算命学とはどんな占い?

算命学(さんめいがく)は、生まれた年・月・日の干支からその人の運命を算出し占う古代中国発祥の占術です。学問としてしっかりとした裏づけのある、理論性の高い占術で、およそ2300年もの歴史があるとされています。

算命学では、私たちの自然界にある、あらゆる生き物や物質を象徴する陰陽五行(木・火・土・金・水)からなる「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の要素を組み合わせた「干支(かんし)」を使って、人の運命を細かく鑑定していく鑑定法です。算命学の命式では、生まれた年・月・日を干支から、「8つの星」が割り出されます。この8つの星が描かれる縮図が、算命学でいうところの命式『人体図』と呼ばれるものになります。算命学で導き出した人体図と、その中に配置された星の配置を読み解くことで、その人の個性や現在、過去から未来の流れまでハッキリと明確になるのです。

算命学の成り立ちは?

算命学の発祥・起源は中国春秋戦国時代とされており、思想家・縦横家の鬼谷子(きこくし)という人物が開祖と言われています。鬼谷子が陰陽五行の思想と運命予測の技術をまとめ、「鬼谷算命学」という形で戦乱の世で軍略にも使われ、王朝内で門外不出の秘技として重宝されていました。そして、時代の流れとともに、歴代の王朝が崩壊していく中で算命学の一部が門外に流出し、後に四柱推命や周易、気学など様々な東洋占いに派生していったといわれています。

ただし「鬼谷子」は中国古代の言葉を操る謀略が記された書物の名称でもあり、その作者が鬼谷であると言われているが、歴史学上は想像上の人物とされている説が多く実在したかどうかは不明とされている。

算命学と四柱推命の違いは何?

算命学と四柱推命の違いは、生まれた時間を考慮するか否かの点にあります。算命学では占う人物の生まれた「年・月・日」の3つの柱における干支(かんし)を使って鑑定しますが、四柱推命では「年・月・日」の他に「生まれた時刻」を加えた4つの柱における干支を考慮して占います。

算命学が時刻を考慮しない理由は、算命学が自然の法則や理論をベースにした鑑定法だからです。「時刻」という要素は人間が作り出した人為的な要素であり、自然の法則ではありません。算命学では、天(宇宙)と地(地球)の関係において、この2つの要素を繋ぐ接点が地球の自転と考えられており、時間の最小単位を地球の自転にかかる「一日」としているのです。そのため算命学は時刻を必要としない占術となります。

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◎算命学の【陰占法】と【陽占法】について

算命学の陰占法とは何?

「陰占」とは、陰陽五行の「陰(いん)」にあたる部分で、その人の隠れた潜在意識や宿命について知ることができます。陰占の基本は、命式で算出された甲・乙・丙…などの「十干(じっかん)」と、子・丑・寅…などの「十二支(じゅうにし)」の要素や、それらの五行のバランスや組み合わせから鑑定をしていきます。

算命学における陰占法の十干とは?

算命学で使用する陰占法の十干は、古代中国から伝わる陰陽五行論における、「陰(マイナス)と陽(プラス)」、そして「木・火・土・金・水」の五行を組み合わせてできた空間を表す10種類の要素です。十干は【甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸】の10種類から成り、五行・陰陽・自然界の要素に分類することができます。

十干五行分類陰陽自然界での分類
甲(きのえ)森林、樹木
乙(きのと)草花、雑草
丙(ひのえ)太陽
丁(ひのと)灯火、灯
戊(つちのえ)山岳
己(つちのと)畑、田
庚(かのえ)鋼鉄、刀
辛(かのと)宝石、貴金属
壬(みずのえ)
癸(みずのと)雨、水滴

十干のぞれぞれの特徴とは?

陰占法の十干は、どの五行に属し、陰陽のどちらのタイプかによって性質や特徴が異なります。十干は、陽の木(甲)、陰の木(乙)、陽の火(丙)、陰の火(丁)、陽の土(戊)、陰の土(己)、陽の金(庚)、陰の金(辛)、陽の水(壬)、陰の水(癸)に分類することができ、五行と陰陽を組み合わせた特徴がそれぞれに現れます。

甲(きのえ)の特徴
・健全な野心を持ち、前向きに上を目指していく
・自立心が大変強い
・根性があり、困難があっても自分の意志を貫く
・着実かつマイペースに頑張る実力派
・マイペースかつスローテンポ。大器晩成
⇒「甲」について詳しく見る

乙(きのと)の特徴
・穏やかで優しく、慈愛に満ちた性質
・直感力に優れ人の気持ちを良く察する
・しなやかさとしたたかさがバランスよく同居している
・困難や窮地にあっても順応する忍耐強さがある
・はかなげな印象とは裏腹に、独占欲や嫉妬心が強い
⇒「乙」について詳しく見る

丙(ひのえ)の特徴
・明るく行動的かつ積極的
・集団の中にいても目立つ存在
・何事も楽しめるパワーを持ち、人生を満喫する
・細かなことは気にしないが、目指す目標があれば執念は強い
・競争心が強くトップを目指す
⇒「丙」について詳しく見る

丁(ひのと)の特徴
・表面は聡明で穏やかだが、内面は情緒的で情念的
・知性派。分析力・観察力が抜群で話にキレがある
・怒りを溜め込みやすく、感情が不安定になりやすい
・やや神経質で疑り深い
・身近な人にはとても親身で温かな愛情を注ぐ
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戊(つちのえ)の特徴
・心にも態度にも落ち着きがあり忍耐強い
・心が揺れにくいため温厚で大らか
・軽率な行動はせず、素朴で実直なため信用されやすい
・優しく情にも厚いため、人の世話を焼くのが好き
・何事も一途で真面目、信念を曲げない。
⇒「戊」について詳しく見る

己(つちのと)の特徴
・穏和で温厚な面を持ち、和合性がある
・マイペースで堅実、慎重に物事を進める
・人間関係では自ら折れて相手の下につくことも厭わない
・あらゆる方面の細部に気がつくため気苦労も多い
・現状に妥協やすく、急な変化や緊急な対応は苦手
⇒「己」について詳しく見る

庚(かのえ)の特徴
・知性的で賢く、物事に対してドライな一面を持つ
・切れ味の鋭い知性を持ち、物事を一刀両断に判断する
・曖昧なことを嫌い、時に衝動的な行動を取ることも
・潔く意志も強いため、何者にも屈しない力がある
・変化を求めるために一つのことを続けることが苦手
⇒「庚」について詳しく見る

辛(かのと)の特徴
・静かつ現実的で、感情に流されることはない
・無意識に防衛本能が発達している
・粘り強さは天下一品で、その道を究める
・感性が豊かで、独特な思考を持つ
・義理堅く、約束は必ず守る
⇒「辛」について詳しく見る

壬(みずのえ)の特徴
・大らかで度量があり、社交的
・包容力があり、来る者を拒まない
・社交的で世話好きなため、人間関係のトラブルは少ない
・自由を求め、束縛されることを嫌う
・闘争本能が強く、一気に事を成す行動力を持つ
⇒「壬」について詳しく見る

癸(みずのと)の特徴
・穏やかで愛情深く、人の面倒を良く見る
・周囲に役立つ奉仕活動などにも積極的に参加する
・生活の潤いや自分の気持ちを大切にする
・正直かつ潔癖なため、規則や道徳を重んじる
・拘りが強く物事を悪く解釈して悲観的になりやすい
⇒「癸」について詳しく見る

▼【十干】の詳しい解説はコチラ▼









算命学における陰占法の十二支とは?

算命学で使用する陰占法の十二支は、地の気を表し、「子」「丑」「寅」「卯」「辰」「巳」「午」「未」「申」「酉」「戌」「亥」の12種類からなる要素です。

算命学における十二支は、十干と同じく五行の性質が含まれているため、子(ねすい)、丑(うしど)、寅(とらぼく)、卯(うぼく)、辰(たつど)、巳(みび)、午(うまび)、未(ひつじど)、申(さるきん)、酉(とりきん)、戌(いぬど)、亥(いすい)と呼ぶことがあります。

十干五行分類陰陽季節区分
子(ねすい)四正
丑(うしど)冬土用四庫
寅(とらぼく)四隅
卯(うぼく)四正
辰(たつど)春土用四庫
巳(みび)四隅
午(うまび)四正
未(ひつじど)夏土用四庫
申(さるきん)四隅
酉(とりきん)四正
戌(いぬど)秋土用四庫
亥(いすい)四隅

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十二支の特徴

子の特徴

知恵と柔軟性に富み、物事を敏感に察知する能力があります。社交的で情報収集力に優れ、チャンスを見逃さない現実主義者。内面には冷静さと計算高さもあり、時に孤独を好む一面もあります。波に乗ることで成功をつかむ運。
⇒「子」について詳しく見る

丑の特徴

忍耐強く、地道な努力を積み重ねる安定型。慎重で信頼されやすい性格ですが、頑固で変化に弱い一面も。時間をかけて成果を得るタイプで、大器晩成の運勢。真面目さが評価されるほど人生が開けます。
⇒「丑」について詳しく見る

寅の特徴

勇敢で行動力があり、リーダーシップに長けた存在。理想に燃え、直感で動く傾向があります。反骨精神と誇り高さがあり、孤高を貫く場面も。波乱を恐れず突き進むことで運が開けます。
⇒「寅」について詳しく見る

卯の特徴

優雅で調和を重んじる平和主義者。人との関係性を大切にし、柔らかく上品な印象を与えるタイプです。繊細で感受性が高く、周囲を癒す力がありますが、傷つきやすい面も。人との縁が運を導きます。
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辰の特徴

強運とカリスマ性を備え、夢や理想を形にする力があります。自信家でスケールの大きな人生を求める反面、空回りに注意。天からの加護を受けやすく、運命的な転機に恵まれやすい星でもあります。
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巳の特徴

知性と洞察力に優れ、慎重で計画的。神秘的な魅力を持ち、内に強い情熱を秘めています。表には出さずとも深く考える傾向があり、駆け引き上手。チャンスを見極めて掴む戦略家です。
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午の特徴

明るくエネルギッシュで、自由と行動を好むタイプ。好奇心旺盛で、自分の信じた道を突き進む力があります。束縛を嫌い、独立心が強いですが、孤立に注意。自らを信じ切ることで道が拓けます。
⇒「午」について詳しく見る

未の特徴

優しさと包容力を持ち、人に安心感を与える存在。感受性が高く、協調性にも富んでいますが、内面では不安や迷いを抱えやすい面も。人の役に立つことで運が開け、信頼が財産になります。
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申の特徴

器用で頭の回転が速く、ユーモアと社交性にあふれた人気者。変化への対応力が高く、柔軟な発想でチャンスを掴みます。落ち着きのなさが短所になりがちですが、多才さで道を切り開く運です。
⇒「申」について詳しく見る

酉の特徴

美意識が高く、細やかで几帳面な性格。自己表現や発信力に優れ、華やかな場面に縁があります。自尊心が強く負けず嫌いな一面も。秩序を守りながら個性を活かすことで輝きを放ちます。
⇒「酉」について詳しく見る

戌の特徴

忠誠心と正義感にあふれ、周囲から信頼される存在。責任感が強く、真面目に物事を進めます。保守的で不器用な面もありますが、安定した人生を築く力があります。信頼が人生の支えとなる干支。
⇒「戌」について詳しく見る

亥の特徴

純粋で真っすぐな性格。情熱的で意志が強く、一度決めたら一直線に突き進む力があります。頑固で視野が狭くなりがちですが、その集中力と誠実さが成功を呼びます。素直さが最大の武器。
⇒「亥」について詳しく見る

▼【十二支】の詳しい解説はコチラ▼




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算命学の位相法とは?

算命学の位相法とは、十干や十二支の中に存在する組み合わせの法則のこといい、大きく分けて『合法』『散法』のグループがあります。『合法』はお互いの十干や十二支をまとめて強固にする組み合わせで、『散法』はぶつかり合って壊れる組み合わせとなります。

▶合法となる組み合わせ
支合、干合、方三位、三合会局の4種類

支合とは?

支合とは、陽性の地支と陰性の地支が結びつくことで、十二支の中でも最も強い結びつきを持つ組み合わせです。支合となる組み合わせは『子と丑』、『亥と寅』、『戌と卯』、『酉と辰』、『申と巳』、『未と午』の6種類存在します。

支合の種類合化した後の五行
子-丑
寅-亥
卯-戌
辰-酉
巳-申
午-未

干合とは?

干合とは、陽性の十干と陰性の十干が結びつくことによって、別の五行に変化する作用をもたらす十干同士の組み合わせのことです。干合の組み合わせは『甲と己』『乙と庚』『丙と辛』『丁と壬』『戊と癸』の6種類からなります。

干合の種類変化する十干変化する五行
甲-己-己
乙-庚-庚
丙-辛
丁-壬
戊-癸

方三位とは?

方三位とは、十二支の中で同じ季節(五行)を表す地支が三つ揃うことをいい、季節に対応する五行のエネルギーを増大させる組み合わせです。十二支を季節でわけると冬が【亥、子、丑】、春が【寅、卯、辰】、夏が【巳、午、未】、秋が【申、酉、戌】となります。

方三位となる十二支季節五行
亥・子・丑
寅・卯・辰
巳・午・未
申・酉・戌

三合会局とは?

三合会局とは、十二支の中である特定の三つの地支が結びつく組み合わせのことをいいます。三合会局は、季節の中心に位置する十二支である旺支(おうし)を中心として三角形の形になり全部で4種類あります。

三合となる地支五行
亥・卯・未
寅・午・戌
巳・酉・丑
申・子・辰

▶散法の組み合わせ
冲動、刑、害、破の4種類

冲動とは?

冲動とは、十二支を円状に並べた時に、真反対に位置する地支の組み合わせのことをいいます。冲動は、陽性の地支同士または陰性の地支同士が互いに剋し合う二つの地支の組み合わせとなり、『午と子』『未と丑』『申と寅』『酉と卯』『戌と辰』『亥と巳』の6種類あります。

刑とは?

刑とは、三刑ともいい、十二支の中で三つもしくは二つの地支が互いに剋し合う関係になる三つの組み合わせのことです。また、十二支のうち勢いが強い同じ十二支同士の関係で、該当する1つの地支が自分で自分の地支を剋す形となる組み合わせを自刑といいます。

害とは?

害とは、十二支の中で互いに分離したり剋し合ったりする2つの地支の組み合わせのことをいい、『酉と戌』『申と亥』『未と子』『午と丑』『巳と寅』『辰と卯』の6種類存在し「六害」とも呼ばれます。

破とは?

破とは、散法の中では最も作用が弱く、影響力は少ないもので、『子と酉』『午と卯』『丑と辰』『未と戌』の4種類の組み合わせのことを言います。また、散法の組み合わせによっては、破の影響力が大きくなります。その中でも【破と害】が重なる場合が最も作用が強く出るとされています。

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算命学における納音とは?

算命学における納音(なっちん)とは、十干と十二支の組み合わせによって成り立つ60種類の干支(かんし)において、「天干が同一」かつ「地支が冲」になる組み合わせのことを言います。つまり、六十干支を円状に配置した時、ちょうど対角線上に位置する2つの干支の組み合わせが納音にあたります。

例えば「丙辰」と「丙戌」の場合、天干である「丙」が同一で、地支である「辰と戌」が冲の関係になるため、納音していることになります。

▶納音の特徴
命式に納音がある場合、人生を歩む中で自分の意志とは関係ない抑制力が働きやすく、予期せぬ出来事が起こったり、今の環境や状況を変えざるを得ない場面に遭遇しやすい等の特徴があります。ですが、納音を持っている人は、逆境に強く、波乱の状況下にあったとしても、新鮮で前向きな気持ちで乗り越える力があります。

予想外の出来事に遭遇した時こそ「現状を見つめ直すチャンス」と捉え、周囲の人や物事に対して誠実に向き合い、努力を積み重ねることで、大きな飛躍に転換することができます。

異常干支とは何?

