プライマリーバランスは20年も前に主流だった

[片山財務大臣の財政論]

[片山財務大臣の財政論] 財務省が掲げるプライマリーバランスは20年も前に主流だった財政規律の指標。 既に世界の潮流ではない。 そもそも、財務省の歳入歳出を指標として投資する投資家など存在しない。 新しい財政規律の指標 政府純債務/GDP これが片山財務大臣が目指す新たな財政規律の指標。 さらに財政規律が遵守され国債を発行する余裕がある状況か。それを示すのがドーマー条件。 ドーマー条件 経済成長率(比較)国債金利 現在の日本は… 経済成長率4%>国債金利1.65% 経済成長率が国債金利を上回っており、新規国債発行も十分に余裕がある状況。 よって高市政権は野放図に財政出動するわけではなく、常にドーマー条件を監視し、財政規律を維持した上で国債発行することを市場に説明し信任を得る必要がある。 が、これは今や他先進国で常識。 歳入歳出ガー プライマリーバランスガー 財源ガー オールドメディアの記者(特に日経)は、これしか言えないが、単純に時代に取り残された頭が○い方たちなので、国民は無視するに限る。 #ドーマーの定理 #ドーマー条件

プライマリーバランス(PB)とは、社会保障や公共事業などの「政策的経費」を、その年の税収や税外収入などの収入でどれだけ賄えているかを示す財政指標です。PBが黒字なら、借金に頼らずに政策的経費をまかなえている状態を意味し、赤字は借金でまかなっていることを示します。日本のPBは長年にわたり赤字が続いています。 

プライマリーバランスのポイント

  • 「税収等」と「政策的経費」の収支
    • 歳入: 税収や税外収入など、国債の借入金を除いた収入。
    • 歳出: 社会保障や公共事業など、政策に必要な経費(国債の利払いや償還費を除く)。
  • 財政健全性の目安
    • 黒字(プラス): その年の税収だけで、政策的経費をまかなえている状態。財政が健全であることを示します。
    • 赤字(マイナス): 国債の発行など、借金に頼って政策的経費をまかなっている状態。赤字が続くと、借金が積み重なります。 

日本のプライマリーバランスの現状

政府はPBの黒字化目標を掲げた時期もありましたが、達成が困難な状況にあります。 

日本のプライマリーバランスは赤字であり、財政赤字の状態が続いています。

赤字を解消するためには、支出を抑制するか、歳入を増やす(増税など)必要があります。

プライマリーバランスとは、社会保障や公共事業をはじめ、様々な行政サービスを提供するための経費を、税収等で賄えているかどうかを示す指標で、2024年度の予算では、歳入が78兆円なのに対し、歳出が86兆円と8兆円の赤字となっている。歳入のうち国債費が35兆円だがこれは新たな借金。78兆円しか税収がないが、利払い費が27兆円。利払い費を除いた歳出が86兆円。なので8兆円赤字。