を国会内で開いた。党や支持母体・創価学会内で保守的な政治姿勢で知られる自民党の高市総裁への懸念が出ているため、連立政権のあり方を含めて対応を協議した。 【図】支持者が高齢化、公明党の苦境
同日午後には高市氏ら自民の新執行部と国会内で会談する予定で、常任役員会での議論を踏まえ、公明としての考えを伝える。両党は今後、連立政権合意に向けた政策のすり合わせを本格化させるが、曲折も予想される。
緊急役員会には斉藤代表のほか、西田幹事長、岡本政調会長、竹谷とし子代表代行らが出席した。
斉藤氏らは4日に、総裁選出のあいさつに訪れた高市氏と面会し、靖国神社参拝や外国人政策の厳格化などを巡り、支持者らが不安を持っていると直接伝えた。公明内には「自公両党の連立は前提ではない。離脱も辞さない」との声もある。