異常干支(いじょうかんし)とは、通常、十干と十二支の組み合わせによって成り立つ60種類の干支(かんし)の中で、特別な意味合いや特徴を持っている13種類の干支のことを言います。また異常干支は6種類の『通常異常干支』と、7種類の『暗号異常干支』に分類されます。

■異常干支一覧

異常干支
通常異常干支暗合異常干支
甲戌(きのえいぬ)辛巳(かのとみ)
乙亥(きのとい)壬午(みずのえうま)
戊戌(つちのえいぬ)丁亥(ひのとい)
庚子(かのえね)丙戌(ひのえいぬ)
辛亥(かのとい)戊子(つちのえね)
丁巳(ひのとみ)癸巳(みずのとみ)
己亥(つちのとい)

■異常干支の特徴

▶五行のバランスに偏りがある
異常干支は陰陽・五行(木・火・土・金・水)のエネルギーバランスが極端に偏っているため、特殊な干支として扱います。

▶特殊な個性や運勢の持ち主
流派によって解釈は様々ありますが、基本的に命式に異常干支がある人は、他の人とは異なる特別な個性や才能、カリスマ性を持っていたり、特異な人生経験をしたり、逆に波乱万丈な人生になることがあるとされています。

異常干支別の特徴について

●通常異常干支

甲戍(きのえいぬ)

平凡な結婚生活を送る場合に異常性が現れるとされています。
一方で、大きく年が離れている結婚や、国際結婚など他とは異なる結婚生活をしている場合は、異常性はほとんど出ないとされています。どちかというと男性に強く出る干支です。

乙亥(きのとい)

甲戌(きのえいぬ)と似た異常性が現れます。いわゆる一般的な結婚生活を送る場合に波乱が起きやすいとされており、その傾向は特に女性に強く出る干支といわれています。

戊戌(つちのえいぬ)

もともと頭脳明晰な干支のため、必要以上に高度な知識や教養を身につけると、「秀才・天才」ではなく「奇人・変人」になりやすく、異常性が現れるとされています。ただし、若いうちに知識よりも技術を身に着け社会に出ると異常性はほとんど出ないと言われています。

庚子(かのえね)

両親の庇護を厚く受け育つと健康面に異常が出やすいとされています。早い断簡で親元を離れたり、大家族で育ったり、寮などの集団生活を送っている場合は、異常性は出ないと言われています。

辛亥(かのとい)

身体に異常が出やすいため、ケガへの注意が必要です。また、勘が良すぎるため、思った事を口に出し、波乱をもたらしやすい傾向も。これらを注意することで、異常性が出にくくなります。

丁巳(ひのとみ)

栄えた家系に生まれやすい傾向にあり、家の事業を継承したり、努力を怠ったりすると家系が低迷すると言われています。強力な一代運を持っているため、事業を継承するよりも、自営や一代で成功を築く方向に向かえば異常性は出ず、運を活かすことができます。

●暗合異常干支

辛巳(かのとみ)

金銭的に貧しい環境や家庭で育つと異常性が現れるとされています。一方、裕福な家庭環境で育つと異常性は出ないと言われています。結婚相手は自分と同等の経済状況の人を選ぶと生活が安定します。この干支は未来を予測できるほどの強い霊感を持っているのも特徴です。

壬午(みずのえうま)

無難で楽な道を選んだり、平凡な結婚生活を送ると異常性が現れるとされています。霊感が強く予知夢を見るほど先見の明があるため、その才能やアイデアを活かせば、大きな成果や成功を手にする可能性を秘めています。

丁亥(ひのとい)

他の干支に比べて最も霊感が強く、勘が鋭い傾向があります。自然と未来の予測ができたり、人の思考が理解できる一方で、自身の精神面に負担を抱えやすく異常が出やすくなります。周囲の意見に耳を傾けることで精神性も安定していきます。

丙戌(ひのえいぬ)

戊戌(つちのえいぬ)と似た傾向を持っており、高い学歴を持ったり、多方面の分野に知見を広げ過ぎると異常性が現れると言われています。もともと頭が切れるタイプなので、特定の分野を選択しそれを究めることで才能が活かされ活躍できます。

戊子(つちのえね)

奔放な家庭で育つと異常性が出やすくなります。一方で、逆境や苦難が多い環境や、躾が厳しい家庭に身を置いた方が人間性が磨かれ、運が開けていきます。持ち前の発想力とセンスを活かせる場所で活躍できます。

癸巳(みずのとみ)

結婚を繰り返すと波乱が起きやすく異常性が現れるとされています。初婚となるパートナーをしっかり見極め、添い遂げることで運が安定し、異常性は出なくなります。秀でた感性を活かした創作活動や芸術の分野で成功する可能性を秘めています。

己亥(つちのとい)

周囲が驚くような特技を持っていたり、他の人にない能力を発揮することが異常性として現れやすくなります。霊感もあり、直感力が優れていいるため、障害やリスクを事前に避けることができます。特に体にまつわる特技や特異性がある干支です。

算命学の陽占法とは何?

「陽占」とは、陰陽五行の「陽(よう)」にあたる部分で、その人の表に出る性質を表し、生まれ持った性格や行動、あらゆる人間関係の中で出てくる性質や一面について知ることができます。

算命学の陽占では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手の5ヵ所にある星が「主星」と呼ばれ、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れます。

また、左肩、左足、右足の3ヵ所にある星が「従星」と呼ばれ、順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

人体図

場所該当する星各場所の意味・読み解き方
第四命星
(十大主星)
両親・先輩・上司など目上の人に対して発揮される第四の主星。
中心星
(十大主星)
本人の本質や資質、価値観などの個性を象徴する重要な主星。
第二命星
(十大主星)
部下や後輩、子供など目下の人や社会活動に対して発揮される第二の主星。
右手第一命星
(十大主星)
配偶者やパートナー、家庭における一面を象徴する第一の主星。
左手第三命星
(十大主星)
兄弟姉妹や友人・知人など、利害のない縁や交流、関係性を表す第三の主星。
左肩第三従星
(十二大従星)
初年期における運勢や運命、子供のころの性格や希望などが反映される第三の従星。
左足第二従星
(十二大従星)
中年期における運勢や運命、人生の使命や役割などを象徴する第二の従星。
右足第一従星
(十二大従星)
晩年期の運勢や生涯の宿命、前世から受け継がれた魂などを象徴する第一の従星。

十大主星と十二大従星について

■算命学の十大主星とは?

十大主星は人間の5つの本能(守備本能、伝達本能、引力本能、攻撃本能、習得本能)をそれぞれ陰陽(-+)で区分した10種類の星です。10種類の星には名称があり、それぞれ意味や解釈を持っています。十大主星は、算命学の命式【人体図】「頭」、「胸」、「腹」、「右手」、「左手」の5ヵ所に配置され、どの場所にどの星が配置されるかによって鑑定していきます。

十大主星五行陰陽象意・キーワード
貫索星
かんさくせい
健全な野心・独立心を持ち、前向きに上を目指していく。キーワードは自我、根性、忍耐力、誠実、不器用な優しさ、プライドなど。
⇒「貫索星」について詳しく見る
石門星
せきもんせい
統率力・リーダーシップを発揮し人と調和していく。キーワードは、素直、温和、社交的、芯が強い、集団行動、平等、経営能力など。
⇒「石門星」について詳しく見る
鳳閣星
ほうかくせい
自由と自然体を愛し人生を楽しむ大らかな性質。キーワードは、行動的、多趣味、情熱的、公正明大、遊び、味覚、平和型、健康など。
⇒「鳳閣星」について詳しく見る
調舒星
ちょうじょせい
繊細でデリケート。鋭い感性と芸術性を宿す表現者。キーワードは、創造性、美意識、孤独、集中力、神経質、知性、観察力など。
⇒「調舒星」について詳しく見る
禄存星
ろくぞんせい
面倒見が良く、周囲を引き込むカリスマ性と魅力を持つ。キーワードは、愛情、奉仕、打算、世話好き、現実主義、自己顕示など。
⇒「禄存星」について詳しく見る
司禄星
しろくせい
穏やかで慎重。何事も時間をかけて自分のものにする。キーワードは、温厚、心配性、堅実、家庭的、真面目、保守的、倹約、質素など。
⇒「司禄星」について詳しく見る
車騎星
しゃきせい
向上心が強く多忙。竹を割ったようなさっぱりした性質。キーワードは、行動力、知性、働き者、短気、正直、爽やか、変化など。
⇒「車騎星」について詳しく見る
牽牛星
けんぎゅうせい
自尊心が高く責任感がある。名誉を好む高級志向タイプ。キーワードは、品位、地位、人気、几帳面、浪費家、組織、役人、規律など。
⇒「牽牛星」について詳しく見る
龍高星
りゅうこうせい
常識を嫌い自由と変化を愛するチャレンジャー。キーワードは、行動、臨機応変、柔軟、包容力、アイデア、改革、放浪、外国、大胆など。
⇒「龍高星」について詳しく見る
玉堂星
ぎょくどうせい
知的好奇心が旺盛で、伝統や知恵を大切にする学者肌。キーワードは、理性的、学問、古典、理論、情緒的、包容力、教育、批判力など。
⇒「玉堂星」について詳しく見る

▼十大主星それぞれの詳しい解説を見る▼

貫索星石門星
鳳閣星調舒星
禄存星司禄星
車騎星牽牛星
龍高星玉堂星

■算命学の十二大従星とは?

十二大従星は、人の生命が宿り母体の中にいる瞬間から、生まれて死に、死後の世界に至までの時間の推移を象徴し、その期間を12の世代で分類した星です。十二大従星は、算命学の命式【人体図】「左肩」、「左足」、「右足」の3ヵ所に配置され、それぞれ初年期、中年期、晩年期における運勢や運命を鑑定していきます。

十二大従星エネルギー強弱状態象意・キーワード
天報星
てんぽうせい
3胎児天報星は、変転変化の星。キーワードは、多芸多才、移り気、多面的な才能、ユニークな感性、無から有を生み出す力など。
⇒「天報星」について詳しく見る
天印星
てんいんせい
6幼児天印星は、無心かつ受け身の星。キーワードは、ユーモア、憎めない魅力、遊び、のんびり屋、養子、純真など。
⇒「天印星」について詳しく見る
天貴星
てんきせい
9子供天貴星は、自尊心の星。キーワードは、好奇心、向上心、教育、指導者、信頼される人柄、真面目、潔癖など。
⇒「天貴星」について詳しく見る
天洸星
てんこうせい
7少年天恍星は、夢とロマンの星。キーワードは、模索、自由、憧れ、反抗、美しいもの、セクシュアリティなど。
⇒「天洸星」について詳しく見る
天南星
てんなんせい
10青年天南星は自信と評論家の星。キーワードは、青春、批判精神、正直、チャレンジ精神、おしゃべり、マスコミなど。
⇒「天南星」について詳しく見る
天禄星
てんろくせい
11壮年天禄星は安定と忍耐の星。キーワードは、穏やか、粘り強い、観察力、慎重、堅実、理性的、医学、平和など。
⇒「天禄星」について詳しく見る
天将星
てんしょうせい
12頭領天将星は頂点とリーダーの星。キーワードは、気品、包容力、自我心、主導権、精神の強さ、面倒見が良いなど。
⇒「天将星」について詳しく見る
天堂星
てんどうせい
8老人天堂星は誠実で大人の星。キーワードは、参謀、平穏、控えめ、集団生活、用心深い、自制心、不器用など。
⇒「天堂星」について詳しく見る
天胡星
てんこせい
4病人天胡星は創造と直感力の星。キーワードは、霊感、美意識、夢、音感、デリケート、語学、芸術など。
⇒「天胡星」について詳しく見る
天極星
てんきょくせい
2死人天極星は純粋で無欲の星。キーワードは、勘の鋭さ、精神性、霊感、宗教、哲学、技術、柔軟性など。
⇒「天極星」について詳しく見る
天庫星
てんこせい
5入墓天庫星は墓守・長男長女の星。キーワードは、凝り性、学問、集中力、探求心、マニアック、地味など。
⇒「天庫星」について詳しく見る
天馳星
てんそうせい
1あの世天馳星は活動と瞬発力の星。キーワードは、閃き、冷静な判断力、直観、スピーディ、お人好しなど。
⇒「天馳星」について詳しく見る

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天報星天印星天貴星
天洸星天南星天禄星
天将星天堂星天胡星
天極星天庫星天馳星

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天中殺の期間は?

天中殺(てんちゅうさつ)は、十干・十二支において「天が味方しない時」に該当する期間。四柱推命では「空亡(くうぼう)」、六星占術では「大殺界(だいさっかい)」などとも呼ばれています。12年の中で2年間が天中殺の時期にあたりますが、年だけはなく、月や日、時間の天中殺も存在し、12ヵ月の中で2ヵ月間、12日間の中で2日間、24時間の中で4時間など細かく算出することができます。

天中殺は「戌亥天中殺」「申酉天中殺」「午未天中殺」「辰巳天中殺」「寅卯天中殺」「子丑天中殺」の合計6種類存在し、戌亥天中殺の人の場合は、戌亥年、戌亥月、戌亥日、戌亥時間に該当する時期が天中殺となります。

天中殺の時期は「運気の低迷」「悪い事が起きやすい」というイメージがありますが、実際には良いことも悪いことも影響力が強く、運気の波が激しい状態なので、決断や選択には注意が必要だったり、休養期間と捉えられることが多いのです。

算命学で天中殺を確認する▶

算命学で天中殺を調べる方法は?

算命学における自分の天中殺を知りたい場合は、【陰占】の要素である日柱の「十干」と「十二支」の組み合わせ、つまり六十干支から判断することができます。自分の六十干支が何かによって、戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑6種類の天中殺に分類していきます。

・戌亥天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲子・乙丑・丙寅・丁卯・戊辰・己巳・庚午・辛未・壬申・癸酉

・申酉天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲戌・乙亥・丙子・丁丑・戊寅・己卯・庚辰・辛巳・壬午・癸未

・午未天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳

・辰巳天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲午・乙未・丙申・丁酉・戊戌・己亥・庚子・辛丑・壬寅・癸卯

・寅卯天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・癸丑

・子丑天中殺の人に該当する十干・十二支の組み合わせ

甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥

算命学における天中殺ごとの運勢は?

自分の天中殺がわかれば、その名称にもなっている「申酉」「辰巳」などの十二支に該当する年や月、日がその人にとっての天中殺の時期になります。例えば、申酉天中殺の人は申年・酉年になる2年間、申月・酉月になる2ヵ月間が該当します。天中殺の種類とその時期に訪れる運勢は以下にまとめています。

天中殺ごとの運勢

天中殺の種類運気・キーワード
戌亥天中殺大きな分岐点にさしかかる時期。深く考えずに一方の進路を選択して後で悔やんでしまうことがあるため注意が必要。重要な事柄に関しては自分ひとりで決めようせず、信頼できる人に相談することが大切。最後に決めるのは自分ですが、客観的データを集め、じっくり検討して結論を出せば、大きな失敗は予防でき軌道修正ができる時。
申酉天中殺ライバルに差をつけられたりして自信を失いやすい時期。自分の中にマイナスな思考が芽生え始めたと感じたときこそ前向きにチャレンジしていく姿勢を忘れないようにすることが大切。仕事でミスをしたとしても、そのミスをどう挽回するかを積極的に考えれば、その態度に周囲の評価も上がり運気好転の鍵となる。
午未天中殺あらゆる物事がスムーズに運ぶようなる反面、悪い影響が出てしまう場合がある時。順調だからといってつい安心して判断力が鈍ったり、慢心がトラブルを招くことがあります。この時期は、いつも謙虚な気持ちを忘れないことが大切。物事がうまくいっている時こそ、まだまだ努力が必要と自分い言い聞かせる気配りができれば運気は上昇。
辰巳天中殺時間的な面と金銭的な面で余裕がなくなりやすい時期。仕事などに追われてストレスを抱えたり、周囲の人にとげとげしい態度を取ってトラブルを招いてしまう可能性があります。この時期は時間的・金銭的なゆとりをもつように心がけることが大切。スケジュールを立て、自分が「無理」と感じたときは正直に伝えて断る事も必要です。
寅卯天中殺自分を取り巻く環境や周囲の人間関係がガラリと変わりやすく、新しい場に馴染むために苦労しやすい時期です。早く溶け込まなければと焦ってしまうと空回りしたり周囲の印象を悪くしてしまう原因に。環境が変わったとしても、全てをリセットせず、以前のやり方や人脈も大切にしながらアプローチすることが幸運の鍵となります。
子丑天中殺1つの物事ややり方にこだわり過ぎて、他の良い方法や改善点を見落としやすくなる時期。この時期はたとえ目標が1つだとしても、意識的にそれ以外のことにも時間を割いてバランスを取った方が運気が安定します。逆に今まで全く興味が向かなった分野に手をつけることで知識や幅も広がり、最終的に自分の目標に近づくことになります。

算命学における天中殺タイプごとの性格は?

天中殺は時期や運勢だけを表すものではなく、「戌亥・申酉・午未・辰巳・寅卯・子丑」からなる6種類の天中殺の中で、自分がどの天中殺タイプかによって、生まれ持った性質や気質も読み解くことができます。

・戌亥天中殺タイプの人の特徴

繊細な精神と大胆な発想を併せ持つカリスマ的魅力に溢れた人。人当たりが良く、周りの人を魅了し支持を得ていく。完璧主義の一面もあり、目標を達成するまで粘り強く努力する。繊細ゆえに孤独を感じやすい側面もある。
⇒「戌亥天中殺」について詳しく見る

・申酉天中殺タイプの人の特徴

円滑な人間関係を育み、周囲からの信頼を獲得するムードメーカタイプの人。トップよりも2番手として人をサポートしたり支えたりすることに大きな力を発揮できる。特に目上の人から可愛がられ、一目置かれる存在。
⇒「申酉天中殺」について詳しく見る

・午未天中殺タイプの人の特徴

周囲の人間をまとめることが得意で、人の輪の中心になるリーダータイプの人。地道に努力して着実に成果をあげていくため、周りからの信頼も厚い。バランス感覚にも優れ、自分の感情をコントロールし、時間をかけて人間関係を築いていく。
⇒「午未天中殺」について詳しく見る

・辰巳天中殺タイプの人の特徴

純粋かつ素直な性質を持ち、何事にも前向きに取り組んでいく優しさに溢れた人。人との関係を大切にし、損得勘定抜きに誰に対しても分け隔てなく接していく。思い立ったらすぐ行動しゴールまで突き進んでいく側面もある。
⇒「辰巳天中殺」について詳しく見る

・寅卯天中殺タイプの人の特徴

何事も躊躇うことなく挑戦し結果を追い求めるチャレンジ精神に富んだ人。人懐っこい面もあり、初対面の人とでもすぐに仲良くなれるタイプ。責任感が強く、一度決めたことは最後まで曲げずやり遂げる一途な性質を持つ。
⇒「寅卯天中殺」について詳しく見る

・子丑天中殺タイプの人の特徴

思いやりに溢れ、困っている人がいれば率先して手を差し伸べ助けられる慈愛の人。ゼロから新しい事をスタートさせたり、新しものを創り出すことが得意。自立心が旺盛で独立や起業をする人も多いタイプ。面倒見が良く年下に慕われる
⇒「子丑天中殺」について詳しく見る

▼【天中殺】の詳しい解説はコチラ▼

戌亥天中殺

申酉天中殺

午未天中殺

辰巳天中殺

寅卯天中殺

子丑天中殺

算命学の守護神とは何?

