
毎日新聞2024/12/8 13:54(最終更新 12/8 15:07)

内戦が続くシリアで8日、攻勢を強める反体制派が首都ダマスカスを制圧した。ロイター通信などが伝えた。独裁政治を続けてきたアサド大統領の状況は不明だが、飛行機でダマスカスを離れたとの情報があり、政権が崩壊した可能性が高い。
シリアのジャラリ首相は8日、ビデオ声明を発表し、「シリアが選ぶどのような政府とも協力する用意がある」と述べた。ロイターによると、政府軍の司令官も将校に対してアサド政権の統治は終わったと通知した。
14年間の内戦で血を流したのに、アサドもイランもロシアも我々を見捨てたと怒るシリア政府軍兵士。
14年間の内戦で血を流したのに、アサドもイランもロシアも我々を見捨てたと怒るシリア政府軍兵士。

