

石川県に引っ越してきて1か月半が経ちました。

とはいえ石川にいるのは月の3分の1なので、15日間石川県を堪能しています。
住居を山間部の小さな集落に構えたので、非常に静かでゆったりした時間を過ごせています。
私は元々福井の田舎出身なので、昔に帰ったようで本当に嬉しい。自然の多いところにいると体も楽ですし、感性も敏感になる気がしています。
そして私が石川にいるときに何をしているかというと、、、
主にDIY(日曜大工の方)をやっています。

作っているのは2~5歳の子供向けのキッズスクール(認可外保育園)のセンターハウスです。
センターハウスとは、子供たちが集会や休憩をする場所のことなんですが、我々のスクールは園舎では遊ばず、基本的に毎日自然の中で遊ぶので、朝集合して、帰りに集まる場所が必要になるのです。
キッズスクールの正式オープンは来年の4月を予定していますが、今年の9月1日からプレオープンして、見学や体験入園を受け入れているので、それに合わせて全国から仲間を集めて汗をかきかきDIYやっていました。

物置になっていた古民家を改装していて、当初はボロボロでも松下村塾のような場所になってほしいと思いを込めてやっていましたが、協力してくれる仲間(大工や建築士)のレベルが高くて、期待以上のセンターハウスができてきています。


これができたら、次はその近くにコワーキングスペースを作ります。私は子供が小さいうちはなるべくお母さんと一緒にいる時間が多い方が子供の発育にはいいと考えています。
一方で働く女性の応援もしたいと考えていたので、お母さんが仕事もしながら子育てできる環境を作りたいと考えていました(自分の息子と妻のためにも)。
我々のキッズスクールは下のイラストにあるように、スクールとコワーキングカフェ(職場)が隣接していますから、お母さん(お父さん)は朝子供をスクールに連れてきたら、隣で仕事ができます。お昼を子供がセンターハウスで食べるときは、一緒に食べることも容易です。また、午前中もしくは午後だけ子供と一緒に冒険(自然遊びのこと)に行くこともできます。

仕事が溜まっているときは仕事に専念し、余裕があるときは子供と自然の中で冒険をする。こんな環境を作りたいとずっと考えていました。
コワーキングカフェを利用する方が増えたら、私はここで勉強会を開いていきます。
テーマは、教育、ビジネス、資産形成、食と健康、まちづくりなどを考えています。これまで培ってきたネットワークで講師は全国からお招きします。
そして、気の合う仲間ができたら、一緒にスタートアップをやったり、まちづくりの提案をしたりしたいと考えています。
そうして大人が学び、考え、アクションをとる姿を子供たちに見せていくことを一番の教育にしたいと思います。
私は世界の先進的と言われる学校をたくさん見てきて、そこに日本人のご家族が移住しているのを見てきました。なぜ移住したのかと聞くと、「日本の教育では駄目だから」とおっしゃいます。詳しく聞いていくと、うなずけることばかり、、、。
残念なのは、そうして日本の教育の問題に気付いた人が、日本を出て行ってしまうことです。
私も20代の頃から日本の教育の問題には気づいていて、それで政治の世界に入りました。
あれから20年が経って、日本中、さらには世界数十か国を回って、今やっと石川県の加賀市でスモールスタートを切ることができました。
私が理想とする教育の一番の「実験台」(言葉はよくない?)は自分の息子です。

私が彼に望むのは、「世の中の役に立つ人になること」です。
お勉強ができることやお金をたくさん稼ぐことは重視しません。
世の中の人を幸せにできる力を身につけてほしい。
それが私が彼に望むことです。

そのために、自然の中で体と心と脳を育み、面白い大人とたくさん出会って、いろんな挑戦をし、いろんな失敗をしてほしいと思います。これは我々のキッズスクールに来てもらうすべての子供たちに私が望むことでもあります。
人を幸せにする人は自分も幸せになれる
私はそう信じています。この思いに賛同してもらえる方は是非加賀市にきて、一緒にスクールづくりやコミュニティーづくりをしてください。
学校を作り、仕事を作り、仲間を作っていきましょう。
それは今すぐ難しいという方は、ぜひ我々の無謀にみえる挑戦を応援してください。
11月の末まで、キッズスクールとコワーキングカフェを作るためのクライドファンディングをやっています。
https://synergy-crowdfunding.com/projects/view/81
加賀の取り組みがうまく作れれば、それは皆さんの町でもできる可能性があります。今は自分とはつながらないかもしれませんが、私はいずれ皆さんのお役に立ちたいと思ってこのプロジェクトを進めています。
その気持ちがなければ、私も海外に移住していたかもしれません。私の想いに皆さんの気持ちを少し乗せてもらえたらうれしいです。この記事をシェアする
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神谷宗幣 (かみや そうへい)イシキカイカク株式会社 代表取締役
参政党 事務局長
龍馬プロジェクト全国会 会長
予備自衛官 三等陸曹
昭和52年福井県生まれ。関西大学文学部・関西大学法科大学院卒業。
21歳の時、1年間海外で生活し、外国の若者と交流する中で「日本人に生まれたことの感謝」と「思考停止している日本の若者への問題意識」に目覚める。20代は高校で「英語と世界史」を教え、実家の食品スーパーの倒産を経験することで、教育の課題と地方経済の疲弊を実感する。
政治からのアプローチで「日本の若者の意識を変える」ことを目指し、2007年に29歳で吹田市議会議員に初当選。市議は2期6年、吹田市議会の副議長まで務め、2012年議員辞職して衆議院議員選挙に自民党から挑戦するも落選。
2013年に株式会社を設立。インターネットチャンネル「CGS」を開設し、政治や歴史、経済をテーマに毎日番組を配信し、若者の意識改革に努める。また、日本人の意識改革のための海外研修及びセミナーや、「CGS」とリンクした「歴史」「主権者教育」「キャリアデザイン」「政治のしくみ」などをテーマにした講演は、若い世代を中心に多くの支持を得ている。令和2年、「参政党」を結党し、世の中の仕組みやあり方を伝えながら、国民の政治参加を促している。
執筆活動も行い、主な著書として「大和魂に火をつけよう」(青林堂)「坂本龍馬に学ぶ「仲間をつくる力」(きずな出版)「子供たちに伝えたい「本当の日本」」(青林堂)などがある。