算命学における守護神は、調候守護神ともいわれ、自分自身を表す「日干」が喜び最大限生かしてくれる十干のことをいいます。調候とは、“季節を調整する”ことを意味しており、守護神を割り出すためには、陰占命式にある「日干」と、その人が生まれた季節がわかる「月支」の組み合わせを見る必要があります。

■守護神の考え方

守護神の考え方の基本は、命式の五行のバランスで日干が弱まっている場合は、日干を生じる十干。五行のバランスで日干が強まっている場合は、日干を剋する十干が守護神になります。

例えば、日干が乙(木)で、月支が巳(火)の人の場合で見ると、巳は季節でいうと「夏」を表し、乙は草木・草花を表すことができます。そして、夏の暑い季節の草花は日に焼けて水分を失ってしまうため、水が必要になります。そのため、この人の場合は「雨水」を表す十干である「癸」が第一候補の守護神としてあげることができます。

◆日干に対す守護神一覧

日干10種類と、それぞれの生まれ月(月支)における、守護神は以下の通りです。生まれ月によっては、守護神が複数ある場合もあり、日干10種類と、それぞれの生まれ月(月支)における、守護神は以下の通りです。生まれ月によっては、守護神が複数ある場合もあり、左から第一守護神、第二守護神、第三守護神といったように、守護神としての効果や影響が高い順に記載してあります。に記載してあります。

日干:甲(木)

月支守護神月支守護神
2月丙/癸8月庚/壬/丁
3月庚/丁/己9月庚/丙/丁
4月庚/丁/壬10月庚/丁/癸
5月癸/庚/丁11月丁/庚/戊
6月癸/庚/丁12月丁/庚/戊
7月癸/庚/丁1月丁/庚/戊

日干:乙(木)

月支守護神月支守護神
2月丙/癸8月丙/癸/己
3月丙/癸9月丙/丁/癸
4月癸/丙10月丙/癸/辛
5月癸/辛11月丙/戊
6月癸/丙/辛12月
7月癸/丙/辛1月

日干:丙(火)

月支守護神月支守護神
2月8月壬/戊
3月壬/己/辛9月壬/癸
4月壬/甲/庚10月甲/壬
5月壬/庚/癸11月甲/壬/戊
6月壬/庚12月壬/戊/甲
7月壬/庚1月壬/甲

日干:丁(火)

月支守護神月支守護神
2月甲/庚8月甲/庚/丙
3月庚/甲9月甲/庚/丙
4月甲/庚10月甲/庚
5月甲/庚11月甲/庚
6月壬/庚/癸12月甲/庚
7月甲/庚/壬1月甲/庚

日干:戊(土)

月支守護神月支守護神
2月丙/甲/癸8月丙/甲/癸
3月丙/甲/癸9月丙/癸
4月甲/丙/癸10月甲/癸/丙
5月甲/丙/癸11月丙/甲
6月壬/丙/甲12月丙/甲
7月癸/丙/甲1月丙/甲

日干:己(土)

月支守護神月支守護神
2月丙/癸/甲8月丙/癸
3月甲/癸/丙9月丙/癸
4月丙/癸/甲10月甲/丙/癸
5月癸/丙11月丙/甲/戊
6月癸/丙12月丙/甲/戊
7月癸/丙1月丙/甲/戊

日干:庚(金)

月支守護神月支守護神
2月戊/丙/甲8月丁/甲
3月丁/甲9月丁/甲/丙
4月甲/丁10月甲/壬/丁
5月壬/丙/戊11月丁/丙/甲
6月壬/癸12月丁/丙/甲
7月丁/甲1月丙/丁/甲

日干:辛(金)

月支守護神月支守護神
2月己/壬/庚8月壬/甲
3月壬/甲/己9月壬/甲
4月壬/甲10月壬/甲
5月壬/癸/甲11月壬/丙
6月壬/癸/甲12月丙/壬/甲
7月壬/庚/甲1月丙/壬/甲

日干:壬(水)

月支守護神月支守護神
2月庚/丙/戊8月戊/丁
3月戊/辛/庚9月甲/庚
4月甲/庚10月甲/丙
5月壬/庚/癸11月戊/丙/庚
6月癸/庚/辛12月戊/丙
7月辛/甲/癸1月丙/丁/甲

日干:癸(水)

月支守護神月支守護神
2月辛/丙8月丁/甲
3月庚/辛9月辛/丙
4月丙/辛/甲10月辛/壬/癸
5月辛/壬/庚11月庚/丁/戊
6月庚/壬/癸12月丙/辛
7月庚/壬/癸1月丙/丁

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「貫索星(かんさくせい)」を持つ人の特徴は?

自立した星のもとに生まれたのが「貫索星」の人で“我が道を行く”という特徴があるため、周りに流されない強さを持っています。

ただ、少し頑固に見られるため、状況によっては不器用さが目立つでしょう。

たとえば他の人と意見が合わなくても、自分が「こっちだ!」と思う方向に突き進むところがあります。

ですが、一度決めた目標や夢に対して着実に頑張っていくので、結果を出しやすいともいえます。

野心や向上心にも満ちていて、意志の強さが忍耐力にも繋がっているため、仕事などでは周りからの評価を集めるでしょう。

目次 []

「貫索星」の人はどんな性格の持ち主?

「貫索星」は、長女や長男のようなしっかりとした性格の持ち主で、集団の中において、リーダーシップを発揮していくところがあります。

ただ、それでいて、協調性に欠けてしまうような一面もわりと見受けられ、地位や権力を握ると、ワンマンになりやすい傾向が高いといえます。

ですが、こだわりの強さは職人気質とも考えられるので、何か大きなことを成し遂げる可能性に満ちています。

また、自我が強過ぎるために、1つのことだけに集中してしまい、柔軟に考えられなくなるのは少し注意が必要です。

ですが、目標に向かって全力投球できる性格は、どんな分野でもトップを目指せるでしょう。

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「貫索星」の人の恋愛傾向は?

「貫索星」の人は、頼りがいのある人を好む恋愛傾向が目立ちます。

たとえば、健康的に日焼けしているとか、力強さを感じるなど。健康そうな雰囲気に惹かれるところがあります。

ですから、一目惚れも少なくありません。

相手の職業や社会的な地位は気にしないところがあり、野心や向上心をどれほど持っているのかは、大切なポイントといえます。

ただ目の前の作業だけを実行している人より、上を目指して行動的になっている性格の人が好みだといえます。

大人しい人よりも、前向きで頑張っている異性に、恋心を抱くのでしょう。

ただ、精神的に強い人を好みますが、依存心が高いわけではありません。

お互い自立した関係を求めるので、バリバリと努力を重ねていく人との相性は良いといえます。

「貫索星」の人の結婚運について

自立した恋愛傾向は、結婚してからも「貫索星」の人に引き継がれる部分です。

そのため、夫婦のどちらかが優位に立っていることは好みません。

お互い対等な関係を築きたいという思いから、たとえば家事の分担や金銭的な負担は、平等になる傾向が高いです。

また、それぞれが精神的に独立していながらも、同じ趣味を満喫するといったことがあります。

楽しさを共有していきたいと考えているため、休日は一緒に過ごすことが多くなるでしょう。

ただ、相性が良くても性格的に頑固なところがあるため、喧嘩になると長引く可能性があるかもしれません。

そんな時は、家族や友人など、第三者に入ってもらったほうが、解決は早くなりそうです。

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「貫索星」の人の仕事運・適職は何?

自分のやり方を重要だと考える「貫索星」の人は、自由な発想を生かせる仕事が適職です。

たとえば、フリーランス、自由業などや、会社の経営やマスコミ関係も、自分の考えやペースで進めていけるのでピッタリです。

ただ、誰も頼れないぶん、自分だけの力で仕事の効率を高めていく必要があります。

ですが「貫索星」の人なら、自分なりのやり方を試して、結果を出していくでしょう。

でも、会社員が向いていないわけではなく、ポイントは仕事環境との相性といえます。

どれだけ自分に合った場所にいられるかということが、大きな意味を持ちます。

自由な発想や性質を周りが受け入れてくれるところだと、能力を発揮しやすいでしょう。

「貫索星」の人の金運・財産や貯蓄は?

忍耐力があり、コツコツと貯蓄できると思われがちな「貫索星」の人ですが、意外と散財してしまうところがあります。

たとえば、資格の取得や興味のある勉強、趣味に関することだと、思い切りお金を使おうとするところがありますが、自己投資なので、将来的には本人に返ってきます。

ただ、衝動のままにお金を使うことも起こるため、きちんとお金を準備する意識を持つほうが良いでしょう。

「夢を叶えたい」「目標に近づきたい」といった思いが強まれば、お金を積み立てることと節約を同時に進行できる器用さも備わっています。

つまり、しっかりと目的意識を持って計画を立てられれば、財運にも恵まれるということです。

貫索星(かんさくせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「貫索星」が中央(胸)にある人の特徴は?

胸(中央)に「貫索星」を持っている人は、自分のやり方に強いこだわりを表します。

集団の中にいても、周りに流されないでしょう。

ハッキリと意見を伝えることはないので、トラブルになることはあまりありませんが、納得できなければ動きません。

周囲から見ると「少し面倒な性格の人だな」と思われがちなところがあります。

相性や話が合わないからと、そのままにしないで「どういった意図があるのだろう」と考えることが大切だといえます。

ただ、ちょっとしたことでは意志を曲げないため、そういう真っ直ぐな部分をアピールすると、高い評価を受けられるでしょう。

けれど、やっぱり柔軟さは必要で、状況を読み解き、その都度対応することを意識していきましょう。

「貫索星」が北(頭)にある人の特徴は?

北(頭)に「貫索星」がある人は、頑固な傾向が強くなります。

地位や名誉に対して執着心が強まると、目的に向かって一直線になるところは、長所だといえます。

逆に考えれば、特にこだわりを感じていないとやる気が起こらないため、ダラダラとした生活を送りがちです。

このタイプは、仕事でもプライベートでも、夢中になれるものを見つけられるかどうかが、人生を豊かにする鍵になります。

また、グループの中にいることでストレスを覚えやすい性格なので、1人の時間を意識して作るほうが良いでしょう。

適度に休息を取り、気持ちの切り替えを心がけるのがおすすめ。

自分のペースを大切にできる相性の良い環境だと、能力を発揮しやすいといえます。

「貫索星」が東(左手)にある人の特徴は?

東(左手)に「貫索星」を持っている人だと、マイペースな傾向が強くなります。

周りに影響を受けないので、人からどう思われようが、あまり気にしません。

また、保守的なところがあるため、自分に問題が降りかからない限りは、状況を変えようとはしないといえます。

特に人間関係自体を面倒だと感じているので、周りと距離を取りがちなところも。

相手との相性もありますが、話していても理解できない性格だと思えば、そこから先の関係に進む行動はしません。

適度な距離感は大切ですが、ある程度は歩み寄りも必要だといえます。

「貫索星」が南(腹)にある人の特徴は?

南(腹)に「貫索星」がある場合、忍耐力が強くなる傾向が見られます。

周りに否定的な意見を言われたとしても、相手と揉めたくない気持ちから、自分の思いを伝えません。

ただ、部下や後輩というように、自分が守るべき存在には、本心を言うことがあります。

ですが、基本的には、自分とは違うタイプの人との交流は、あまり好んでいません。

相性の良い相手や、考えが合う人と仲良くなる傾向が高いといえます。

このような性格だと、周囲と波風立てないように過ごすように見えるかもしれません。

ですが、それでいて独立心が強いため、自分の進むべき道に向かっていきます。

夢や目標を定めたら、周囲に何を言われても叶えようとするでしょう。

「貫索星」が西(右手)にある人の特徴は?

西(右手)に「貫索星」があるケースだと、強い信念を持っているのが特徴です。

このタイプも周りに流されない性格が強まりますが、さらにワンマン気質が目立ちます。

人が良かれと思って言ってくれた意見でも、自分が正しいと感じたら、あまり聞く耳を持ちません。

そのため、人間関係で問題が起こりやすいともいえます。

ただ、状況を読み解く力は備わっているので「今は意見を押し通すと良くない」と思えば、黙っていることもあるでしょう。

このような場合、忍耐力を発揮していくことで、不要なトラブルを避けられます。

人との関わり方や、相手との相性を特に意識することがポイントといえます。

貫索星(かんさくせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、貫索星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、貫索星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「貫索星」が2つある人は…

「貫索星」が人体図に2つある人は、独立心が強い傾向が見られ、一匹狼の気質が隠れているといえます。

だから話してみると「かなり頑固で驚いた」なんて思われることも。

さらに、自分の気持ちを周りに伝えることが得意ではないため、誤解されやすいんです。

当然、距離を置かれることがありますが、不器用な性格だと理解してくれる相性の良い人だと、長く付き合っていけるでしょう。

人体図に「貫索星」が3つある人は…

「貫索星」が人体図に3つ存在している場合、集中力が高い傾向が見られます。

一点を目指して突き進んでいくので、柔軟性に欠けるところはあるものの、結果を出しやすいといえます。

ただ、人との関係では、性格的に本心を隠してしまうことがあります。

気が合って相性が良い相手と気長に交流していくことで、心を開けるでしょう。

一度関係が深まった相手には、義理を尽くして優しさを与えられるタイプといえます。

人体図に「貫索星」が4つある人は…

「貫索星」を人体図に4つ持っている人は、さらにこだわりが強まります。

一見、大人しそうな雰囲気だったとしても、内面には激しさが存在しているといえます。

性格的に警戒心もあるため、近寄りがたいと思われることが多いかもしれません。

ですが、冷静に物事を見られる力が強いところがあるので、仕事などでは能力を発揮しやすいでしょう。

【まとめ】貫索星を持つ人は意志が強く野心家

「貫索星(かんさくせい)」の人は、強い意志や野心を抱いているのが特徴です。

強いこだわりは頑固さに繋がりますが、集中できる環境にいられれば、結果を出せるでしょう。

恋愛傾向としては、性格的に自我が出すぎると、相性が良くても喧嘩になりやすいところがありますが、内に秘めた情熱がパートナーに伝われば、深い愛情を感じてもらえるでしょう。

お金の使い方には少し注意しなければいけませんが、しっかりと目的意識を持てば、財運も期待できます。

「石門星(せきもんせい)」を持つ人の特徴は?

「石門星(せきもんせい)」を持っている人は、調和を重んじる特徴があります。

刺激よりも、安定や平和を求めますが、周りに流されるような精神ではありません。

胸の内には強い信念を秘めているため、たとえば上司や目上の人が相手でも、しっかりと意見を伝えます。

それでいて社交的なので、誰とでも仲良くなれる親しみやすい性格の持ち主です。

そのため、集団の中においては、人の輪の中心に存在するタイプだといえます。

野心家というわけではありませんが、その場に馴染みやすい性質から、組織のトップにもなる可能性を秘めています。

目次 []

「石門星」の人はどんな性格の持ち主?

「石門星」の人は、協調性や柔軟性を備えています。

だからグループの中にいることで、特に生まれ持った性質を生かせるといえます。

相性など関係なく周りの人とうまく交流できるし、仲間を守ろうという気持ちも強いところがあります。

物事の全体像を見ることができるため、何か起こっても冷静に判断できます。

好奇心も旺盛だから、知識の幅の広くて、話していても話題が尽きません。

そんな性質が、豊かなコミュニケーションに繋がっているのでしょう。

親しみやすいぶん、異性から好意を寄せられる機会が多く訪れますが、人に対して警戒しないところがあるため、時には利用されてしまうことも。

ただ、たとえ辛い目に遭っても、人を恨むような性格ではありません。

お人好しともいえますが、そこがまた魅力的に映るでしょう。

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「石門星」の人の恋愛傾向は?

「石門星」の人は、恋愛に対して高い理想を持っています。

自分を一番に理解してくれて優しい人に惹かれるところがあるため、たとえ初対面での印象が悪くても、交流を重ねていくことで良いイメージになれば、好きになるケースも多いでしょう。

たとえば、最初は意見の食い違いが起こっても、時間をかけて、お互い本心で向き合えば、異性としての好意に繋がっていくというように。

恋愛傾向としては、付き合う前は夢見がちですが、実際のところは相性を大事にするところがあります。

一方で、自分を心から大事にしてくれると感じたら、わがままになってしまうという特徴も見られます。

だけど、そんな風に素の状態を出していくのは、相手を信頼している証拠といえます。

甘えたい性格の持ち主なので、本当の自分をぶつけているのでしょう。

「石門星」の人の結婚運について

「石門星」の人は、交際が始まれば、恋人にのめり込んでいくところが特徴として挙げられます。

ただ、のめり込むタイプではありますが、付き合ってすぐに結婚を意識するようなことはなく、関係が深まっていくことで、自然と将来を考えるようになります。

時間をかけて恋人との繋がりを強めていくことで、結婚運に恵まれるでしょう。

結婚後も交際時と変わらずに、相手とはずっと一緒にいたいと考えていて、無理な要求をすることがあります。

たとえば、毎日スキンシップを取ってほしいとか、連絡が途切れると不安になるなど。

「石門星」の性質を理解できなければ、結婚生活を続けるのは難しいと感じられるほどです。

ただ、お互いの性質を理解し合うことができれば、いつまでもラブラブな結婚生活を送ることができるでしょう。

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「石門星」の人の仕事運・適職は何?

「石門星」の人は知識を発揮できる仕事が適職といえます。

専門的な職種を目指すことでも、才能を発揮できるでしょう。

ただ、上を目指す気持ちは持っていますが、実際に努力していくことは、少し苦手なところがあります。

そのため、もちろん、ある程度の下積みは必要ですが、時間をかけて技術を磨こうとするよりは、早く一人前になれるように、自分に合う勉強法を見つけたり、働きやすい環境を選んだりしていきましょう。

たとえば、コピーライターやインテリアデザイナーといった感性を披露できる職種がおすすめです。

これまでに培ってきた知識を活用できて、持ち前のセンスを活かせることで、仕事運は上がっていくでしょう。

「石門星」の人の金運・財産や貯蓄は?

「石門星」の人は、金運に恵まれるという特徴があります。

ただ、残念ながら、お金の使い方に関しては、あまり得意ではなく、特に、ギャンブルとの相性はよくありません。

しかも、何かにのめり込んでいく性格が金銭感覚では裏目に出る可能性が高いといえます。

なので、熱中して散財してしまいそうになったら、グッと我慢することが大切です。

一方で、物をもらう運には、とても恵まれていて、くじ運や懸賞などに当たりやすく、臨時収入にも期待できます。

このような性質を理解して、将来設計を立てて貯蓄に励むと良いでしょう。

その場合、本人だけで考えるより、専門家や詳しい人に相談することが金運アップの鍵になります。

石門星(せきもんせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「石門星」が中央(胸)にある人の特徴は?

中央(胸)に「石門星」がある人は社交性の高さから、フランクな付き合いができる性格の持ち主です。

恋愛傾向として考えた場合も、気軽な雰囲気は異性との関係を進展させる長所になり得ます。

ただ、相手に対して、少し距離感が近いところは注意したほうが良いでしょう。

同年代だとすぐに打ち解けられるという長所になりますが、目上の人だと「馴れ馴れしい」と思われ、マイナスの印象を与えかねません。

相手によっては、上下関係を意識することは大切といえます。

人との交流方法や相性を把握していくことで、どんな集団の中でもうまくやっていける力を発揮するでしょう。

人脈を広げていく才能もあるので、対人関係を学ぶことで、友だち付き合いや職場の人間関係でも役立てることができます。

「石門星」が北(頭)にある人の特徴は?

