「進次郎は素晴らしい,進次郎で確定!」 との報道が惨たらしく氾濫 ついてはこれら報道がウソである事 そしてそんなウソがまかり通る理由を 社会科学的に分析しました 要は裏で巨大権力が蠢いているのです… 欺されぬ様ご注意下さい! https://foomii.com/00178/20240911133105129044
【ウソが満載・進次郎推し報道】「権力」に忖度するメディアが作り上げる,小泉進次郎総理を既成事実化する「きな臭い空気」.是非とも欺されないよう,ご注意を.
- 発行者:藤井聡(京都大学教授・表現者クライテリオン編集長)
- 価格:880円/月(税込)
- 2024/09/11 13:31配信の記事
当方はこれまで学界で「社会心理学」の研究を重ね,言論界で「空気の研究」を重ねて参りました.そんな当方からしてみると,今まさに,総裁選において「小泉進次郎で決まりだ!」という怪しい「空気」が,メディア各社によって意図的に作り上げられようとしている様が手に取るようにわかります. その典型的記事がコチラ;『この10月「小泉進次郎内閣」が「誕生ほぼ確」に…!その「想定閣僚名簿」を大公開する』https://news.yahoo.co.jp/articles/a6c34df9cb61c8fc5f24c1325b3044d03a0e508b この他にも進次郎が勝利がまるで既成事実であるかのように扱う記事は散見されるが,「誕生ほぼ確」とまで言い切り想定内閣まで考えているのがこの記事の特徴です. しかし, 進次郎氏が勝利する可能性は勿論ありますが,「ほぼ確」とまでは絶対に言えないのが現状です. そもそも第一次投票の半分を支配する党員党友票で,進次郎は決して一位ではなく,石破氏に水をあけられかつ,高市氏とほぼ同程度の支持しか得られていないのです.https://news.ntv.co.jp/category/politics/a98243b50183450d8bf526a1f4c5ff11 議員票でも,進次郎氏が高市氏よりも圧倒的に多くの票が得られるという見通しは全く立っていません.少なくとも今出回っている議員票についての動向調査でも,進次郎氏も高市氏も石破氏も,さほど差が付いていないという結果が示されています. つまり,「ほぼ確」とは到底言えない状況であって,今の所,石破,高市,小泉の3人が誰が勝利するかが分からない状況にあるのです.それどころか,石破・小泉の決選投票になってしまう事を嫌う麻生氏,岸田氏が,あえて高市氏を推す事になれば,高市氏の当選確率の方が高いと見込むことも可能な状況です. にも関わらず,「ほぼ確」という「ウソ」が言われるのは偏に,そう言い続ければ, 「勝ち馬に乗りたいから,小泉支持に回る議員が増える」からであり,かつ,「ほぼ確くらい,皆に支持されてるのだったら,きっと小泉さんは信頼できるのだろうと考える党員が増える」からだ と考える他に合理的な理由は見当たりません. つまり,「ほぼ確」でないのに,ウソを突いてまで「ほぼ確実」だと言う記事がメディア上で出回るのは,小泉さんを勝たせたいという「意図」が,党外のメディアにあるからなのです. とりわけ,小泉氏といえば,「小泉構文」や「ポエム小泉」と言われ,政治家としての資質に不安が大きくありましたから,その不安故に小泉支持をしない議員や党員が多かったのは事実です.しかし,「皆が小泉さんを支持している」という空気ができあがれば,「小泉さんも,実はそんなに危なく無いんじゃないか?」と判断する党員,議員が増える事になるわけです. ですから,「進次郎を勝たせたい」という「意図」を持つメディアは,小泉勝利「小泉さんの政治家としての未熟さは大丈夫だ」という空気を出すための報道を繰り返しています. その典型が「出馬会見での,知能レベルについての質問に対する切り返しが素晴らしかった!」と褒めそやす報道です.https://news.yahoo.co.jp/articles/e0cff647fdc507d0da276abfccd5f0ddfeff0634この報道のおかげで,まるで「進次郎氏は知的レベルが低いという事実がなかった」かのようになっていいます.さらには,「小泉構文」や「ポエム小泉」等と進次郎氏を批判することがやりづらい空気ができあがってしまっています. さらに恐るべき事に,学者まで持ち出して「小泉構文」がまるで正当なものであるかのように正当化する記事まで出始めています.https://mainichi.jp/articles/20240910/k00/00m/010/100000c このように,メディア各社は, ・「ほぼ確」とは到底言えないのに「ほぼ確」と言い募って小泉勝利の「既成事実化」を進め,・これまでさんざん指摘されてきた「進次郎氏の政治家としての能力不足」が無いかのような印象操作 という「虚構」「ウソ」を繰り返すことを通して,小泉に投票する議員・党員を増やそうとする「世論工作」を激しく進めている実態があるわけです. では,なぜマスメディアは,そんな小泉を勝たせるような「工作」に加担するのでしょうか? この点について,これまでマスメディアの様々な工作についての学術研究を踏まえながら,その構図仮説を描写したいと思います.(例えば,こちらを参照下さいhttps://www.youtube.com/watch?v=hxCk5sL99IM) まず,マスメディアは,スポンサーや政治権力者の影響を受けるのみならず,国内においては「財務省」,https://www.youtube.com/watch?v=vt_AFdofWMkそして海外においては「アメリカ」からの影響を直接受けることが知られています.https://www.youtube.com/watch?v=i8yJda7UKoo そして,進次郎氏は,アメリカのジャパンハンドラーの影響が強く,そして,https://gendai.media/articles/-/136813?imp=0財務省からも強烈に支配的影響を受けている政治家であることも知られています.https://www.youtube.com/watch?v=lyVTdhiBrZw しかも,進次郎氏を推薦する菅氏もまた,アメリカやグローバル企業の巨大な影響下にある政治家であることも知られています.https://www.mag2.com/p/money/1052484 以上をまとめるとこのような構図があることが浮かび上がります.