

自己との対話と再始動の年
「律音」とは、干支が一致する年に訪れるもので
特に「自分自身の核」にフォーカスする時期とされています。
この年は、自分の中でいつも以上に内省的になり
心の奥底にある真実を見つめ直す時間が流れます。
普段の生活の中では、どうしても周囲の期待や日々の流れに流されてしまいがちですが、律音の年は自分の内面に目を向け、何を本当に求めているのかを考える絶好のタイミングです。
いわば「自己再発見」の年とも言え
今まで表面に見えていなかった潜在意識に眠る想いを解放することが求められているのかも。。。
それこそ「自分の使命」について
光が見えてくる時期でもありそうです。
命式に律音があると、自分の中にもう1人自分がいるようなもの。
つまり、1人で2人分のパワーを発揮するポテンシャルがあるということです。
この律音は60年に1度巡る運気。
とても大切な転機の時期でもありチャンスの年でもあります。
律音の年に起こりやすい変化と学び
日柱が律音の年には
以下のような内面的な変化や気づきが訪れやすくなります。
- 自己の核への気づき:律音は自分の「核」にフォーカスする年であるため、これまで無意識に抑えていた感情や価値観に気づかされることが増えます。例えば、「これまで頑張ってきたのに何か違う気がする」といった感覚や、「本当にこれが自分の望んでいることなのか」という疑問が湧きやすくなります。
- 過去の清算と整理:過去に起こった出来事や未解決の感情に向き合うタイミングでもあります。特に、「乙巳」のような木のエネルギーを持つ干支は、新たな成長を求める性質が強いため、律音の年には過去を清算し、新たな土台の上で次のステージに進む準備が整うのです。
- 物事への理解が深まる:律音の年に入ると、自分自身の本質や価値観に対して理解が深まり、これまで表面的に捉えていたものがより深く実感として感じられるようになります。たとえば、人間関係についても「なぜこの人とは距離を感じるのか」「どうしてこの人には心地よさを感じるのか」といった点が明確に分かり始めるかもしれません。
律音の「再始動」のエネルギー
律音には
過去の流れを受けて新たに「再始動する」ためのエネルギーが強く作用します。
もしも過去に諦めた夢や目標があるのであれば
この年にもう一度挑戦してみる価値があります。
律音の年に始めたことは
通常よりも深い満足感や充足感を得られやすく
将来の成果に繋がりやすいとされています。
「乙巳」の律音が持つ特別な意味
「乙」は草木が芽吹く柔らかいエネルギー
「巳」は成長と知恵を象徴する動きのあるエネルギーです。
この二つが結びつくことで
内面から外へと成長しようとする活力と
自分の感覚や考えを形にする力が強まります。
特に「乙巳」の律音を迎える年は
自分の内にある思いを行動に移していくことがテーマとなります。
これまで心に留めてきたアイデアや
考えを実際に実行に移すことで
新たな道が開けていくかもしれません。
また「巳」のエネルギーには
「知恵」や「変革」を示す力があるため
直感的に今までの自分のやり方を見直すような動きが促されます。
自分にとって何が一番自然で
何が不要なものなのか
そんな問いを持ちながら
少しずつ行動をシンプルにしていくことが
より強い信念や集中力を呼び込むでしょう。
律音の年に心がけるべきこと
律音の年に注意しておきたいのは
「自分のリズムで進む」という姿勢。
律音は自分自身と対話する年ですから
人からのアドバイスや影響よりも
自分のペースを大切にして
自身の声に耳を傾けることが重要です。
人からのアドバイスが必ずしも今の自分に合うとは限りません。
律音の年に限っては
外部の期待やプレッシャーよりも
内側から湧き上がる自分の欲求や感覚を優先して
自由に進んでいくことが大切。
直感や湧き上がる感情が貴方の声ということに向き合っていく
また、律音の年に自然と浮かび上がってくる
「疑問」や「違和感」も無視せず
しっかりと感じ取りましょう。
自分がどのように感じているのか
何に違和感を覚えているのかを意識化することで
自分にとっての本質的な価値や
自分が本当に望んでいる方向が見えてくるのです。
たとえば
「この環境で本当に満足しているのか」「この関係性は私を成長させているのか」といった疑問が浮かんだ際には、無理にポジティブな面を見つけ出すよりも、その感覚を信じて、一歩距離を置くことも有効です。
自分自身に嘘をつかないこと。ごまかさない。
人の目を気にする必要がなく
ありのままで生きていいと自分を解放することも勇気の1つ。
自分が最も心地よいと感じる生き方を選び
シンプルに自分らしさを貫くことが律音のエネルギーに合っています。
やりたくないことは無理に受け入れず
本当にやりたいことだけに集中する。
これが律音のエネルギーを高めてくれて、充実感が増していきます。