北(頭)に「石門星」がある人は、リーダー気質を発揮していくという特徴があります。

しかも、カリスマ性もあるので、たとえライバルだったとしても魅了して、味方に引き入れることも。

それほど魅力的な存在感が備わっているため、恋愛面では異性からモテるといえます。

家庭に収まったり、誰かの下で従ったりといったタイプではなく、一ヶ所に留まることを苦手に感じるところがあります。

自分から率先して人生を切り開いていく性格なので、華やかな生き方になるでしょう。

仕事では、職場との相性の悪さや待遇面での不満を感じたら、すぐに転職を考えるほどのフットワークの軽さがあります。

「石門星」が東(左手)にある人の特徴は?

東(左手)に「石門星」がある人は、社交的な性格が全面に表れます。

さらに、どんな人に対しても平等に接していこうとする気持ちも備わっています。

たとえ相手に苦手意識を感じたとしても、その中から良いところを見つけて仲良くなっていきます。

上下関係もうまくやっていけるため、学校の先輩や会社の上司とも円滑に付き合えるでしょう。

ただ、恋愛傾向として考えてみると、本心が分かりにくいところは、パートナーからすると不安かもしれません。

ですが、しっかりとお互いの性質を理解して相性の良さを発揮できれば、楽しい交際になります。

また、自分の感情だけで突き進むことはないため、冷静さを求められる場面ではスムーズに切り抜けられます。

「石門星」が南(腹)にある人の特徴は?

南(腹)に「石門星」がある人は、和気あいあいとした関係を好む傾向があります。

気楽さを優先するため、人脈の広がりが強まります。

気づくと、いつも誰かと連絡を取り合っているといった、人間関係の充実が特徴として見られます。

ですが、恋人に対しても、友だちと過ごしているように接するところがあり、相手からは不満に思われてしまうことも。

友だちと過ごす時と、恋人と過ごす時の意識を少し変えるだけで、恋愛はうまくいくでしょう。

一方で、たとえば厳しいルールがあるような場所のような、形だけにこだわった環境は、性格的に相性が悪いといえます。

大らかに過ごせるところを見つけることが、自然体で過ごせる鍵に繋がります。

「石門星」が西(右手)にある人の特徴は?

西(右手)に「石門星(せきもんせい)」がある人は、家族との繋がりを大切にしようとする気持ちを強く持っています。

立場が親でも子どもでも、配偶者でも関係なく、家族の誰かが困っていれば、みんなで解決しようとする意識を持っています。

ただ、あまりにも家庭を重要だと考えてしまう性格のため、相手に対して過度な干渉に繋がりかねません。

たとえ家族といっても、どんな環境で過ごして、どういう人と付き合っていくのかは、その人自身の問題です。

いくら一緒に暮らしていても、相性の良し悪しも関わってくるので、相手の気持ちを尊重することを意識していきましょう。

石門星(せきもんせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、石門星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、石門星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「石門星」が2つある人は…

「石門星」が2つの場合は、柔軟性を欠いてしまう傾向が目立ちます。

自分の大切にしている価値観や軸を守るために、頑固な性格が表れやすいといえます。

なので、パートナーが良かれと思って意見しても、受け入れられないといった傾向が見られるかもしれません。

あまりにも我を押し通そうとすると、人が離れることも考えられ、気をつけなければなりません。

寄り添ってくれる相手には素直になるように心がけましょう。

人体図に「石門星」が3つある人は…

「石門星」が3つの場合には、さらに頑固な性格が強調されます。

そのうえ、高い社交性を兼ね備えているため、集団の中においての発信力に重みが増すところがあります。

現代でいうインフルエンサーのような立場として、注目を浴びる存在感を発揮するでしょう。

ただ、華やかな生き方になると、よほど相性が合うの相手でないと、異性関係が落ち着かないといった恋愛傾向になるかもしれません。

自分が目立つ存在だと自覚して行動することが大切です。

人体図に「石門星」が4つある人は…

「石門星」が4つの場合には、自我を通そうとする性質がさらに大きくなります。

加えて、対人関係に冷めた性格にもなるため、近いところにいるのに、距離を感じるような関係性になりかねません。

せっかく相性が良いと感じたり好意を抱かれたりしても踏み込めずに、孤立してしまうこともあり得るということ。

自分の感覚を大切にするのは悪いことではありませんが、もう少し周りに対して心を開けるように意識することが重要です。

【まとめ】石門星を持つ人は調和を大切にし、社交性が高い

「石門星」の人は、調和を大切にするところが特徴として挙げられます。

「石門星」の人は、上限関係に少し疎い面はありますが、抜群の社交性は、どんな場面でも人付き合いに役立ちます。

その温かい性格は、異性にも好感を持たれやすいでしょう。

時間をかけて関係を構築できる相手だと、相性の良さを実感できて、結婚に繋がる可能性が高いといえます。

「鳳閣星(ほうかくせい)」を持つ人の特徴は?

「鳳閣星(ほうかくせい)」を持つ人は、人生を楽しむパワーが溢れています。

好奇心旺盛な性格から、趣味がたくさんあり、積極的に動いていくタイプです。

さらに、マイペースに過ごそうとする意識が強いため、ストレスを溜めにくいといえます。

のんびり生きていくことが信条なので、勝敗にもこだわりません。

だからといって、野心がないわけでもありません。

高い実行力を備えているので、やる気になれば結果を出しやすいでしょう。

一緒にいることで充実感を得られるのは「鳳閣星」の良さといえます。

目次 []

「鳳閣星」の人はどんな性格の持ち主?

「鳳閣星」の元に生まれた人は、ちょっとしたことでは動揺しない、とても大らかな性格の持ち主です。

いつでも心に余裕があるため、周りにも優しさを与えることができます。

そして、流行に敏感なタイプといえます。

たとえば、話題になっているお店に出かけたり、有名人が身につけているファッションを意識したり。

周りからオシャレな印象を持たれているのが「鳳閣星」の特徴の1つです。

ただ、少し流されやすい一面が見られるので、状況によっては自分の意見をしっかり伝えると良いでしょう。

基本的には安定した志向を持っているため、誰とでもうまくやっていけるところは長所だといえます。

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「鳳閣星」の人の恋愛傾向は?

「鳳閣星」の人は、恋人を選ぶ基準として、センスの良さを大切にしています。

身につけているものはもちろん、どんな話し方をしているのか、立ち居振る舞いなども気にするところがあります。

ただ、基本的には神経質なタイプではなく、深い交流をする時は、割と淡泊になりがちな恋愛傾向があります。

また、甘えたい性格を持ち合わせていて、年上を好む特徴が見られます。

包容力がある人だと、相性の良さを感じて、わがままを言ってしまうところがありますが、それは親しみを感じているから。

そんな風に、センスが良くて優しく包み込んでくれる異性との恋を「鳳閣星」の人は求めています。

「鳳閣星」の人の結婚運について

「鳳閣星」の人は、結婚は恋愛の延長にあると考えています。

「いつまでも恋人気分にいたい」ところがあり、共通の趣味を作ったり、友だちを交えて遊んだりしていきたいという思いが強く、生涯を共にするパートナーとは、ずっと一緒に過ごしたいと思っているでしょう。

結婚相手として、恋人としての感覚を大事にできるという条件を重要視しています。

相性の良さも鍵になりますが、それ以上に同じ感覚を分かち合えることが、結婚運を左右するといえます。

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「鳳閣星」の人の仕事運・適職は何?

「鳳閣星」の人は、楽しさを追求できる仕事が向いています。

事務職などのルーティン業務よりも、センスを発揮できる職種だと、才能を活かすことができます。

たとえば、ファッション関係や文筆業などの物書き、美容業界でも、「鳳閣星」の自由な発想は注目の的となります。

ただ、あまり忙しい職種だと、プライベートな時間が減ってしまうため、自分の能力をうまく発揮することが難しくなります。

それは、「鳳閣星」の人にとって、ゆっくりできる時間がとても重要だからです。

自然体で生きているタイプなので、窮屈な環境だと、せっかくの才能がうまく活かされません。

自分の感覚を磨ける職種を選ぶことはもちろん重要ですが、それ以上に、職場環境も「鳳閣星」の人にとって仕事運の鍵だといえます。

「鳳閣星」の人の金運・財産や貯蓄は?

センスのある「鳳閣星」の人ですが、お金に関してはけっこう堅実といえます。

大らかな性格から、お金を自由に使うイメージがあるかもしれませんが、感覚でお金を使うようなことはせず、日頃から無駄な出費は控えるところがあります。

しかも、収入との兼ね合いを考えてお金を使っていくので、節約がすごく上手です。

その結果、あまりお金を使っていないのに、優雅な暮らしができるといったことも。

お金に不自由しない運気なので、結婚しても貯蓄を確実に殖やしていく傾向が見られます。

ただ、ギャンブルや投資などとは相性が悪く、注意が必要といえます。

もともと親族からまとまった財産をもらうといった金運の持ち主なので、お金の心配はしなくても大丈夫でしょう。

鳳閣星(ほうかくせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「鳳閣星」が中央(胸)にある人の特徴は?

中央(胸)に「鳳閣星」がある人は、柔軟な考えを持っています。

自然体で生きていきたい性格なので、窮屈な環境や関係性に身を置くと、相性の悪さを感じて、そこから逃げ出したくなることも。

そのため、根気がなかったり、諦めが早かったりといった印象を抱かれるかもしれません。

ただ、自分の感覚を大事にしているため、ある意味でストレスを溜めない生き方ができるのも特徴の1つといえます。

また、気になることに対しては、すぐに行動を起こしていくタイプで、初めての挑戦でも恐れないところは、大きな長所です。

人に対しては中立を貫くので、好き嫌いで付き合いはしませんが、周りにいる人からすると、冷めているように見えてしまうかもしれません。

「鳳閣星」が北(頭)にある人の特徴は?

北(頭)に「鳳閣星」がある人は、楽しいという感情を優先する性格の持ち主です。

本能のままに生きていくため、周りからは「まるで子どもみたい」だと思われがちですが、普段は本能を抑えながら過ごしているといえます。

ただ、家族や親しい人の前では、時折「自由でいたい!」といった感情が、どうしても漏れてしまうことも。

そうなると、やはり周囲の人たちからは「落ち着きがない」といった印象を抱かれてしまう恐れがあります。

一方で、子どものような感性は、状況によっては大らかに過ごしていけるため、相性が合う環境だと本領を発揮しやすいでしょう。

「鳳閣星」が東(左手)にある人の特徴は?

東(左手)に「鳳閣星」がある人は、どんな状況でも楽しさを見つけられる特徴を持っています。

たとえ苦しい環境にいたとしても、自分が楽しめように工夫を凝らすことができ、ある意味、自分がいる場所との相性の良し悪しより、本人の気質が勝るタイプだといえます。

そんな前向きな性格は長所に繋がり、周りにも勇気を与えられる存在です。

そのため、友だちや後輩、会社の上司などからも頼りにされることが多いでしょう。

ただ、あまり苦労しているように見えないので、人によっては「ちょっと楽観的すぎでは?」といった見方をされることも。

どんな困難が訪れても、楽しめるように発想を転換していくところは、大きな長所といえます。

「鳳閣星」が南(腹)にある人の特徴は?

南(腹)に「鳳閣星」がある人は、型にハマらない生き方を好みます。

気の向くままに行動して、楽しさを追求していき、割と無謀なことにも挑戦する性格は、長所になり得るでしょう。

ただ、人に対して距離感を抱かせるところがあります。

自由にしているぶん、他者の生き方にもあまり口を出しません。

幸せの形は人の数だけあることを理解しているから、自分の考えを押し付けないようにしています。

フワフワと定まらない印象を受けますが、目標を決めたら突き進む強さも持ち合わせています。

環境によって生き方が左右されるため、相性の良い場所を見つけることが、自由に過ごせる鍵になります。

「鳳閣星」が西(右手)にある人の特徴は?

「鳳閣星」が西(右手)にある場合、人生をより楽しむ傾向が強まります。

気になることに対して、積極的に行動していく性格で、多趣味になりやすく、経験や知識もたくさん積み重ねる傾向があります。

ただ、すごく夢中になっていたかと思えば、急に何もしなくなるといったことが起こるため、飽きっぽいという印象を与えがちです。

ですが、自然体で過ごすことが、自分らしく生きるためには大切だと考えているだけなんです。

周りの人に対しても、無理をさせたくないという気持ちを持っていて、みんなが幸せになれる道を探そうとする姿勢は、好印象に繋がります。

鳳閣星(ほうかくせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、鳳閣星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、鳳閣星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「鳳閣星」が2つある人は…

「鳳閣星」が2つの場合、さらに自由な生き方が協調されます。

本能のまま過ごそうとするため、周囲の人はそのマイペースな雰囲気に、少し戸惑うことがあるかもしれません。

ただ、柔軟な性格や広い視野を持った生き方は、周囲に良い意味で刺激を与えられるでしょう。

人体図に「鳳閣星」が3つある人は…

「鳳閣星」が3つの場合は、さらに柔軟な性格面が強まります。

ただ、一見大らかそうに見えて、実際に接してみるとドライな性格と思われてしまうことも。

たとえ相性が良くても、友だちやパートナーに寂しい思いをさせてしまう可能性があります。

ですが、誰に対しても平等な態度を取っているところは、仕事などでの付き合いなど、誠実さを感じられる場面では、長所に繋がります。

人体図に「鳳閣星」が4つある人は…

「鳳閣星」が4つある場合は、自由な感性を大切にする性格が目立つようになります。

そのため、公平な考え方が強まり、どんな状況でも平等に接することを意識するところがあります。

一方で、恋愛面などで感情をさらけ出すことがなく、パートナーは複雑な感情を抱く可能性があります。

よほど相性の良い人や環境に恵まれないと、理解されにくくなってしまうかもしれません。

【まとめ】鳳閣星を持つ人は柔軟な視野を持つのんびり屋

「鳳閣星」の人は、人生を楽しむ傾向が強く、自由な感覚や柔軟さは、自然体で過ごしたい気持ちの表れといえます。

マイペースな性格は、周囲の人からすると、子どものような印象を持たれがちですが、柔軟な視野を持っていることは、どんな状況にも対応できる強みになります。

何ものにも縛られないところは、生きるための長所に繋がるはずです。

「調舒星(ちょうじょせい)」を持つ人の特徴は?

「調舒星(ちょうじょせい)」の元に生まれた人は、繊細な特徴を持っています。

完璧主義なところもあるため、気難しい部分も備わっていますが、そのぶん向上心が高いともいえるので、意欲的に自己成長を目指しているところがあります。

自分に足りていないものに向き合い、目標を掲げていくエネルギーに満ちている性格です。

ただ、人との関係になると、デリケートな一面が相手との距離の取り方に悩むといった問題が考えられます。

そんな「調舒星」の繊細さを理解してくれる人だと、相性の良さを実感できるでしょう。

対人関係に悩むことはありますが、自分を向上させる力はとても強いといえます。

目次 []

「調舒星」の人はどんな性格の持ち主?

「調舒星」の人は、個性的な魅力の持ち主です。

自分の直感に従って行動することが多く、そんな風に正直に生きている姿に、周りは魅了されるところがあります。

ただ、一方で「変わり者」だと思われることも少なくありません。

「調舒星」の性格としては、失敗を恐れる気持ちはあるものの、あまり深く悩まずに行動していきます。

繊細なところはあるものの、大胆さも感じるため、その様子を見た周りの人は、不思議な印象を抱くのでしょう。

お互いのペースを尊重し、デリケートな部分も受け止めてくれる人と、親しくなる傾向が高いでしょう。

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「調舒星」の人の恋愛傾向は?

「調舒星」の人は、刺激的な恋に夢中になる傾向があります。

たとえば、パートナーのいる人によく惹かれてしまうとか、ライバルが多い異性への気持ちを止められないなどです。

不倫にのめり込みやすいのも、特徴だといえます。

いきなり体の付き合いを伴う深い関係になることも珍しくありません。

ただ、相手が自分の物になったと感じたら、興味をなくしてしまうところも恋愛の特徴として見られます。

そのため、最初からすべてをさらけ出される関係は好みません。

どんな人柄で、どういう性格をしているのかを、少しずつ知っていくほうが、気持ち的にも燃えるのでしょう。

本心が分からなければ不安に感じるものですが、「調舒星」の人は、そこが逆に刺激になるのです。

ミステリアスな雰囲気の人だと、気になって恋心が大きくなるので、相性も良いといえます。

「調舒星」の人の結婚運について

「調舒星」の人は、魔性的な一面を持った恋愛傾向が見られるので、そんな刺激的な恋愛を繰り返して、晩婚になる可能性があります。

まずは、じっくりと2人の相性を見極めることが、望む結婚に繋がります。

本来「調舒星」の人は、とても繊細なところがあり、人の気持ちを汲み取るところは、温かな家族を築くうえで、重要なポイントといえます。

恋をすると大胆な性質が目立ち、結果的に相手を振り回してしまうところはありますが、結婚を意識したいのであれば、豊かな感性を持っている人を見つけることができれば、結婚へと進展する可能性が高いでしょう。

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「調舒星」の人の仕事運・適職は何?

「調舒星」の人は、個性を発揮できる相性の良い環境を見つけることが大切です。

この場合、職種や給与よりも、まずはどれほど自分の性格に適した会社に入れるかが、仕事運の鍵になります。

ある程度、人間関係の風通しが良い小規模な会社のほうが、「調舒星」の力を発揮しやすいといえます。

また、芸術的な感性を秘めている可能性が高く、できるだけ幅広い分野に触れることが自己成長に繋がります。

具体的な職種として、絵を描く仕事や物書き、芸能関係なども適職です。

特に才能を磨き上げるためには、気になる情報は積極的に取り入れていくと良いでしょう。

「調舒星」の人の金運・財産や貯蓄は?

