柔道男子100キロ超級の斉藤立、メダルなしに涙 一問一答

https://sankei.com/article/20240803-MEKSA7XA4ZMV3P4HYBF2PWV72I/…

「懸ける思いは段違いだった。やることは誰よりもやってきたという自信があった。こういう結果になって日本に帰れない気持ちでいっぱいだ」

ダルなしに涙 一問一答

2024/8/3 05:05

パリ五輪柔道男子100キロ超級準決勝で韓国選手に敗れた斉藤立=シャンドマルス・アリーナ(福島範和撮影)
パリ五輪柔道男子100キロ超級準決勝で韓国選手に敗れた斉藤立=シャンドマルス・アリーナ(福島範和撮影)

柔道男子100キロ超級でメダルなしに終わった斉藤立は涙を流し、悔しさを語った。

ーー今の心境は

「本当に情けない気持ちでいっぱいだ」

ーー3位決定戦は気持ちを切り替えられたか

「鈴木監督から『メダルを取ることに意味があるんだ』と言われ、頑張る気持ちが出てきたが、情けない結果だった」

ーー準決勝の敗因は

「もっと自分の間合いに引き込んだ方が良かったのかな。冷静になれていなくて、正直まだ分からない」

ーー初の五輪を終えて

「懸ける思いは段違いだった。やることは誰よりもやってきたという自信があった。こういう結果になって日本に帰れない気持ちでいっぱいだ」

ーー父への思いは

「お父さんと約束したのが五輪優勝だった。本当に勝ちたかった。4年後のロサンゼルス五輪で何が何でもやり返さないといけない」

ーー今回の結果で父は何と言うと思うか

「自分が本気で柔道を始めたのは、お父さんが亡くなったのがきっかけ。本気で柔道を熱く語ったことがないので、本当に分からない」(共同)