「調舒星」の人は、金運上昇を目指すには努力が必要な運勢といえます。

というのも、たまに大きな出費に見舞われることがあるため、どうしても貯蓄がスムーズに進まない可能性があります。

ですが、普段からお金の管理を徹底して、計画を立てていれば、急に入り用になっても対応できます。

収入と支出のバランスを考えて、日頃からお金に関する意識を持つことが大切です。

日々のやりくりや目標設定なども、貯蓄のための大きな鍵になります。

そして「調舒星」の性格と賭け事の相性は良くなく、ギャンブルには手を出さないほうが賢明です。

たとえ挑戦する機会があっても、できるだけ少額で取り組むなど、常にリスク管理を意識しましょう。

調舒星(ちょうじょせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「調舒星」が中央(胸)にある人の特徴は?

中央(胸)に「調舒星」がある場合は、感受性が豊かな特徴が見られます。

たとえば相性に関係なく、人の好き嫌いが激しくなるといった極端な一面が目立つ可能性が考えられます。

周りに対しても偏った態度で接してしまう恐れもあり、人によって印象が180度変わってしまうことも。

ただ、デメリットだけではなく、感受性の鋭さを生かすことができれば、仕事や趣味などでも役立てることがあります。

つまり、視点の向きを意識していくことで、人生を豊かにできる力にもなり得るのです。

「調舒星」が北(頭)にある人の特徴は?

北(頭)に「調舒星」がある人は、不器用な寂しさが目立ちます。

「調舒星」の人は孤独に耐えられず、誰かに一緒にいてほしいと願っていますが、素直に「そばにいてもらいたい」という言葉がなかなか出てきません。

一方で、相手に構ってほしいという雰囲気を察してもらおうとするところがあり「ちょっと面倒な性格の人かも」といったイメージを抱かれることも。

伝えるべきことはハッキリと言葉にしていくなど、少しずつでも本心を言えるように、意識していくことが大切です。

「調舒星」が東(左手)にある人の特徴は?

東(左手)に「調舒星」がある人は、自我が強くなる傾向が見られます。

自分の中に譲れないものがあるため、周りに何か言われても、自分の意志を曲げることはありません。

相手と意見が合わなくても折れることがないため、そのまま距離を取られてしまうといった可能性も考えられます。

自分の中に強い軸があるのは、決して悪いことではありません。

ですが、状況によっては相手の意見に合わせることも、時には必要だといえます。

もちろん、相性の良い人とは、お互いの気持ちを伝え合うことで関係は深まりますが、すべての人と分かり合えるわけではありません。

相手の人柄などを意識した言動を心がけると、不要なトラブルは避けられるでしょう。

「調舒星」が南(腹)にある人の特徴は?

南(腹)に「調舒星」がある場合、他の人にはない個性を持っているという特徴が見られます。

ただ、まだ自分自身は気づいていない可能性も高く、自分の才能を見つける努力は必要です。

たとえば、これまで気になりながらも関わってこなかったジャンルがあれば、ぜひ挑戦してみてください。

そして、独創的な発想によって、誰も思いつかないようなアイデアが閃く可能性があるでしょう。

ただ、周りから理解されない状況に陥ることも珍しくありませんが、そんな時こそ、できるだけ多くの人とのコミュニケーションを意識していくことが、力を発揮していくための鍵に繋がります。

「調舒星」が西(右手)にある人の特徴は?

西(右手)に「調舒星」がある場合、独自の世界観を大切にしていく特徴が表れます。

同時に、周囲には分かってもらえないといった悩みも、抱えてしまう恐れも…。

ただ諦めずに、自分の考えや価値観を知ってもらうように努力することは、今後の人生を有意義に過ごすうえで重要といえます。

卑屈になり、周りと距離を取ると、そこから溝が大きくなってしまう可能性があるからです。

焦らずに、自分自身を理解してもらうように努めると、性格や相性の合う人は見つかるはずです。

自分の感覚を大事にしながらも、他者との関わりも積極的に心がけましょう。

調舒星(ちょうじょせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、調舒星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、調舒星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「調舒星」が2つある人は…

「調舒星」が2つある場合は、二面性が出てくることがあります。

普段は慎重に物事を進めていくのに、たまに大胆な行動を取ることがあります。

そんな性質が強まると、家族や身近な人からも「何を考えているのか分からない」と思われてしまう恐れも。

また、芸術方面への興味が高まるといった特徴も見えてきます。

独特なセンスを磨くことにも役立つので、相性が良いと感じることには、積極的に情報を集めると良いでしょう。

人体図に「調舒星」が3つある人は…

「調舒星」が3つの場合は、さらに極端な性質が強まります。

かなり激しい感情に突き動かされたり、反対に優しさに溢れるようになったり。

人に尽くすことに大きな喜びを感じる性質が目立ってくるので、時として自己犠牲のような態度を取る状況も訪れる可能性があります。

また、このタイプの人は、相性が合わないと感じたら、その人と一緒にいるのは難しいでしょう。

人体図に「調舒星」が4つある人は…

「調舒星」が4つの場合には、感情の波がより激しさを増します。

ただ、心を落ち着かせることを意識したり、精神面を強くしようと努力したりすることで、性格的にも穏やかさが得られるはずです。

また、このタイプの人は、一緒にいる人の影響を受けやすいところがあります。

落ち着いた相性の良い友だちや恋人のそばにいることで、満足できる環境を整えることができます。

【まとめ】調舒星を持つ人は厳しさ・繊細さの二面性が際立つ

「調舒星」の元に生まれると、気難しい反面、繊細な一面を持っていて、向上心の高さに繋がっています。

「変わっている」と思われる性格ではありますが、ただ正直に生きているだけです。

そんな「調舒星」に、相性の良さを覚えて魅了される人も少なくありません。

自分自身の個性を発揮できる場所を見つけることで、人生を有意義に過ごすことができるでしょう。

「禄存星(ろくぞんせい)」を持つ人の特徴は?

「禄存星」を持つ人は、雄大な愛とスマートな頭脳、そしてカリスマ性を持ち合わせています。

人に優しく、困っている人を見たら放っておけないくらい情に厚いところがあります。

もともと周囲を惹きつける魅力があるので、世話焼きな面もあいまって人気者になる素質を持っています。

しかし、その一方で「禄存星」を持つ人はスマートで要領が良いので、不利益を被らないように裏でしっかり計算をしているような理知的な面を合わせ持っているところがあります。

スマートさは商売でも発揮し、投資や博打など勝負運も強いので、経済面で切羽詰まる場面はあまりないでしょう。

目次 []

「禄存星」の人はどんな性格の持ち主?

「禄存星」の人は社交性が高く、誰とでも仲良くできる才能があります。

また、他人に尽くすことに生きがいを感じるタイプで、人が嫌がる物事を率先して引き受けることが多いでしょう。

しかし、サービス精神旺盛なうえ、頼られたら断れない性格なので、キャパシティを超えて頑張ってしまったり、ストレスを抱えたりと、誰にも相談できないまま1人で辛くなってしまうところがあります。

また、自分が頑張っていることをアピールすることや他人と競争することが苦手で、チャンスを逃してしまうことも。

他人の前では辛くても笑顔を見せますが、一方でプライベートではまったく違う顔を持っていることがあります。

社交的ですが引っ越しなどで距離が離れればあっさりと疎遠になり、代わりに今自分の近くにいる人に乗り換える計算高いところもあります。

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「禄存星」の人の恋愛傾向は?

「禄存星」の人は恋愛面でも社交性が発揮され、異性にモテる傾向があります。

告白されることも少なくないので、決して恋愛経験が少ないわけではないですが、恋愛に対していくつになっても初心なところがあります。

それゆえルックスが良くて異性慣れしているような人気者はどちらかというと苦手。

純粋な憧れや尊敬から恋愛に発展することが多く、好きな人を遠くから見守るだけで満足するような、学生の青春のような淡い恋愛になることが多いでしょう。

自分からは積極的にいけないので片思いで終わることが多いですが、両想いになったら相手に積極的に尽くします。

セックスに対しても純情で愛を確かめ合うロマンチックな行為という認識が強く、友人と面白半分に気軽に話題にすることも苦手です。

行為中も快楽より恋人との精神的な交流を優先します。

「禄存星」の人の結婚運について

「禄存星」の人は、なかなか自分から出会いのチャンスを掴みにいけないタイプなので、晩婚になることが多いです。

ただし遊びの恋はしないので、お互いに想いが通じ合い、両想いになって、タイミングが合えばトントン拍子で結婚まで進めます

しかし恋人になっても遠慮して本音が言えないので、相手がその気にならなければ、なかなか結婚へと進めないケースもあるでしょう。

相手が浮気しても見て見ぬふりして許してしまうような人は、さらに結婚のチャンスが遠のいてしまう可能性が高く、時には勇気を出して、相手に自分の意思を伝えることが大切です。

結婚後は相手に尽くすので円満な結婚生活が築けますが、相手を甘やかしすぎると相手の悪いところが増長して2人のバランスが崩れるので、気をつけましょう。

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「禄存星」の人の仕事運・適職は何?

「禄存星」の人は、商才に恵まれています。

もともと聡明な方なので、どんな仕事でも卒なくこなして成果を上げられます

お金を稼ぐことが得意で勝負運もあるのでここぞという時に強く、上司や同僚にとっては頼もしい存在になるでしょう。

「禄存星」の人にとって仕事はお金を稼ぐ手段やキャリアアップのためのものでなく、誰かに喜んでもらえるかが大切なので、人に尽くす仕事にやりがいを感じます

それゆえデスクワークよりも接客業や福祉、ホスピタリティ関連のような人と関わる仕事のほうが合います。

具体的には営業職や、介護士・看護師・医師などの医療福祉関係店員やホテルマンなどのサービス業だと、毎日やりがいを感じられるでしょう。

「禄存星」の人の金運・財産や貯蓄は?

「禄存星」の人は、生まれながらに金運にも恵まれています。

もともと商才がありお金を稼ぐことが得意なうえ、運にも恵まれており臨時収入の機会も多いので、生涯を通じてお金に不自由することはほぼないでしょう。

博打運も強いので、宝くじやギャンブルで一攫千金を得る可能性もあります。

お金が入ってきやすいタイプなうえに堅実で質素な生活を好み、無駄遣いはしないので、自然に貯蓄が貯まっていきます。

「禄存星」の人にとって、お金は豪遊して楽しんだり自分が得したりするものではなく、周囲の人を助ける手段の1つという認識があります。

それゆえ近しい人がお金で困っていたら気前よく貸したり、自分の財産を投げ打ってでも助けてあげようとしたりしますが、行きすぎると自分が窮地に追い込まれてしまうので、人助けもほどほどにしておきましょう。

禄存星(ろくぞんせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「禄存星」が中央(胸)にある人の特徴は?

「禄存星」が中央(胸)にある人は『自己顕示欲』が根付いていることを表しています。

「相手に喜んでほしい」「幸せになってほしい」という気持ちで他人に尽くし、それに満足感ややりがいを感じてますが、同時に「自分を好きになってほしい」「よく見られたい」という、見返りを求める打算的な心も持ち合わせています。

だからこそ、食事を奢ったりプレゼントを贈ったりと、他人のためにお金を使うことも多くなります。

もともとお金を稼ぐ才があるので収入の機会は多い方なのですが、稼いでは他人のために使ってなくなるという繰り返しになりがちなので、お金の使い方には注意しましょう。

「禄存星」が北(頭)にある人の特徴は?

「禄存星」が北(頭)にある人は、深く温かい包容力に満ち溢れています。

他人のために尽くしたい気持ちが溢れているので、少しでも誰かが困っている姿を見たら、「この人のために何かしてあげたい」「今すぐ助けてあげたい」という気持ちが湧き起こり、その人の都合や状況を考慮せずに介入してしまいがちです。

見返りを求めずに手を差し伸べますが、結局は「尽くしたい」という自分の気持ちを優先して動いてしまうため、時には有り難迷惑やお節介になってしまうことも。

「この人には助けが必要だ」と1人で判断せずに、まずは本当に助けてほしい状況なのか本人に確認するクセをつけると悲しいすれ違いがなくなるでしょう。

「禄存星」が東(左手)にある人の特徴は?

「禄存星」が東(左手)にある人は、究極の人好きで、全ての人を愛せる雄大な愛を抱えています。

自分の周りにいる人、特に自分と関わってくれる人が大好きで、惜しみない愛情を注ぎます。

「禄存星」が東(左手)にある人にとって誰が特別ということはなく、まんべんなく周囲にいる全員が大切なので、はたから見れば八方美人に映ってしまうこともあります。

また、この大海のように広い愛は、相手がどんな姿を見せても揺るぎません。

ありのままを愛せる博愛主義者なだけなのですが、時に他人に理解されず、誤解からトラブルに発展することも。

特に恋愛では相手を勘違いさせてしまう可能性が高いので、異性としての好意の有無ははっきり提示しましょう

「禄存星」が南(腹)にある人の特徴は?

「禄存星」が南(腹)にある人は、“同情的な愛”を持っています。

困っている人を見つけたら、いてもたってもいられず一目散に駆けつけ、頼られたりお願いされたりすると断れません。

誰かに助けを求められ、それに応えて感謝されるということに幸せと生きがいを感じています。

それゆえ自分がどんな状態にあっても、お願いを引き受けたり、他人を助けようとしたりするので、気づかないうちに自分自身がボロボロになってしまうこともあります。

さらに、この同情的な愛は誰に対しても生まれるので、たとえ大切な人が近くにいても、人助けや地域のボランティアに夢中になってしまうことも。

使命感に駆られて本当に大切な人が疎かになってしまわないよう留意しましょう。

「禄存星」が西(右手)にある人の特徴は?

「禄存星」が西(右手)にある人は、深い愛を持っており、大切な人や愛する人に献身的に尽くす傾向があります。

どちらかというと、言葉よりも行動や態度で愛情を示すタイプといえるでしょう。

また、「禄存星」が西(右手)にある人は、ボランティア精神がある博愛主義者の「禄存星」にしては珍しく、愛情を返してくれない人や愛情を伝えてくれない人を嫌いになったり、見限ってしまったりするところがあります。

相手が反省して行動を改めれば関係修復の見込みはありますが、そうでないとそのまま疎遠になってしまうでしょう。

よって、自分の愛情を受け止め感謝し、きちんと愛情を返してくれる人であれば、長く円満な関係を築けるでしょう。

禄存星(ろくぞんせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、禄存星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、禄存星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「禄存星」が2つある人は…

人体図に「禄存星」が2つある人は、博愛主義者でありつつも、”他人との距離感を適切に持っており自立心があります。

誰かにべったりといったことはなく単独行動も苦ではありません

ただ「禄存星」の性質である包容力や見返りを求めない愛情は根底にあるので、他人からすると「禄存星」の人から急に優しくされたり尽くされたりすることの真意が読めず、「何を考えているのか分からない人」と認識されることも珍しくありません。

人体図に「禄存星」が3つある人は…

人体図に「禄存星」が3つある人は、他人への献身や愛情が深まると同時に、利己的な行動や考えも増え始めます。

相手が困っていると判断したら、相手の気持ちや状況を考えずに良かれと思って先走ってしまうため、時にはお節介になって相手に疎まれてしまい、思うような結果にならないこともあります。

また人助けに夢中になるあまり、自分のことを後回しにして、逆に他人に迷惑をかけてトラブルになることがあるので、注意しましょう。

人体図に「禄存星」が4つある人は…

人体図に「禄存星」が4つある人は、人体図に「禄存星」が3つある人が持つ利己的な献身愛がさらに高まり、世の中の中心が自分であるかのように無意識に振る舞ってしまう恐れがあります。

また、従来大金を引き寄せる体質になりますが、そのぶん出費も多くなりがちになるので注意が必要。

自分に自信があるぶん、他人にいいように転がされやすく、大変な思いをすることもあるので、他人に流されない軸を持つように心がけましょう。

【まとめ】禄存星を持つ人は、社交性が高く情に厚い博愛主義者

「禄存星」を持つ人は愛情深く、他人に尽くすためなら自分の身を省みない自己犠牲精神があります。

自分の行いで相手を喜ばせることに生きがいと幸せを感じる素敵な方ですが、他人を助けることに夢中になりすぎると反対に自分の首を絞めたり、本当に大切な人をおざなりにして逃してしまったりする恐れがあるので注意しましょう。

一歩後ろに引いて、冷静に状況を見て判断をすること、そして他人に依存せず自立心を持つことが大切です。

「司禄星(しろくせい)」を持つ人の特徴は?

「司禄星」を持つ人は、とても家庭的なタイプです。

家庭を守る側面から、いざという時のために、モノや知識も貯め込む傾向があります。

お金を貯めることも得意で、貯蓄が趣味という方も多いでしょう。

「着実と正直の星」のもとに生まれてきたような保守的なタイプなので、緊急的な対応や目まぐるしい変化は好みません。

仕事面では、真面目に働くので収入が固く、さらに倹約家なので、お金に困ることはほぼありません。

自らの力で家族や大切な人を養っていける財力と安定感があります。

穏やかな気質を持ち、人間関係も比較的円満です。

ただ、トラブルを避けるためにあえて自ら折れることがあり、他者に利用されてしまう恐れがあります。

目次 []

「司禄星」の人はどんな性格の持ち主?

「司禄星」を持つ人は、誠実で慎重な方です。

地道な努力家で、何事もコツコツと時間をかけて積み上げていくことを好みます。

心配性で石橋を叩いて渡るような慎重さがあるので、大きな失敗は滅多にありません。

そのぶん回り道になるので、他者からはじれったく思われることがしばしばあります。

また現実主義者で自分の能力で達成可能な範囲でしかチャレンジしないので、成績や昇進に伸び悩んでしまうことがあります。

基本的に温厚で落ち着きがありほのぼのとしているので、人間関係は穏やかです。

一方で反発することが苦手なので押しに弱く、自分の意見を飲み込んでしまうところがあります。

他者の気持ちに敏感なので、気苦労も絶えず、「司禄星」を持つ人は内面には色々な思いを抱えています

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「司禄星」の人の恋愛傾向は?

「司禄星」を持つ人は、恋愛面においても慎重で誠実です。

ゆっくり愛情を育てていくタイプなので、一目惚れで始まる恋はほぼないでしょう。

たとえ初対面で好感を抱いても、人となりをよく観察してからでないと心を許せないところがあります。

それゆえ、何を考えているか分からない人や、誰にでも調子がいい浮ついている人は苦手です。

内面を重視しているので、容姿が地味でも誠実で努力家な尊敬できる人に魅力を感じます。

好きになるまでは慎重でガードが堅いですが、恋人になった途端に積極的になり、相手にストレートに気持ちを伝えます。

恋人一筋で浮気は絶対にしません

ただ相手にも同じように誠実な愛を求めるので、一度の過ちでも許せず、どれだけ好きだったとしても浮気をされればすっぱりと別れを選ぶ傾向があります。

「司禄星」の人の結婚運について

「司禄星」を持つ人は結婚運に恵まれています。

決して情熱的ではありませんが、誠実に揺るぎない愛を注ぐので、安定した結婚生活を送れます。

結婚を決断するまでに相手の人間性をしっかりと見極めるので、結婚後のトラブルも少なく、性格の不一致で別れるということもほぼありません。

ただそのぶん相手選びに時間がかかるので、結婚の時期が遅くなる傾向があります。

たとえ婚期が遅れても焦りは禁物です。

早く結婚することが目的になってしまうと十分に相手を見極められず、相性の悪い相手と結婚してしまう恐れがあるので注意しましょう。

「この人なら大丈夫」と思えるまでじっくり相手を選んだほうが幸せな結婚生活を手に入れられます。

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「司禄星」の人の仕事運・適職は何?

「司禄星」を持つ人は、誠実で慎重なので、他者から信用を得やすい人柄といえます。

それゆえ信用が物を言う銀行員や保険会社などの金融関係の他、経営コンサルタントや設計士、編集者などの仕事が合っているでしょう。

正義感があり、公私の区別をきちんとつけて働くので、公務員や弁護士などの仕事とも相性が良いでしょう。

真面目で堅実に成果を出すので、上司からの評価も良く、まとめ役などに任されることが多いでしょう。

昇進も同僚より早いタイプです。

細かい仕事や人が嫌がる仕事もこなす胆力があるので、デスクワークやチームワークでの仕事でも才能を発揮できます。

反対に流動的な分野の仕事や、変化の多い職場だとついていけず、能力が十分に発揮できません。

よって独立やフリーランス等も気苦労が多いので向いていないでしょう。

「司禄星」の人の金運・財産や貯蓄は?

「司禄星」を持つ人は慎重な性格が金運にも影響し、着実に貯蓄を重ねて将来大きな財を築き上げるという固い金運を持っています。

宝くじが当選して一攫千金を得るというような強運はありませんが、もともと大変な倹約家で、使うことよりも貯めることに楽しさを感じるタイプなので、お金が貯まりやすい気質を持っています。

無駄遣いをしないことは良いですが、度がすぎると必要なものまで削ってしまったり、他者との付き合いまで悪影響を及ぼしたりなど、お金を守りすぎることで反対に幸せから遠のいてしまう恐れがあります。

特に人付き合いにかかるものは、多少の出費が人間関係の潤滑油になると思って、快く出すようにしましょう。

たとえ出費が増えても、「司禄星」を持つ人ならすぐに立て直すことができるので、心配しすぎる必要はありません。

司禄星(しろくせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「司禄星」が中央(胸)にある人の特徴は?

「司禄星」が中央(胸)にある人は、金銭的な不安を抱えやすい傾向があります。

そのため貯蓄することに安堵感と幸せを覚え、出費することに嫌悪感を抱き、なるべく避けようとします。

それゆえ「司禄星」を持つ人の中でも特に倹約家なタイプといえます。

貯め込むことで安心を得ようとするのはお金だけでなく、モノにも当てはまります。

これは家庭的な「司禄星」が家族の将来のために「いつか必要になるかもしれないもの」を十分に備えようとする無意識の現れと言われています。

自分や家族の幸せに繋がるものはお金や形があるものだけとは限らないので、お金と引き換えに得られるサービスや思い出にも価値を見い出せると良いでしょう。

「司禄星」が北(頭)にある人の特徴は?

「司禄星」が北(頭)にある人は、強い結婚願望を持っているタイプです。

なぜなら「司禄星」が北(頭)にある人は1人で生きていくよりも誰かと一緒に生きていきたい思いが強く、家族を作りたいと考えているためです。

これには「司禄星」の本質である、安心や安定性を求める性格が起因となっています。

「司禄星」を持つ人は結婚相手候補をしっかり見極めるので、自分と相性の良いと結婚して堅実な将来を得やすいでしょう。

仕事面でも変化や激しい競争のない分野で、地道にコツコツ積み重ねるような地味な作業を続けることを好みます。

結婚生活でも仕事でも、刺激より穏やかな人生を求めるのが「司禄星」が北(頭)にある人の特徴です。

「司禄星」が東(左手)にある人の特徴は?

「司禄星」が東(左手)にある人は同じく倹約家ですが、他の「司禄星」のタイプと違うところは「大切な人との絆を深めるためにお金を使える」という点です。

お金は自分のためよりも他人のために使うものという価値観があり、無駄遣いをしたり、ギャンブルに興じたりすることはありません。

他人のため以外にも、将来のために自分に必要と思えることにお金を使います。

老後のことまで考慮し、長期的な展望を持って貯蓄管理を行えるので、生涯に亘って経済的に困窮することはないでしょう。

「司禄星」が東(左手)にある人にとって、貯蓄の額と将来の計画の実現性が重要なので、全て整えることができたら、安心感と幸せを得られるでしょう。

「司禄星」が南(腹)にある人の特徴は?

「司禄星」が南(腹)にある人は、特に真面目で常識人として振る舞える人です。

約束の5分前に集合したり、決まり事をしっかり守ったりするので、周囲からの信頼も厚いです。

そのため他者から頼られたり、相談事を持ちかけられたりすることも多いでしょう。

「司禄星」が南(腹)にある人は近しい人や家族に対して、とても愛情深く、相手が困っていたら自分のことのように親身になって解決するまで動きます。

また尽くし型の「司禄星」の人には珍しく仕事で出世したい欲がありますが、これは家族のために昇進して安定した生活を得たいという思いが起因しています。

そんな将来の幸せのために真面目にコツコツと仕事を頑張るところがあります。

「司禄星」が西(右手)にある人の特徴は?

「司禄星」が西(右手)にある人は、より質素倹約に努めるタイプです。

質素倹約が好きというよりも「長子だから将来の親の介護のために」とか「親だから子供のために貯蓄しないと」など、自分の立場から使命を感じて倹約に努める形が多いです。

家計簿をしっかりつけて管理できるので、「司禄星」が西(右手)にある人が家族にいると安心感があります。

ただ自己犠牲精神が強いので、家族のために自分だけ我慢をしてしまう恐れがあります。

知らず知らずのうちに自分を苦しめてしまうケースが多いので、時には自分のことを優先してあげましょう。

またコレクション収集に興味があるので、たまにはご褒美として楽しむのも良いでしょう。

司禄星(しろくせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、司禄星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、司禄星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「司禄星」が2つある人は…

人体図に「司禄星」が2つある人は、もともと「司禄星」が持つ「倹約思考」や「真面目さ」、「堅実性」などの気質が強くなります。

より現実主義者になり、金銭的余裕を得るために仕事を頑張ったり、貯蓄を頑張ったりします。

また大きな失敗をしないよう、これまでの経験則から予想できることや自らの才能でできる範囲のことしか行いません。

この思考は自分の行いで家族に迷惑をかけたくないという家族愛から生まれています。

人体図に「司禄星」が3つある人は…

人体図に「司禄星」が3つある人は、「司禄星」が持つ「家庭的な面」がさらに強まります。

家族への愛情がより深くなり、家族のために身を粉にして行動します。

相手を思いやる気持ちが強まるため、相手が欲していることにすぐに気づくようになります。

しかし家族を守りたいがために用心深さも強まるので、家族にも本音を明かしにくくなります。

そのため思いも寄らないところですれ違いが生まれやすくなるのが玉にキズです。

人体図に「司禄星」が4つある人は…

人体図に「司禄星」が4つある人は、人体図に「司禄星」が2つから3つある人の特性がさらに強まります。

真面目に働いて着実に貯蓄を進めることで将来への不安が解消され、無理に質素倹約に努めたり、財産に執着したりすることがなくなります。

ただ精神的なストッパーがなくなったことで、ストレスを強く感じた時などに財布の紐が緩くなることが増えるので注意しましょう。

社会への不満を浪費以外でうまく解消することが大切です。

【まとめ】司禄星を持つ人は家族思いで真面目な努力家

「司禄星」を持つ人は堅実家で真面目なタイプなうえ家族思いなので、結婚に向いているタイプです。

努力家で仕事もでき、経済的にも安定感があるので、能力的にいえば1人でも十分生きていけますが、家族のように大切な人が身近にいるとよりモチベーションが上がり、人生が明るく彩られます。

ただ結婚相手をしっかり吟味するため、晩婚になりがちです。

焦らずしっかり結婚相手を見極めれば、盤石な結婚生活を築けるでしょう。

「車騎星(しゃきせい)」を持つ人の特徴は?

車騎星を持つ人は、野生と頭脳の星のもとに生まれ、強者と戦う強さと満ち溢れるパワーを持っています。

鋭い感性を持ち、何事もそつなくこなす奇才タイプで、意志が強く負けず嫌いなところがあり、思わずカッとなってしまうほど勝負事には熱くなります。

しかし情熱的かと思えば意外とドライな気質で、人や物事に執着せず、何事もさっぱりしており、即断即決ができます。

安定やマンネリが苦手で、変化や進化を好むため、起業や開業など、この行動力が強みとなる仕事では成功しやすいタイプといえます。

中途半端なことが嫌いで何事も白黒はっきりつけたい性分なので、夢を掴みやすい一方付き合う人を選ぶでしょう。

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「車騎星」の人はどんな性格の持ち主?

車騎星を持つ人は、人情味に溢れた親分肌なタイプです。

特に家族や友人、仲間など、身近な人たちに対する愛情は深く、博愛主義に近いといえ、大きな愛を持って接します。

頼られると断れず、力になりたいと思うため、多くの人が集まってきます。

しかし大切な人たちを守りたいという気持ちが強いあまりに、自分を犠牲にしてしまうことも。

さらに近しい人たちとは本音で語りたいゆえに相手にもそれを求めがちですが、他人に心を許せるまで時間がかかる人もいるので、求めすぎないにしましょう。

また身近な人たちが大切なぶん、それ以外の人たちを敵視してしまう極端な一面があります。

感情に任せて反発すると敵が増え、自分の首を絞めることになるので気をつけましょう。

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「車騎星」の人の恋愛傾向は?

車騎星を持つ人は、波乱万丈な恋愛になる傾向があります。

愛に生きるタイプで、好きになった人には、とことん尽くします。

献身的な愛し方をするため、「放っておけない」「守ってあげたい」という思いがきっかけとなって人を好きになることが多いです。

ゆえに庇護欲をそそられる人が好みです。

またドライな面がある一方、恋愛においては情熱的なので、一目惚れで始まる恋も多いでしょう。

気持ちが大事なので、相手の容姿や年齢にはこだわらず、大きく年齢が離れた歳の差カップルの人も多いでしょう。

そして両想いになると、「尽くしたい」という思いが徐々に「独占したい」という思いにシフトしていきます。

独占欲がエスカレートすると、相手のファッションや髪形、行動にまで口を出すようになり、衝突が増えやすくなるので気をつけましょう。

「車騎星」の人の結婚運について

車騎星を持つ人は、基本的に献身的な愛し方をするので、相性の良い相手となら結婚までスムーズに進みやすいでしょう。

車騎星を持つ人はもともと家族愛に溢れており「早く結婚したい」という願望が子供の頃からあるため、比較的婚期も早いほうです。

家事にも協力的なうえ、相手への気遣いも長けているので、順風満帆な家庭を育めるでしょう。

愛情深いので浮気はしませんし、夜の夫婦生活にも積極的で相手を喜ばせたいタイプなので、夫婦関係も良好になります。

ただ独占欲が強いため、あまり配偶者に口を出しすぎると険悪になることも。

夫婦とはいえ、お互いの気持ちや時間を尊重するように気をつけると、長く円満な家庭を築けるでしょう。

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「車騎星」の人の仕事運・適職は何?

車騎星を持つ人は、何でもそつなくこなせる器用さと、1人で行動を起こせる実行力が備わっているため、どんな仕事でも良い成績を残せます。

競合の多い分野で戦っていける力があり、ソロプレイヤーとして活躍する人も多いでしょう。

個人の能力は高いのですが、車騎星を持つ人は昇進や昇給にさほど興味はありません。

それよりも職場の雰囲気やチームの仲の良さを重視しており、アットホームな職場なら、どんな辛い仕事でもやり遂げられます。

ただし人間関係が大変な職場ではストレスが多く、本来の力が出せなくなります。

負けず嫌いな性格ですが、身内びいきのため、職場の人とライバル関係になるのは苦手です。

適職としては、人情味溢れる性格が活かせる教育者や福祉関係、カウンセラーなど、人を支えたり導いたりする仕事が向いています。

「車騎星」の人の金運・財産や貯蓄は?

車騎星を持つ人は、お金に関して堅実な考えを持っているため、無駄遣いを控えて最低限の蓄えをしっかり確保します。

現実主義者なので、マルチやギャンブルに興じたり、怪しい儲け話に乗ったりして失敗することもありません。

金銭感覚に優れており、仕事も真面目に働くタイプなので、よほどのことがなければ貯蓄が大きく崩れることはないでしょう。

自分のための贅沢や浪費はしませんが、他人に尽くすために使うのは大好きです。

友人にプレゼントを贈ったり、家族を旅行に連れて行ったりと、身近な人のためなら大判振る舞いをします。

他の人のためにお金を使えるのは素敵なことですが、身近な人を優先するあまりに自分磨きなどの自分への投資を削りがちなので注意しましょう。

自分自身にお金を使う場面があれば、節約せず、たまにはしっかり使うことも大切です。

車騎星(しゃきせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「車騎星」が中央(胸)にある人の特徴は?

「車騎星」が中央(胸)にある人は、「車騎星」が持つ行動力やスピード感が強く表れます。

やらずに悩むよりも、「やってみなければ分からない」精神でどんどん実行に移していくため、時には失敗してしまうことも少なくないでしょう。

面倒見の良い「車騎星」の人にとっては、「誰もやらないことなら自分がやらなくては」という考えがあるため、先陣を切って大変な思いをしても、それが誰かの助けになるのであれば苦ではありません。

性格は素直で裏表がありませんが、すぐに血がのぼってしまうところが玉にキズ。

しかし芯が通っている強い人なので、気がつけば多くの人を率いているような天性のリーダー気質を持つ人でもあります。

「車騎星」が北(頭)にある人の特徴は?

「車騎星」が北(頭)にある人は支配欲があり、それができる能力も備わっていますが、自分が先頭を切ることはなく、他人を矢面に立たせて戦うところがあります。

しかし、根は真面目で責任感・正義感が強く、何でも1人で抱えて気負ってしまいがちです。

自分で自分を追いこむクセがあるので、自然と他人を介する戦い方になってしまうようです。

感情的になりやすいですが、一生懸命の裏返しであることを理解してくれる人がいれば、生涯の右腕として活躍してくれるでしょう。

また、働きもの性分で過労になりやすいので、健康面の管理には気を配りましょう。

ケガや交通事故にも遭いやすいタイプなので、自分で自分の身を守る意識が大切です。

「車騎星」が東(左手)にある人の特徴は?

「車騎星」が東(左手)にある人は、「車騎星」が持つ行動力がさらに強まり、働き者と評される人が多いです。

目の前にやることがあればジッとしていられない性分のため、やり切るまで動き続けますが、本人には頑張っているという自覚がありません。

人が手をつけない嫌な仕事も片づけないと気が済まないため、「車騎星」が東(左手)にある人がいるとどんなことも完了しやすく、実は周囲の人に感謝されていたり頼りにされていたりすることが多いです。

行動派なのが裏目に出て、思い立ったら急に飛び出すため、思い違いで動いてしまうことがあります。

自分のペースを乱されると感情的になるので、大事な場面では客観的な視野を持ちましょう。

「車騎星」が南(腹)にある人の特徴は?

「車騎星」が南(腹)にある人は周囲の言動に流されやすいミーハーな気質があります。

よく言えば素直で吸収率が良いのですが、耳に入った話が真実かどうかは見極めるようにしましょう。

ただ裏を返せば流行に敏感で、新しいものにすぐ興味を持つので最先端の知識とセンスを持つ人ともいえます。

しかしながら、悪い人に流されてしまうと道を間違う恐れがあるので注意しましょう。

貯蓄がなくなったり、生活や人生が変わってしまったりする危険性があります。

すぐに感情的になるところも、タイミングによっては環境を変えてしまう起爆剤になってしまうので注意。

冷静になって、周囲の人に流されていないか、感情的になっていないか考えるクセをつけましょう。

「車騎星」が西(右手)にある人の特徴は?

「車騎星」が西(右手)にある人は、とにかくジッとしていられず、常に動き回っているタイプです。

行動的な自分を基準に考えているので、マイペースな人を見るとイライラしてしまいがちです。

動き続けるうえ、疲れ知らずなので、必然的に働き者と評されます。

ただ、活発なぶん感情的になりやすく、衝突するとトラブルに発展しやすいところがあるので気をつけましょう。

結婚をするなら、「車騎星」が西(右手)にある人の猪突猛進な性格をよく理解している相手でないとすれ違いが起きてしまう可能性があります。

パートナーが他の人に癒やしを求めないよう、注意しましょう。

車騎星(しゃきせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、車騎星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、車騎星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「車騎星」が2つある人は…

人体図に「車騎星」が2つの人は、繊細な精神を持っています。

「車騎星」の行動的・感情的部分が薄く、考えてから動くタイプです。

しかし、恋愛においては「逆転変化」の気質があり、目移りしやすいところがあります。

浮気をしてしまう可能性が高く、異性関係が派手になりがちです。

一度、噂が広まると周囲の人から信用されなくなりますので、本命がいる場合や既婚の場合は誤解されないよう、他の異性とは距離を置きましょう。

人体図に「車騎星」が3つある人は…

人体図に「車騎星」が3つの人は「車騎星」が持つ実行力がかなり強まり、爆発的な行動力を持ちます。

勝負運も強く、感が冴えているので、本気を出せば何でもうまくこなせます。

スタートダッシュはいいのですが持続性がないため、すぐに飽きたり、中途半端に終わったりすることも。

静と動の時の落差が激しくなり、周囲の人はついていけない時も。

繊細な精神の気質もより強まり、涙もろく、感情で動いてしまう場面が多いでしょう。

人体図に「車騎星」が4つある人は…

人体図に「車騎星」が4つの人は感受性がさらに鋭くなります。

精神世界やスピリチュアルに興味を示し、瞑想をしたり、内に秘める自分を見つめ直して自己発見したりします。

それゆえ独特な雰囲気を放ち、周囲の人からは少し不思議な人に見られることもあるでしょう。

宗教にも興味を持ちますが、傾倒しすぎないよう注意が必要です。

自分なりの思想を持っているので、政治や情勢問題にも興味があり、それらに携わる人もいます。

【まとめ】車騎星を持つ人は思いやりが溢れる人情家

車騎星を持つ人は、人情味溢れる性格で、周囲には多くの人が集まり、頼られることが多いタイプです。

行動力があり、感性も優れているので、何でも卒なくこなせます。

そして家族愛が深いため、婚期が早く、円満な夫婦生活を続けることができます。

働き者で気配りもできるので、ストレスのないアットホームな職場なら仕事でも成功しやすいでしょう。

一方で感情的で猪突猛進なところがあるので、冷静に客観的な視野を持つようにしましょう。

「牽牛星(けんぎゅうせい)」を持つ人の特徴は?

「牽牛星」を持つ人は、「信用と気品の星」のもとに生まれてきた高潔な方です。

気位が高く、一見見栄張りのように見えますが、自分の中に譲れない強い芯がある、ブレない人です。

矜持を持つゆえに体裁や体面を気にしてしまいがちなのが玉にキズで、固執しすぎると本懐を見失うことがあるので注意が必要です。

冷静に物事を見極めて行動できるインテリジェンスな方で、規則にも忠実に従う、いわゆる官僚タイプです。

上下関係や立場などがハッキリと出る環境こそ本領を発揮するでしょう。

責任感が強く、一度任されたことを最後までやりきる根性と能力があります。

きっちり成績を残すぶん、正しく評価されることを強く望むところがあります。

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「牽牛星」の人はどんな性格の持ち主?

「牽牛星」を持つ人は、とても生真面目で几帳面な性格をしています。

持ち前のプライドの高さも手伝い、物事を途中で諦めることは最大の恥だと考えています。

それゆえ必ず成果を出したり目標を達成したりするので、周囲の人から頼れることが多く、それに応えることにやりがいを感じます。

ただ、目標達成のためには手段を選ばないドライなところがあり、それが原因でトラブルを引き起こすことがあります。

そして、気位が高いので、どんなに辛くても弱音を吐きません。

もともと冷静で落ち着いているので、感情的になることがほぼありません。

しかし完璧を求めるあまり、神経質になりすぎたり、予想外のピンチに陥ったら逃げて現実逃避したりする意外なところもあります。

誇り高く生きられるうちは成功しますが、挫折すると途端に脆くなる危うさを秘めています。

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「牽牛星」の人の恋愛傾向は?

「牽牛星」を持つ人は、プライドの高さが恋愛面でも現れます。

本当はものすごく好きなのに、それを素直に出すのは格好悪いと考えています。

自分からアプローチや告白はせず、思わせぶりな態度を取ったり、相手の気を惹くようなことをしたりして相手に告白させようとします。

しかし、実は恋愛に情熱的なタイプで、一度好きになったら一途に愛し抜きます。

表面上はクールに振る舞いますが、心の中では熱い思いが巡っています。

ドライな対応をし続けると近寄りがたくなりチャンスを逃してしまうので、時には好きな人に素直に愛情を示すことも大切です。

好みのタイプは自分と同じ高みにある人で、多くの人が評価するような容姿端麗の人や優れた才能を持つ人を求めます。

性格は重視しないため、交際後のすれ違いが多いでしょう。

「牽牛星」の人の結婚運について

「牽牛星」を持つ人は、理想像が高いため「この人」という人を見つけるのに時間がかかるので、晩婚になりやすい傾向があります。

相手のスペックや財産などを重視し、玉の輿を狙っている人も多いですが、「牽牛星」を持つ人の気位の高さを理解してくれる人でないと長続きしにくいため、相性を重視して選ぶほうが良いでしょう。

良いところも悪いところも理解しくれる相手であれば、互いを尊重し合える理想の家庭が築けます。

また「牽牛星」を持つ人は、パートナーに対しても優位に立とうとしてしまうので要注意。

相手が譲ってくれる人でなければ将来離婚の可能性も。

セックスは情熱的なタイプのため、ついてきてくれる人でないと不満が溜まりやすいでしょう。

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「牽牛星」の人の仕事運・適職は何?

「牽牛星」を持つ人は、ヒエラルキーな環境でこそ、いつか上の立場になろうと頑張るため、上下関係が激しく厳しいルールがあるような仕事で能力を発揮しやすいです。

自分の力と信念で昇り上がりたい野望があるため、チームプレーよりも個人技でアピールしても問題のない職場だと働きやすく、そうした働き方が成功するカギとなります。

なかなか昇進やキャリアアップのない仕事や、毎日同じルーティーンを繰り返す単調な仕事、協調性を重んじる仕事は合わないのでストレスを抱えやすくなります。

ただ根は真面目で几帳面なので、どんな仕事でも誇りを持てるように頑張るので比較的幅広い分野で成功しやすいでしょう。

そんな「牽牛星」を持つ人の具体的な適職は、メーカーの開発、広告関連、企画関連、化粧品会社、新聞記者などです。

「牽牛星」の人の金運・財産や貯蓄は?

「牽牛星」を持つ人は、真面目で現実主義者ですが、お金の使い方は緩く、かなりの浪費家タイプです。

欲しいものに対して糸目をつけずに買うのではなく、プライドが高く見栄張りなので自分を良く見せるための投資に使います。

自分をステータスアップさせるためにファッションやヘアスタイルにお金をかけたり、誰かといる時は高級な食事を取ったり、奢ったりします。

目につくところだけでなく、華やかさを演出するためにジムに通ったりデパコスを揃えたりと見えない部分にもお金をかけます。

一方で自宅など人目につかないところでは、質素な食事で済ましたり、適当な部屋着を着ていたりします。

見栄を張りすぎるとローンの支払いに追われ、自転車操業になってしまうので注意しましょう。

結婚や将来のために別途手をつけない貯蓄をするようにしましょう。

牽牛星(けんぎゅうせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「牽牛星」が中央(胸)にある人の特徴は?

「牽牛星」が中央(胸)にある人は、正統派なエリート思考があります。

プライドは高いですが、たとえ才能や財産があっても、それをひけらかしたり鼻にかけたりるような高飛車な言動はしません。

万人に認められるような存在になりたいという高い理想を持っているので、常識のある優等生のような振る舞いをします。

感情をコントロールすることに長け、したいことがあったり欲しいものがあったりしても、俯瞰的な視点で「今はふさわしくない」と判断すれば手を出しません。

これらの努力は実を結びやすく、地位や名誉を手に入れられるでしょう。

しかしお堅いところがあるので、柔軟な思想や変化を生み出せないことで行き詰まることも少なくありません。

「牽牛星」が北(頭)にある人の特徴は?

「牽牛星」が北(頭)にある人は、過程よりも「結果」や「実」を重視する現実主義者の傾向があります。

ここで言う「実」というのは、お金や物ではなく、気位の高い「牽牛星」が最も求めている地位や名誉になります。

ただ「牽牛星」が北(頭)にある人は「名誉の花」と呼ばれる星のもとに生まれているため、理想の名誉を手に入れると天命を迎える定めを抱えていると言われています。

そのため、夢が叶ったり、周囲の多くの人から賞賛されたりしたら、事故や病気に注意したほうが良いでしょう。

反対に注目を集めたり、賞をもらったりすることがなければ、長寿の人生となる可能性が高いです。

どちらにしても最後には欲しいものを得ることができます。

「牽牛星」が東(左手)にある人の特徴は?

「牽牛星」が東(左手)にある人は、エリート思考がさらに進み、自分のことを他者とは違う特別な存在だと思っているところがあります。

自分ではそんなつもりはないのですが、特別意識が顔を出すと、無意識に偉そうな態度を取ってしまい、周囲の人に高飛車な人間だと思われてしまいます。

そのため、第一印象は悪くなりがちです。

円満な人間関係を築くためには、特別意識を抑えて時には謙遜する術を身につけることが大切です。

ただ、根は真っすぐな人なので、気位の高さだけではない内面を知ってもらえたら、理解者が増えます。

特別意識が満たされるような地位や名誉を与えられれば、さらなるパワーが満ち溢れ、さらに成功の道へと邁進していけるでしょう。

「牽牛星」が南(腹)にある人の特徴は?

「牽牛星」が南(腹)にある人は「周囲に認められたい」という思いが「他者への献身」へと向きます。

いい人に見てもらえるよう、お世話を焼いたり、尽くしたりします。

「牽牛星」の人は基本的にスタンドプレーで輝きたいタイプですが、「牽牛星」が南(腹)にある人は、他者に尽くしたり感謝されたりすることにやりがいと楽しさを感じます。

ただ頼まれると断れないところがあるので、キャパを超えるものを抱えてしまい、1人で苦しくなってしまうので、ほどほどにしておきましょう。

人が良いように見えて自己顕示欲が強く、自分を適当に扱われたり蔑ろにされたりすることを嫌います。

やはりプライドは高いので、評価してくれない相手を嫌うこともあります。

「牽牛星」が西(右手)にある人の特徴は?

「牽牛星」が西(右手)にある人は、世間体を気にする傾向が強くなります。

自分を良く見せるために自己中心的な振る舞いをしてしまうことがあるので気をつけましょう。

この無意識の言動は、特に結婚後に現れやすくなります。

ステータスの高い家族作りのために配偶者や子供に理想を押しつけたり、ゴージャスな暮らしを装うために服や食事を豪華にして浪費したりと、無理をしがちです。

また忍耐を美徳と考えているため厳しい家庭になりやすいです。

本人にとっては家族の幸せを願ってのことですが、自分の価値観が主軸になっているため、独りよがりになっていないか、家族に堅苦しい思いをさせていないかを常に冷静に見極める必要があります。

牽牛星(けんぎゅうせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、牽牛星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、牽牛星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「牽牛星」が2つある人は…

人体図に「牽牛星」が2つある人は、安泰を優先し、手堅く生きるタイプです。

自分1人だけ突出して輝くよりも「みんなと一緒」という安定を求めます。

保守的な考え方を持っており、刺激や変化がないことを退屈と思わず、むしろ変わらない平穏に安心と幸せを感じます。

波風を立たせない生き方を好みますが、「牽牛星」の矜持は確かに持っており、決して他人に自分の人生の主導権を握らせることはありません。

人体図に「牽牛星」が3つある人は…

人体図に「牽牛星」が3つある人は、真面目な「牽牛星」の特徴がさらに強まります。

より几帳面になり、栄誉へのこだわりも強まりますが、一方で人に見せない裏の顔である怠惰な部分も顕著になり、落差が激しくなります。

またプライドも強まるため、時に周囲の人と合わず生きづらさを感じることも。

自暴自棄になって大きなトラブルを起こさなければ、生来の真面目さが良い方向に影響し比較的安定した人生を送ることができます。

人体図に「牽牛星」が4つある人は…

人体図に「牽牛星」が4つある人は、波乱の人生になる傾向があります。

特殊な能力を授かる稀有な人が多いタイプです。

特別な特徴は身体に現れる場合があり、欠陥などが出やすいとも言われています。

運勢が乱高下しやすく、平穏な人生とはほど遠いものになるでしょう。

また人体図に「牽牛星」が4つある人自身も世間についていけず、気苦労することがあります。

周囲の人から見ると浮き世離れした存在に映りやすいでしょう。

【まとめ】牽牛星を持つ人はプライドが高く真面目で几帳面

牽牛星を持つ人は、自尊心が強く、名誉と栄光が何よりの人生の成功だと考えています。

もともと能力が高く、根が真面目なので、理想を現実にする力が備わっています。

ただし、理想を追い求めるあまりに無理に背伸びをして自分を追いつめやすいので、注意が必要。

特に浪費しすぎると老後の不安に繋がります。

向上心が良い方向へ作用するよう、自分を特別視しすぎず、冷静に状況を分析し、他者の気持ちを慮ることが大切です。

「龍高星(りゅうこうせい)」を持つ人の特徴は?

龍高星を持つ人は、とても行動的でチャレンジャー、興味が湧いたら恐れず飛び込み、何事も自分で経験して学ぶという特徴を持っています。

また、あらゆる角度から物事を見つめる柔軟な思考の持ち主でもあります。

視野が広く、状況の変化に対応する能力があるため、もしピンチに陥っても臨機応変に対応し、成功をつかみ取っていきます。

新しいことにも果敢にチャレンジする意欲が高いため、独立してフリーで活躍することも多いでしょう。

ただし好きなことには時間を忘れるほど没頭しますが、興味がなければまったく関わろうとはしないため、好き嫌いに左右される部分もあります。

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「龍高星」の人はどんな性格の持ち主?

頭の回転が速く聡明な龍高星は、さっぱりとした性格の持ち主です。

思い立ったらすぐに行動するアクティブなタイプで、グズグズと悩むことはありません。

視野が広く判断力と決断力にも優れており、ダメだと思ったらサッと違う方向に進むことができる切り替え上手です。

また好奇心が旺盛で、豊富な話題と軽やかな口調で場を盛り上げます。

観察眼がとても鋭く、人の心を読み解くのが得意なのですが、さらに相手に合わせて柔軟に対応することができるなど、要領の良さとコミュニケーション能力にも優れています。

ただし「人は人、自分は自分」と割り切った考え方をしているところがあるため、人によっては「薄情な人だ」と思わせてしまうことがあるようです。

決して冷たい性格という訳ではないのですが、淡泊な性格が強く出ると誤解されやすいといえるでしょう。

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「龍高星」の人の恋愛傾向は?

普段は積極的で好感を持った相手には自分からどんどん話しかける龍高星の人ですが、恋愛が絡んでくると基本的に受け身な傾向が見られます。

友だち付き合いの延長のような関係性を好むため、恋をしてもなかなかムードある展開にならない場合が多いようです。

また、良くも悪くも諦めが早いため、片思いでウジウジと悩むようなことはしません。

どちらかというと「面倒な恋をするくらいなら友だちでいたほうがいい」というような部分があるため、恋人ができたとしても、お互いの自由を尊重するようなクールな付き合いを求めるでしょう。

同じタイプの恋人なら気持ちを分かり合えますが、恋愛に対して情熱的なタイプだと相手に寂しい思いをさせてしまうことがあるかも。

もし自分が龍高星なら相手の気持ちに寄り添うことを、相手が龍高星なら適度な距離を保つ人だと理解することがうまく付き合うポイントといえるでしょう。

「龍高星」の人の結婚運について

生まれついての自由人である龍高星は、結婚に対してやや消極的なところがあります。

情熱的に盛り上がってゴールインというよりは、付き合った年月やパートナーの要望、必然に迫られて結婚に至る傾向があります。

ただ、結婚しても家庭に落ち着くことはなく、独身時代と同じように、仕事や趣味、友人関係などを大切にします。

もちろん家庭や生活も大切にしますが、その時一番夢中になっていることが最優先されることが多いでしょう。

パートナーとの関係は対等を好み、お互いの自由を尊重するため、いつまでも若々しく友だち付き合いのような関係になります。

ただ、性的なことに関しては少し抑圧してしまいやすいタイプ、マンネリになりやすいといえるでしょう。

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「龍高星」の人の仕事運・適職は何?

龍高星は仕事において理想が高く、利益や社会的なステータスより、社会に対する貢献度が高い仕事ほどやりがいを感じます。

たとえば公務員や警察官、交通関係、建築関係など、人の役に立ち、社会に貢献できる仕事に適性があるでしょう。

また、好きな仕事であればルーチンワークでも良いですが、どちらかというと変化に富み、臨機応変な対応が求められる仕事で実力を発揮します。

知的好奇心が満たされたり、手先の器用さを存分に発揮できたりする仕事として、研究や開発関係、医療関係、常に新しい情報を得て変化を求められるコンピューター関係にも向いています。

反対に、昔ながらの体制に従わざるを得ないような組織や会社で働くのは向いていません。

つまり自由度が高く、自分の力で切り開いていくような職業に就けるとイキイキと働くことができるでしょう。

「龍高星」の人の金運・財産や貯蓄は?

龍高星はお金に対する執着が少ないため、あまり堅実に貯めるタイプではありません。

将来や安定のためにコツコツと節約して貯蓄していくよりも、レジャーや交際費で思い切って使ってしまったり、旅行や趣味、その時に没頭していることにつぎ込んでしまったり、あればあるぶん、惜しみなく使ってしまうことが多いです。

「お金は貯めるものではなく使うもの」という意識が強いので、なかなか貯金は貯まらないタイプといえます。

しかし根が真面目で行動的、何に対しても一生懸命に取り組むまっすぐな性格から、収入は途切れずに入ってくることが多いです。

特技を活かして臨時収入を得たり、副収入のチャンスを広げたり、金運には恵まれています。

困った時も、周りが救いの手を差し伸べてくれるなど人脈にも恵まれているため、本格的に生活に困ることはないでしょう。

龍高星(りゅうこうせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「龍高星」が中央(胸)にある人の特徴は?

龍高星が中央(胸)にある人は、チャレンジ精神が旺盛な自由人で、誰からも束縛されずに伸び伸びと過ごすことを好みます。

1人でいることに抵抗がなく、気ままな生活を好みます。

また、理想が高く少し夢見がちなところがありますが、ロマンチストで自分が思う方向に全力で突っ走る情熱の持ち主です。

頭で考えるよりも直感的に行動することが多く、何の前触れもなく急に大胆な行動を起こして周りをびっくりさせることも多いでしょう。

なお、心が繊細で芸術家肌、何となく浮き世離れした雰囲気を漂わせることが多いのですが、内面はとても忍耐力が高く、一度心に決めたらコツコツと取り組んでいきます。

周りなら躊躇するような夢を追い求め努力し、一気に花開いていくタイプといえるでしょう。

「龍高星」が北(頭)にある人の特徴は?

龍高星が北(頭)にある人は、生まれついての自由人でグローバルな思考の持ち主。

土地や人に対する執着が極端に薄く、気が向くままに行動する根無し草のようなタイプです。

世界すべてが自分の庭のような感覚があり、気になる場所があれば軽いフットワークで旅立ちます。

自立心が旺盛で孤独を恐れず、自分の足と実力で人生を切り開いていくことを好みます。

ピンチに陥っても持ち前の度胸と機転、経験で切り抜けていくことができるでしょう。

ただ、「人は人、自分は自分」というドライな性質が強いため、友人としては良いのですが恋愛や結婚、家庭向きではないかもしれません。

人生の目標を共有できたり、同じように行動力があったりするタイプのパートナーであれば良い関係を築くことができるでしょう。

「龍高星」が東(左手)にある人の特徴は?

龍高星が東(左手)にある人は、変化を好み自立心が旺盛、自分の実力で人生を切り開いていくことを好みます。

束縛を嫌う自由主義者、思い立ったらすぐに行動したいタイプで、どちらかというと自己中心的。

周りの目は気にせず、思うがまま、自由に動き回ることに充実感を得ます。

対人関係では、干渉されたり、束縛されたりすることは大嫌いです。

またルールや常識、何かに「従う」ということが苦手で、押し付けられると条件反射的に反発してしまうところがあります。

集団で行動しても無意識に輪を乱してトラブルを起こしてしまいがちです。

仕事をする時も会社や組織に属するよりも、特技や才能を磨き、フリーで動いたほうが伸び伸びと自分の実力を活かすことができるでしょう。

「龍高星」が南(腹)にある人の特徴は?

龍高星が南(腹)にある人は、周りに邪魔されることなく、自分のペースで我が道を歩んでいくタイプです。

「生み出す」という意識が強く、手先が器用でイメージを形にしたり、何かを作ったりすることが得意。

フットワークはそれほど軽くはありませんが、目標に向かってコツコツと地道に進んでいく集中力と忍耐力に長けており、特に音楽や絵画などアーティスティックな才能に恵まれています。

しかし、自分の中で「コレを作りたい」「表現したい」と、ハッキリとした目標や意識が絞られるまでは、モヤモヤしたり、欲求不満になったり暗中模索することが多くなりがちです。

自由に行動するのも良いですが、忍耐強く修行や経験を積むことが人生を切り開くヒントになるでしょう。

「龍高星」が西(右手)にある人の特徴は?

龍高星が西(右手)にある人は、常に意識が外に向かっているアウトドア派です。

開放的で好奇心が旺盛、閉じられた空間の中にいたり、同じ場所に座っていたりするのが苦手なところがあり、刺激や変化を求めて軽いフットワークを維持していたいタイプ。

基本的に旅が好きで遠距離、近距離、海外旅行など、さまざまな場所に出かけます。

1人旅でも全然平気で、あえて危険な地に足を踏み入れることもあるでしょう。

自由気ままに行動することが生きがいになるので、激務の勤務で家と会社の往復で1日が終わったり、結婚して身動きが取れなくなったりするとストレスが溜まってしまいます。

定期的に旅行をしたり、散歩で気分転換をしたり、家の中に留まらないことが家庭内の円満に繋がるでしょう。

龍高星(りゅうこうせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、龍高星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、龍高星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「龍高星」が2つある人は…

龍高星が2つある人は、誰かに喜んでもらったり、人のために尽くしたりすることが喜びになるお人好しタイプです。

龍高星は人と適切な距離を保つ傾向がありますが、2つ持っている人は逆に困っている人を見過ごせないことが多く、つい必要以上に手を差し伸べてしまうことが多いようです。

純粋な善意による行為ですが、場合によっては過干渉や余計なお節介になることもあります。

人に対して過剰に踏み込みすぎないよう、適度な距離を保つように心がけましょう。

人体図に「龍高星」が3つある人は…

龍高星が3つある人は、さらに龍高星の特徴が倍増し、人との距離感がかなり近くなります。

必要以上に干渉してしまったり、知人のプライベートな問題にも首を突っ込んでしまったり、相手との距離感が近くなりやすい傾向があるでしょう。

それでいて放浪癖も強くなるため、独りよがりな行動も目立つようになります。

「誰かのため」という善意から周りを動かす力を発揮する場合もありますが、トラブルを巻き起こす張本人になる場合もあるので、気をつけましょう。

人体図に「龍高星」が4つある人は…

龍高星が4つある人は、自由の度合いが強すぎて、運命そのものに翻弄されやすくなります。

自分の基盤や土台を見失い、あちこちにフラフラ彷徨う癖が出やすいため根無し草のようになってしまいがちです。

しかし悪い面ばかりではなく、フットワークの軽さを活かし、世界中を旅して活躍するような仕事に就くこともあります。

流された先でトラブルや窮地に追い込まれることもありますが、周りに救われることも多いです。

人との繋がりや絆を大切にするようにしましょう。

【まとめ】龍高星を持つ人はつかみどころがなく、自由気ままな旅人

気が向くまま、思うがままに過ごしながら、伸び伸びと過ごすことが、龍高星の人生であり目標でもあります。

軽やかでクールな振る舞いは、まさに空を舞う龍のイメージ。

広い視野を持って物事を俯瞰するからこそ、正しい方向へ進むことができるのです。

常識の枠に無理にハマろうとしなくても大丈夫です。

「龍高星」という特徴を活かし、堂々と人生を楽しみましょう。

「玉堂星(ぎょくどうせい)」を持つ人の特徴は?

「玉堂星」を持つ人は、とても好奇心が強く勉強家、頭で考えることが好きで学ぶことに対して積極的という特徴を持っています。

性質は大人しく控え目、穏やかで人当たりが良く、誰に対しても礼儀正しく接します。

新しいことにチャレンジするよりも、規律や伝統を守り、粛々と取り組むことを好む慎重派。

細かい部分にも良く気づき、丁寧に進めていくことを大切にします。

忍耐力・集中力があり、コツコツと地道な作業が得意ですが、こだわりが強く、融通が利かない一面があります。

また、細かいことを気にする傾向が強く、クヨクヨと悩んでしまうことも。

神経質で完璧主義なところもあるため、失敗やトラブルが起こると弱さが出てしまうことがあるでしょう。

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「玉堂星」の人はどんな性格の持ち主?

冷静で落ち着きのある玉堂星は、クールで合理的、無駄を嫌う完璧主義な性格の持ち主です。

頭脳明晰で「自分にとってどうしたら有効か」を冷静に判断できます。

もともと知的好奇心が旺盛で勉強家、得意分野以外のことでも博識です。

知識力、分析力ともに優れているため、頼りになるアドバイザーといえるでしょう。

内面は親切で人が良く、争い事を好まない平和主義です。

学ぶことに対してとても意欲が強く、勉強するのも好きですが、求められれば自分が持っている知識を惜しみなく披露するなど「教えたがり」なところがあります。

ただ、知識や情報に対する関心はとても高いのですが、人の心や内面に対しては無関心なところもあり、悪気なく無神経な発言をしてしまうことも。

また、合理主義なところが、相手にドライな印象を与えてしまうことも少なくないでしょう。

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「玉堂星」の人の恋愛傾向は?

「玉堂星」は普段は知的でクール、合理的で無駄なことを嫌う印象ですが、恋愛になると意外と積極的です。

初対面の相手であっても一目惚れして直感的に恋をすることもあり、複数の異性を同時に好きになってしまうことも少なくありません。

知的好奇心と同じくらい、恋愛に対しても意欲的といえるでしょう。

ただし、恋愛関係になるまでは情熱的に追いかけますが、関係が安定するとお互いの自由を尊重するタイプに早変わりします。

急に熱が冷めたような態度になることもあるため、関係が長続きしないことも…。

「王堂星」は自己中心的な恋愛をする傾向があるため、恋愛を長続きさせるならば相手の気持ちに寄り添う気配りが重要です。

また、逆に「玉堂星」を持つ人を好きになった場合も、相手の性質を理解することが長続きのポイントになるでしょう。

「玉堂星」の人の結婚運について

玉堂星は、気になったら自分から積極的にアプローチし、相手の心をつかみにいくため、恋愛がそのまま結婚まで進む可能性が高いです。

しかし、恋愛体質気味だったり、過去の思い出をいつまでも引きずってしまったりということが原因で結婚生活に暗雲が立ち込めてしまうことも少なくありません。

結婚していても、目の前に心を揺るがすような人が現れた場合、ついついそちらに意識が向かってしまいます。

もともと自己中心的なところがあるため、家庭よりも仕事や趣味、恋愛に意識を向けてしまうことも…。

安定した結婚生活を送るなら、家庭内での喜びや楽しみを共有したり、意識したりすることが大切なポイントになるでしょう。

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「玉堂星」の人の仕事運・適職は何?

玉堂星は、知的好奇心が刺激される仕事で才能・実力を発揮する仕事運が備わっています。

たとえば、教師として知識を生徒に教えたり、学者として研究、分析を行ったり、執筆作業や書籍の出版、芸術関連の仕事に適性があります。

また、歴史あるものや古風なものに対する興味が深いことから、考古学者、古美術商、伝統的古典的な職業にも向いているでしょう。

もともと収入や社会的な地位、名誉よりも、自分の好奇心が満たされるかが仕事を選ぶ基準になります。

逆にいうと、安定していても自分が楽しめる環境じゃなければストレスを感じて苦しくなってしまうでしょう。

伝統や保守的な仕事でも活躍することができますが、その中でも刺激や変化が多い仕事になるほど、経験と知識を活かすことができます。

アパレル関係やマスコミ関連、芸術、文学関係など、表現力が求められる仕事も向いているでしょう。

「玉堂星」の人の金運・財産や貯蓄は?

玉堂星は、お金に対するこだわりはありませんが、金運には恵まれているタイプです。

もともとお金に対する執着は薄く、お金の使い方もあまり上手ではありません。

たとえば生活費がわずかになっても、目の前に欲しい本や情報があればポンと買ってしまう傾向があります。

しかし、それで得た知識や情報、技術を活かして収入につなげることができるため、結果として高めの金運をキープできます。

もともと実家が裕福だったり、臨時収入が入ってきたり、何かと幸運に恵まれる星なので、大きく生活に困るということは少ないでしょう。

ただしお金の使い方に無頓着すぎると、せっかくの金運もダウンしてしまいます。

散財しないように手持ちの資金に限りをつけたり、ファイナンシャルプランナーなどを学びお金の知識を身に着けたり、経済観念を育てることが将来の自分の役に立つでしょう。

玉堂星(ぎょくどうせい)の位置は? 人体図の配置別に解説

算命学では、生年・生月・生日から1人1人に全8種類の星を割り出して『人体図』と呼ばれる、いわば“運命の縮図”のような表に当てはめていきます。

人体図には頭・胸・腹・左手・右手・左肩・左足・右足という8つの項目があり、このうち頭と胸、腹、右手と左手には、その人の個性や、各場所が指す人たちとのつながり方などが自然と表れるのです。

ちなみに左肩、右足、左足は順番に「初年期」「中年期」「晩年期」の運勢や傾向を表していて、その時代にどんな流れがやってくるのかを導き出すことができます。

このように算命学では、自分の長所や弱点をしっかり把握することが可能となるのです。

ちなみに、人体図の各部位の意味についてですが、「頭」は両親や目上の人との関わり方を表しています。

次に「右手」ですが、この部位は配偶者との関係性を表している場所であり、同時にその人の家庭でのあり方を象徴する場所です。

「胸」はその人の本質や人生観、価値観を読み解く際に欠かせない場所で、主たる性格はこの胸の星から読み解くことができます。

「左手」は友人や兄弟姉妹など、利害関係のない関わり合いの中で表に出てくる=光り輝く星です。

「腹」に出る星は、社会や目下、子どもと関わる際に表れる個性を象徴しています。

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「玉堂星」が中央(胸)にある人の特徴は?

玉堂星が中央(胸)にある人は、純粋ですが仲間意識が強く、身内が一番になりやすいタイプです。

根は優しく素直で、身内に対してはとても優しく温かな態度を取ります。

世話を焼いてくれたり、何かと気を配ってくれたりするため、仲間内の中ではリーダー的な存在として慕われることが多いでしょう。

しかし、身内以外の人に対しては警戒心を抱いて冷たく接するなど、激しい「人見知り」をする一面が垣間見られます。

いわゆる悪い意味でのグループ意識が強く、内と外に対する態度が違う傾向が目立つタイプでもあります。

伝統や規律、仲間内のルールなどを守る気持ちが強いのですが、同じような価値観の中にいることで世界が狭くなりがち。

外の世界に出て揉まれていくことで人間性が磨かれていくでしょう。

「玉堂星」が北(頭)にある人の特徴は?

玉堂星が北(頭)にある人は知的好奇心がとても強く、学業や研究によって大成するタイプです。

もともと勉強意欲が強く、学ぶことに対して積極的。

社会人になっても大学に編入したり、カルチャーセンターやセミナーに参加したりと学びの姿勢を大切にするため、知識が副収入や本業として役立つことも多いでしょう。

ただ幼い頃は成績に表れないことも多く、高校や大学、社会人になってから才能が花開いていくという大器晩成型です。

また、やや自己中心的な思考が目立ちやすく自意識が肥大しやすい傾向もあります。

謙虚さを忘れず、何を求めていくのか、しっかりと的を絞って学ぶことやキャリアについて意識することが大切です。

そして調子に乗りすぎないようにすれば成功を手に入れることができるでしょう。

「玉堂星」が東(左手)にある人の特徴は?

玉堂星が東(左手)にある人は、知性と手先の器用さ、技術の才能で大成するタイプです。

物事に対する探求心とこだわりが強く、一度決めたらコツコツと堅実に取り組んでいく粘り強さの持ち主です。

特に伝統や規律、ルールを守るという意識が強く、枠から大きく外れることはしません。

謙虚さや忍耐強さがピカイチなので、伝統芸能や技術的な分野で才能を発揮することができるでしょう。

対人関係では論理的思考が強く、あまり相手の気持ちに寄り添うことはしないため、冷たい印象を与えることがあります。

自己中心的な行動も目立ちやすく、トラブルを起こしてしまうことも少なくないようです。

人と接する時は、立ち振る舞いや発言、行動に気を配るように心がけると良いでしょう。

「玉堂星」が南(腹)にある人の特徴は?

玉堂星が南(腹)にある人は、勉強熱心で理想に向かって突き進む情熱タイプです。

自分自身に対してもそうですが、特に子供に影響が現れやすいという特徴があります。

もともと向上心が強く虚栄心も強いため、見栄のために情熱を燃やしてしまうことも。

学ぶことの喜びや楽しみよりも、社会的なステータスを得るためや、周りに対する見栄に向かって無理をしてしまう傾向があります。

夢中になると客観的な判断ができなくなり、自分の欲求を周りに押しつけてしまいやすいので注意が必要です。

基本的には母性本能が強く、「相手のため」に没頭してしまうのですが、悪い方向に進むと過干渉や依存になってしまいます。

特に子供を持った場合は、自分の理想を子供に押しつけないように注意しましょう。

「玉堂星」が西(右手)にある人の特徴は?

玉堂星が西(右手)にある人は、正しさを求めて理想的な生活を目指す清廉タイプです。

とても良心的で曲がったことをせず、伝統的な美しさや規律、ルールを大切にする真面目な性質です。

どんな時でも落ち着いた態度を崩さず、理論的かつ合理的な判断を下します。

知的で博識、礼儀作法にも厳しいタイプですが、あまりに正しすぎて堅苦しい印象を与えてしまうことも少なくありません。

また自分の正義を相手に押しつけてしまうところがあるため、周りから嫌煙されてしまうこともあるようです。

客観的に物事を見ているようでも、意外と自己中心的なものの見方をしている場合があります。

相手の主張を理解しつつ、穏やかにコミュニケーションを取り、理解を深めることが円満のポイントになるでしょう。

玉堂星(ぎょくどうせい)を複数持っている場合の特徴を解説

ここまで、人体図の場所別に、玉堂星を持つ人の特徴について、解説しました。

それでは、玉堂星が人体図に複数ある場合、どんな特徴があるのでしょうか?

人体図に「玉堂星」が2つある人は…

玉堂星が2つある人は、正義感が強く、正しさにこだわり融通が利かないところがあります。

玉堂星は知性や学びの星ですが、2つ持つことで特徴が強調されます。

「正しさ」や「常識」にこだわってしまうことが多く、意見の違いや柔軟さを受け入れられず周囲とトラブルを起こしてしまいがちです。

また自己中心的な考え方にも拍車がかかるため、なかなか考えを改めることが難しいでしょう。

自分の特徴を把握し、受け入れる姿勢を意識することが開運につながります。

人体図に「玉堂星」が3つある人は…

玉堂星が3つある人は、我が道を突き進む頑固者の傾向が強くなります。

自分が得てきた知識や情報にこだわり、新しいことを受け入れることが難しくなるようです。

また、生まれ育った環境や地域性などにも影響されやすく、無意識に自己中心的な振る舞いをしてしまうことも少なくありません。

付き合いが浅いうちは人当たりが良いため慕われても、深い付き合いになると相容れられなくなり、人が離れてしまうことも…。

意識的に価値観を柔軟にすることが開運ポイントになるでしょう。

人体図に「玉堂星」が4つある人は…

玉堂星が4つある人は、物理的に身動きが取れない状況に陥りやすい運気です。

人生の中で誰とも触れ合わないような空白の時間が生まれやすい「拘束の運」を持っています。

たとえば長期療養や引きこもりなど、周囲から隔離されるような状況になりやすくなります。

自己中心的な考えや行動がトラブルや隔離の原因になる場合が多いので、自分から周りに歩み寄り、受け入れる姿勢を持つことが重要です。

自分の将来のためにも、前向きに世間と関わるように意識していきましょう。

【まとめ】玉堂星を持つ人は頭脳明晰でクールな学者肌

玉堂星を持つ人は、知識や頭脳をフルに活かせば、自分の人生だけではなく周囲にも幸福をもたらすでしょう。

しかし、自分の才能や知性に溺れてしまったり、自己中心的な考えを抱いてしまったりすると、周りとの壁が生まれてしまいます。

王堂星を持つ人は、謙虚な気持ちを意識することで豊かな人生を送ることが可能です。

また王堂星を持つ人と接する場合は、相手のこだわりを理解することを意識してみてください。

お互いの理解を深めることが円満な関係を築くポイントといえるでしょう。